更新日:2026年03月24日
ピルを飲み始めるのはいつでもいい?タイミングや飲み方、効果を解説
- 低用量ピルは21日間連続で服用したあと、7日間休薬する
- 低用量ピルを飲み始めるタイミングには、Day1スタートとSundayスタートがある
- ピルを1日分だけ飲み忘れたときは、気づいた時点で前日分を服用し、当日分はいつもの時間に飲む
- ピルを飲み始めることでいつ効果が出るかは、服用目的によって異なる
低用量ピルの服用を検討しており「いつから飲み始めるの?」と気になっている方もいるでしょう。低用量ピルを飲み始める主なタイミングとして、生理初日または生理開始後の最初の日曜日が挙げられます。
この記事では、低用量ピルをいつから飲み始めるかや飲み忘れたときの対処法、飲み始めてから効果が出るまでの期間を症状別に解説します。低用量ピルの副作用についても解説するので、服用を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
低用量ピルとは?
低用量ピルとは、卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)の2種類の女性ホルモンを配合した薬です。主に避妊やPMSの治療、生理痛の緩和、肌荒れの改善などを目的として処方されます。
低用量ピルは、黄体ホルモンの種類によって第一世代・第二世代・第三世代・第四世代に分類されます。ここでは、低用量ピルの4つの分類と飲み方を見ていきましょう。
含まれるホルモンによって4つに分類
低用量ピルは、含まれる黄体ホルモンの種類によって以下の4つに分類されます。
| 分類 | 含まれる黄体ホルモン | 効果・特徴 |
|---|---|---|
| 第一世代 | ノルエチステロン(NET) | ・肌荒れの改善 ・月経困難症の改善 ・子宮内膜症の治療 |
| 第二世代 | レボノルゲストレル(LNG) | ・生理周期の安定 |
| 第三世代 | デソゲストレル(DSG) | ・ニキビの治療 ・多毛症の改善 |
| 第四世代 | ドロスピレノン(DRSP) | ・子宮内膜症の治療 ・月経困難症の治療 ・避妊目的では処方されない |
どの種類のピルが適しているかは、悩んでいる症状や服用する目的によって異なります。ピルを飲み始める際は病院を受診し、医師の処方を受けましょう。
ピルの処方を受けるには、場所や時間にとらわれずビデオチャットで診察が受けられるオンライン診療を利用する方法もあります。忙しくて病院に行く時間が取れない方は、ぜひ検討してみてください。
低用量ピルの飲み方
低用量ピルの飲み方のポイントは、以下の2点です。
- 1日1錠を決まった時間に服用する
- 21日間連続で服用する
低用量ピルは原則として21日間連続で服用し、7日間の休薬期間を挟んで再び21日間の服用を行います。低用量ピルには、21錠シートと28錠シートがあります。
21錠シートの場合は、シートの薬を飲みきったら7日間は錠剤の服用をお休みしてください。28錠シートの場合、22錠目~28錠目は薬の成分が入っていない偽薬となっており、毎日錠剤を飲み続けます。
低用量ピルを飲み始めるタイミングはいつ?
低用量ピルを飲み始めるタイミングは、原則として生理開始日〜5日以内です。生理5日以内に飲み始める理由は、卵子の成長を止められる期間であることと、妊娠していないことがはっきりしている期間のためです。
低用量ピルを飲み始めるタイミングには、主にDay1スタートとSundayスタートがあります。ここでは、それぞれの飲み方を確認しましょう。
Day1スタート
Day1スタートは、生理初日からピルを飲み始める方法です。
万が一生理初日を逃したとしても、生理開始から5日以内に飲み始め、7日間服用を継続すれば、避妊効果を期待できるとされています。妊娠を避けたい場合、7日間連続の服用が終わるまでは、ピル以外での避妊を怠らないようにしましょう。
Sundayスタート
Sundayスタートは、生理開始後の最初の日曜日からピルを飲み始める方法です。仮に生理3日目が日曜日であれば、3日目から服用をスタートします。Sundayスタートの場合、低用量ピルの避妊効果が出るまでは連続7日間の服用が必要です。
低用量ピルを服用している場合、21日間の服薬を終えた2~3日後に生理が始まります。そのため、Sundayスタートでは週末に生理が重ならないようにできるメリットがあります。
1Dayスタート・Sundayスタート以外

この記事の監修:
慶應義塾大学医学部卒業。日本形成外科学会認定専門医。 医師免許取得後、外資系経営コンサルティング企業のヘルスケア・IT領域にて従事。 慶應義塾大学医学部助教を経て、美容医療を主としたJSKINクリニック、及びオンライン診療サービス「レバクリ」監修。
<所属学会> 日本形成外科学会 日本美容外科学会(JSAPS)
※この記事は産婦人科専門医と共同で監修を行いました










