更新日:2026年05月26日
お役立ち情報
授乳の悩みを抱えるお母さんたちへ、温かいサポートを届けている団体をご紹介します。この記事では、すべての赤ちゃんの健康を守るための情報提供や、お母さんたちが安心して話せる”つどい”、1対1の相談、そして傾聴や共感をベースにした実践的なコミュニケーション講座の取り組みについて解説します。日常の子育てから支援の現場まで幅広く役立つ、寄り添いの心にあふれた活動に興味のある方はぜひチェックしてみてください。
▲画像提供:特定非営利活動法人ラ・レーチェ・リーグ日本
NPO法人ラ・レーチェ・リーグ日本は、日本で約30年にわたり、赤ちゃんと授乳に関する支援の活動を続けてきました。その根底には、すべての赤ちゃんの健康を守り、母乳で育てたいと願うお母さんを支えたいという強い願いがあります。たとえば、乳児用ミルクなどの不適切なマーケティングを規制するWHOの「母乳代用品のマーケティングに関する国際規準(WHOコード)」を支持し、お母さんたちが商業的な影響を受けずに、信頼できる適切な情報が届く社会づくりを目指しています。 また、「完全母乳」という言葉が与える影響について考えるなど、一人ひとりの気持ちに配慮した支援を大切にしている点も特徴の1つです。悩みや経験を安心して話し合える場“つどい”を全国各地やオンラインで開催し、LINEやメールなどを窓口に無料相談も行っています。このように、同団体では、お母さんが周囲の意見に振り回されず、自分と赤ちゃんに合う方法を見つけて自信を持って子育てに向き合えるよう寄り添い、支えています。
▲画像提供:特定非営利活動法人ラ・レーチェ・リーグ日本
「コミュニケーションスキル講座(CST)」は、子育て中のご家族や子どもたちが、周囲から温かいサポートを受け取れる社会を目指すための講座です。この講座では、悩みを抱える人にアドバイスをするのではなく、相手の心に寄り添い、適切なサポートや相手を尊重した対話ができるようになるためのスキルを学ぶことができます。医療従事者や保育士などの専門家から、子どもや家族との関わり方に活かしたいお母さんやお父さんまで、幅広い方々が参加されているのも特徴の1つです。 この講座では、相手の話に深く耳を傾け、その感情をありのままに受け止めることで、話し手は自分の気持ちに気づき、自信を持って自分に合った対応を選択できるようになるという考えのもと、「傾聴」や「共感」のスキルを学べます。ただ知識を提供するのではなく、押し付けにならない支援のあり方を系統立てて学習することが可能です。 実際の学習は、対面やオンラインで開催され、少人数制のグループワークやロールプレイを中心に進めます。さまざまな役割を演じながら体験的に学ぶため、日常ですぐに活かせる生きた技術が身につくのが魅力です。 受講された方からは、「話を聴いてもらうことの心地良さを初めて知った」「子どもの自立や自尊感情を助ける具体的な関わり方が学べた」といった喜びの声が多数寄せられています。また、授乳中の赤ちゃんを連れての参加も可能で、誰もが安心して学べる心地よい空間を大切にしています。 一人ひとりの気持ちに寄り添い、思いやりのある対話の輪を広げていくこの活動は、子育てに関わる人の心を軽くする手助けとなるでしょう。