更新日:2026年04月22日

この記事の監修
慶應義塾大学医学部卒業。日本形成外科学会認定専門医。 医師免許取得後、外資系経営コンサルティング企業のヘルスケア・IT領域にて従事。 慶應義塾大学医学部助教を経て、美容医療を主としたJSKINクリニック、及びオンライン診療サービス「レバクリ」監修。
<所属学会> 日本形成外科学会 日本美容外科学会(JSAPS)
勃起力と食事には、深い関係があります。ED(勃起不全)を改善するには、バランスのとれた食事を心掛けたうえで、勃起力改善に役立つ栄養素を積極的に摂取するとよいでしょう。
本記事では、EDの改善効果が期待できる栄養素・食べ物のほか、勃起力向上をサポートするED治療薬について解説します。健康的な食事を意識することで、EDのリスクを軽減しましょう。
ED(勃起不全)の発症には、食生活が深く関わっています。血管や神経の健康を保ち、勃起力を維持するには、バランスのとれた食事をとることが大切です。
EDの原因には陰茎への血流不足があり、動脈硬化を引き起こす高血圧や糖尿病などの生活習慣病は、EDのリスクを高める原因となります。食生活が乱れていると生活習慣病を引き起こす可能性があるため、注意が必要です。
また、男性ホルモンのテストステロンは、勃起に重要な役割を果たします。テストステロンの分泌量は加齢とともに減少しますが、食生活の乱れによっても分泌量の低下を招くことがあります。テストステロンの原料となるコレステロールを制限しすぎることは分泌低下の原因となるため、極端な食事制限は避けましょう。
ED(勃起不全)の予防・改善には、栄養バランスのよい食事をとることが大切です。そのうえで、勃起力改善に役立つ栄養素を積極的に摂取することで、EDの予防・改善につながる可能性があります。ここでは、EDの予防・改善に役立つ栄養素を紹介します。
亜鉛は、勃起力の改善に役立つ栄養素です。男性の生殖機能に重要な役割を果たしており、特に男性ホルモンのテストステロンの産生に関与しています。
亜鉛が不足するとテストステロンの分泌が低下し、生殖機能に悪影響を及ぼす可能性があります。特に、精子の運動が低下することもあり、妊活を考える男性にとって亜鉛の適切な摂取は大切です。亜鉛を補うことでテストステロンの産生が正常化し、性欲や精子の活動の改善が期待できます。
亜鉛は牡蠣や豚レバー、赤身肉、ナッツ類などに多く含まれています。
ただし、亜鉛の過剰摂取は銅の吸収を妨げ、体の不調を引き起こすおそれがあります。通常の食事で過剰摂取になる心配はないとされていますが、サプリメントで日常的に摂取している方は気を付けましょう。
遊離アミノ酸の一種であるシトルリンには、NO(一酸化窒素)の生成を促進する働きがあります。シトルリンにより血管が拡張し、血流が促進されるため、ペニスへの血流が増加して勃起力が改善する可能性があります。
シトルリンを多く含む食品は、スイカ・メロン・キュウリ・ゴーヤなどです。これらの食品を意識的に摂取することで、EDの予防・改善に役立つでしょう。また、普段からシトルリンを十分に摂取しておくことで、ED治療薬の効果を助ける役割も期待されています。
アルギニンは、成長ホルモンの分泌と血管拡張を促進する役割があり、適切に摂取することで血流が改善され、勃起力の向上が期待できます。
アルギニンを多く含む食品には、アーモンド・キハダマグロ・鶏卵・高野豆腐・落花生などがあります。これらの食品を食事で意識的に摂取することで、勃起力の改善に役立つでしょう。また、アルギニンとシトルリンを一緒に摂ることで、効果が高まるとされています。
DHA(ドコサヘキサエン酸)とEPA(エイコサペンタエン酸)は、必須脂肪酸の一種で、血液をサラサラにし、血流を改善する効果があるとされています。DHA・EPAの摂取により、勃起力の向上が期待できるでしょう。また、肥満や脂質異常症などの生活習慣病の予防にも効果があるとされています。
DHA・EPAは体内で合成されないため、食事から摂取する必要があります。イワシ・サンマ・サバ・アジなどの青魚に多く含まれているため、これらの魚を積極的に食事に取り入れることで、EDの予防・改善につなげられるでしょう。
カルニチンは、アミノ酸の一種で、勃起力の改善が期待できる栄養素です。カルニチンは、ミトコンドリアに脂肪酸を運び、燃焼させてエネルギーを生み出す役割があり、脂質代謝に関与しています。
動物性食品に多く含まれているカルニチンは、特に赤身肉に豊富です。ラム肉やシカ肉などに多く含まれますが、これらを日常的に摂取するのは難しい場合もあるため、代わりに牛乳や魚などの動物性タンパク質を食事に取り入れましょう。
アリシンは、にんにくや玉ねぎ、ニラなどの辛味が強い食材に含まれる栄養素で、ED改善に役立つとされています。アリシンは、ビタミンB1と結合してアリチアミンに変化し、男性ホルモンの分泌を促すのが特徴です。
男性ホルモンは性機能を維持するために重要であり、分泌量が増えることで勃起力の改善が期待できます。ただし、アリシンの過剰摂取は胃腸障害や貧血を引き起こす可能性があるため、食事に取り入れる際は適量を心がけましょう。
ビタミンDは、ED予防や改善に関与する可能性がある栄養素です。ビタミンDの不足は糖尿病や高血圧、心血管疾患との関連性があり、ビタミンDの欠乏がED発症のリスクを高めることが示唆されています。
ビタミンDは、サケ・カレイ・干ししいたけ・卵などの食品に多く含まれ、日光を浴びることによっても体内で生成されます。食事でビタミンDを摂取するほか、日光浴を適度に取り入れることで、勃起力の向上を図れるでしょう。
ビタミンEには抗酸化作用があり、動脈硬化や血管の老化を防ぐ働きがあります。血管の健康は勃起機能を維持するために大切であり、ビタミンEの摂取は勃起力の改善に役立つでしょう。ビタミンEは、アーモンドやウナギ、アボカドなどに豊富に含まれています。
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ED治療は、「シルデナフィル」・「パルデナフィル」・「タダラフィル」などの成分を含む内服薬で行うのが一般的です。
治療の必要性について
EDは生活習慣病が原因の場合もあるため、放置せず早期に専門医へ相談することが推奨されます。
費用について
ED治療は、保険適用外の「自由診療」です。対面診療では、薬代(1錠500~2,000円ほど)の他に初診料や診察料がかかる場合があります。
ED治療は専門医への相談が不可欠ですが、デリケートな悩みであるため、通院の待ち時間や人目が心理的ハードルとなる場合も少なくありません。
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ビタミンCは抗酸化作用があるほか、亜鉛の吸収率を高める効果があります。亜鉛は男性ホルモンのテストステロンの産生に関与するため、食事の際にビタミンCと一緒に摂取することで、より効果的に亜鉛の働きを高められるでしょう。ビタミンCは、ピーマンやレモンなどの野菜・果物から摂取できます。
ポリフェノールは、強い抗酸化作用がある成分で、体内で有害な作用をもたらすフリーラジカルを除去し、血管の健康を守る働きがあります。血管が健康で柔軟性を保てれば血流がスムーズになり、EDの予防・改善にもつながるでしょう。
ポリフェノールを多く含む赤ワインには、レスベラトロールという成分が含まれており、血管を広げて血液の流れを改善する効果が期待できます。ビターチョコレートやブルーベリー、グリーンティーにもポリフェノールが豊富に含まれており、食事の際にこれらを摂取することで、勃起力改善に役立つと考えられます。
ポリフェノールはホルモンバランスを整える作用もあり、テストステロンの分泌を促すことで性機能を改善する効果も期待できるでしょう。また、ポリフェノールには炎症を抑える働きもあり、血管の炎症を減らすことでEDのリスクを下げることが期待されています。
勃起力の低下を防ぐためには、食事内容にも注意が必要です。カロリーの高い食事は肥満につながり、結果として勃起力にも悪影響を及ぼします。
特に高脂肪や高糖質の食品は控えたほうがよいでしょう。これらを日常的に食べると、体重増加の原因となり、血流の悪化を招くおそれがあります。
食事のカロリーを適切に管理するとともに、ウォーキングやジョギングといった有酸素運動を取り入れて健康的な生活を心がけることも大切です。食事管理や適度な運動は、心身の健康維持にも役立ちます。
勃起力の低下を感じている場合、食事改善のみですぐに症状を治すことは難しい可能性があります。毎日の食事に配慮しつつ、ED治療薬を服用することで、勃起力の改善を図れるでしょう。
ED治療薬は、血管拡張作用により陰茎への血液流入を促し、勃起をサポートする薬です。ドラッグストアでは市販されておらず、医療機関で受診して医師に処方してもらう必要があります。
ED治療薬を服用したい場合、病院に足を運ぶほか、オンライン診療で処方してもらうことも可能です。オンライン診療であれば自宅で診察を受けられ、処方された薬は院内処方であれば自宅で受け取れるため、通院の手間や待ち時間を削減できます。ほかの患者と顔を合わせずに治療を進められる点もメリットの一つです。
ED治療を検討している場合は、オンライン診療も選択肢として考えてみましょう。
ED(勃起不全)の予防と改善には、バランスのとれた食事が大切です。そのうえで亜鉛やシトルリン、アルギニン、DHA、EPAなどの栄養素を食事に取り入れることで、勃起力改善に役立つ可能性があります。
また、規則正しい食生活により、EDの原因となる生活習慣病の予防につながります。栄養バランスのよい食事を心掛け、勃起力の維持・改善を図りましょう。
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