更新日:2026年04月22日

この記事の監修
慶應義塾大学医学部卒業。日本形成外科学会認定専門医。 医師免許取得後、外資系経営コンサルティング企業のヘルスケア・IT領域にて従事。 慶應義塾大学医学部助教を経て、美容医療を主としたJSKINクリニック、及びオンライン診療サービス「レバクリ」監修。
<所属学会> 日本形成外科学会 日本美容外科学会(JSAPS)
勃起力回復には、ED治療薬(勃起薬)の服用がおすすめです。ED治療薬にはバイアグラやレビトラなど複数の種類があるため、期待する効果や価格、副作用などを考慮して選択しましょう。
この記事では、ED治療におけるED治療薬の必要性やED治療薬の種類について解説します。ED治療薬の選び方や入手方法なども紹介するので、勃起力にお悩みの方はぜひ参考にしてください。
EDとは「Erectile Dysfunction」の略語で、日本語では勃起不全や勃起障害と訳されます。性交時に十分な勃起が得られなかったり、勃起を維持できなかったりする状態のことです。
EDは原因ごとに器質性ED・心因性ED・薬剤性ED・混合性EDの4種類に分けられます。
器質性EDは、血管や神経の障害が原因となって引き起こされます。特に血流の悪化によるものが多く、ED治療薬を服用して血液循環をサポートすることで、EDの改善が期待できます。
性行為に対する不安や緊張が原因となっている心因性EDの場合は、ED治療薬で勃起力を得て成功体験を積むことで、不安や緊張の緩和が期待できるでしょう。薬剤性EDでは、EDの原因となる薬剤の減薬・変更、もしくは内服中の薬と併用可能な場合はED治療薬の服用により、EDの改善が期待できます。
脳が性的刺激を感知してcGMPという物質が出ることで、陰茎内部の組織である海綿体に血液が流れ込み、勃起が起こります。
しかし、cGMPはPDE5という酵素によって分解されます。そこでPDE5を阻害するED治療薬を服用すると、cGMPの量が増えて海綿体への血流を増やせるため、勃起を促せます。
ED治療薬の主な効果は、以下のとおりです。
ED治療薬を服用した際、性的興奮がないと勃起しません。勃起するには脳が性的刺激を感知する必要があり、ED治療薬は性欲増進剤ではない点に注意しましょう。
個人差があるものの、ED治療薬の服用により副作用が出ることもあるため注意しましょう。主な副作用は、ほてりや動悸、頭痛、目の充血などです。これらの副作用は、ED治療薬の血管拡張作用に起因します。
副作用の症状は基本的に時間の経過とともに落ち着きますが、長時間続く場合は医師に相談してください。
ED治療薬には、併用禁忌薬や併用注意薬があります。併用することで、副作用が強く出たり、効果が弱まったりする恐れがあるため、現在服用している薬がある場合は、受診時に医師に伝えましょう。
ED治療薬の主な併用禁忌薬は、以下のとおりです。
主に心臓病や肺高血圧症に使用される
ED治療薬と併用することで、低血圧や不整脈などの症状が現れる恐れがあります。
また、主な併用注意薬は以下のとおりです。
効果や副作用が強く現れたり、効果が弱まったりする場合があります。
精力剤とは、疲労回復・栄養補給・体力増強を目的とした健康食品やサプリメントです。主にニンニクやマカ、亜鉛、ビタミンなどが配合された商品が多く、滋養強壮剤や精力増強剤と呼ばれることもあります。
ED治療薬と精力剤の相違点は、EDへの直接的な効果の有無です。ED治療薬は、医学的な根拠に基づいて勃起力を高める効果があるとされています。
精力剤は、あくまで健康をサポートするためのもので、勃起力を直接的に改善する効果はありません。勃起力改善を目指すのであれば、医療機関を受診してED治療薬を処方してもらいましょう。
記事を読んでEDの治療に関心を持ったものの、こんな不安やお悩みはありませんか?
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ED治療は、「シルデナフィル」・「パルデナフィル」・「タダラフィル」などの成分を含む内服薬で行うのが一般的です。
治療の必要性について
EDは生活習慣病が原因の場合もあるため、放置せず早期に専門医へ相談することが推奨されます。
費用について
ED治療は、保険適用外の「自由診療」です。対面診療では、薬代(1錠500~2,000円ほど)の他に初診料や診察料がかかる場合があります。
ED治療は専門医への相談が不可欠ですが、デリケートな悩みであるため、通院の待ち時間や人目が心理的ハードルとなる場合も少なくありません。
オンライン診療とは、スマホやPCを使い、ご自宅など好きな場所から医師の診察を受け、お薬を配送してもらえるサービスです。従来のED治療におけるします。
ここでは、主なED治療薬について解説します。
| バイアグラ | レビトラ | シアリス | |
|---|---|---|---|
| 勃起の強さ | 強い | とても強い | マイルド |
| 効果の持続時間 | 3~5時間 | 4~8時間 | 30~36時間 |
| 効果が現れるまでの時間 | 30分~1時間 | 15~30分 | 30〜60分 |
| 副作用 | 出やすい | 出やすい | 出にくい |
| 食事の影響 | 受けやすい | やや受けにくい | 受けにくい |
| 成分 | シルデナフィル | バルデナフィル | タダラフィル |
| 料金相場 | 25mg:1,300~1,800円 50mg:1,800~2,200円 ※先発医薬品の場合 | 10mg:1,000〜1,700円 20mg:1,400〜1,800円 | 10mg:1,500~1,800円 20mg:1,700~2,100円 ※先発医薬品の場合 |
後発医薬品(ジェネリック医薬品)の場合、先発医薬品に比べて安価で入手できます。
ED治療薬の料金は病院によって異なるため、事前にWebサイトなどで確認するとよいでしょう。
バイアグラは、世界中で使用されているED治療薬です。米国の製薬会社ファイザーが1998年に販売した薬で、日本でも多くの病院で処方されています。
バイアグラの有効成分はシルデナフィルです。バイアグラの効果が出始めるのは服用してから30分〜1時間程度で、持続時間は約3〜5時間です。
レビトラは、ドイツのバイエル薬品が2004年に発売したED治療薬です。バイエル薬品のレビトラは2021年に販売中止となり、医療機関で現在処方されている薬は、後発医薬品のレビトラジェネリックとなります。
レビトラの有効成分はバルデナフィルで、バイアグラよりも即効性に優れている点が特徴です。効果は服用後15分程度で現れ、持続時間は約4〜8時間となっています。
シアリスは、副作用が出にくいほか、食事の影響を受けにくいのが特徴です。
シアリスに含まれる有効成分は、タダラフィルです。服用してから効果が現れるまでに30〜60分ほどかかりますが、効果の持続時間が約30〜36時間と非常に長いのが特徴です。
勃起力の強さや効果の持続時間、効果が現れるまでの時間、副作用、価格などは、ED治療薬の種類によって異なります。それぞれの特徴を押さえ、自分の状況に合わせて選びましょう。
<価格の安さで選ぶなら:バイアグラ>
バイアグラは、ほかのED治療薬と比べると低価格で入手できます。
<勃起力で選ぶなら:レビトラ>
ED治療薬の中で強い勃起力を誇るのが、レビトラ20mgです。ただし、副作用が出やすい薬でもあるため、医師と相談して決めましょう。
<即効性で選ぶなら:レビトラ>
効果が現れるまでの時間の短さで選ぶのであれば、レビトラがよいでしょう。服用後15~30分ほどで効果が現れ始めます。
<効果の持続時間で選ぶなら:シアリス>
効果の持続時間の長さを求める場合、30~36時間ほど持続するシアリスを選ぶとよいでしょう。効果の持続時間が長ければ、服用するタイミングもあまり気にしなくてよい点がメリットです。
ここでは、ED治療薬を服用する際のポイントを6つ紹介します。
ED治療薬を飲む際は、錠数や飲み方を守ることが大切です。ED治療薬を服用できるのは1日1錠までで、水またはぬるま湯で服用します。医師の説明を聞き、正しい用法でED治療薬を服用しましょう。
ED治療薬の成分を体が吸収しやすくするためには、空腹時に服用することが理想的です。ED治療薬の効果が現れ始めたら、成分が吸収されたことになります。
空腹時の内服がおすすめですが、食後も服用できます。ただし、食後に服用したい場合は、消化されるまでの2時間程度は時間を空けるようにしてください。
グレープフルーツ果汁の摂取は、ED治療薬の服用当日は控えるようにしてください。グレープフルーツ果汁には、薬の代謝を抑える働きのあるフラノクマリンという成分が含まれています。薬がフラノクマリンにより代謝されないと、薬の成分が体内に残って効果が強く出すぎたり副作用が出たりする恐れがあるため注意しましょう。
なお、グレープフルーツ果汁は、果実だけではなく濃縮還元されたジュース・ゼリーにも含まれます。ED治療薬の服用当日は、それらの摂取も控えるようにしてください。
ED治療薬を服用する際は、お酒を飲み過ぎないようにすることも大切です。アルコールは、適量であればリラックス効果を得られることから、勃起によい影響を与えるとされています。しかし、お酒を飲み過ぎると神経の働きが鈍くなって勃起しづらくなる恐れがあるため、注意しましょう。
基本的にED治療薬は、脂肪分との相性がよくありません。薬の成分は腸内から吸収されますが、脂分が腸壁に付着すると成分の吸収が抑えられてしまい、効果が十分に発揮されないためです。
ED治療薬を服用する場合、食事は脂質を抑えることを意識しましょう。
ED治療薬を入手するには、医師の処方が必要です。ここではED治療薬の入手方法について解説します。
ED治療薬は、医師による処方が必要な医療用医薬品です。そのため、病院で診察を受ける必要があります。ドラッグストアでは買えないため、注意しましょう。
仕事が忙しくて病院に行く時間がとれない場合は、オンライン診療をご検討ください。オンライン診療であれば、スマートフォンやパソコンを使って自宅で診察を受けられます。通院の手間を削減できるほか、待合室で長時間待つ心配もないことがメリットです。
海外通販サイトでED治療薬が販売されていることがあるようですが、通販サイトでは買わないようにしましょう。海外通販サイトで販売されているものは、偽造品や粗悪品の可能性があります。健康被害のリスクがあるため、ED治療薬を服用したい場合は医師の診察を受けて処方してもらいましょう。
ED治療薬には、バイアグラやレビトラ、シアリスなどがあります。それぞれ勃起力の強さや効果の持続時間、効果が現れるまでの時間、副作用、価格が異なるため、自身が求める効果や金額などを考慮して選びましょう。
ED治療薬は、ドラッグストアでは購入できません。ED治療薬を入手するには、医師の処方が必要です。通院する時間がない、人目を気にせず受診したいという場合は、オンライン診療を検討してみてはいかがでしょうか。
レバクリでは、ED治療薬のオンライン処方を行っています。オンライン診療では場所や時間にとらわれずにビデオチャットで診察が受けられ、処方された薬は自宅など好きな場所に届きます。診察料は無料なので、ぜひご予約ください。
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