更新日:2026年07月03日

この記事の監修
慶應義塾大学医学部卒業。日本形成外科学会認定専門医。 医師免許取得後、外資系経営コンサルティング企業のヘルスケア・IT領域にて従事。 慶應義塾大学医学部助教を経て、美容医療を主としたJSKINクリニック、及びオンライン診療サービス「レバクリ」監修。
<所属学会> 日本形成外科学会 日本美容外科学会(JSAPS)
「シアリスを安く購入したいけれど、個人輸入は安全?」と気になっている方がいるかもしれません。ネット通販で販売している薬は約4割が偽造品というデータもあり、服用することで健康被害に遭う恐れがあります。また、偽造品によって副作用が起きても国の救済制度を受けられず、金銭的なダメージにもつながるのです。本記事では個人輸入の具体的なリスクや、便利で安全にシアリスを入手できるオンライン診療の活用方法、自分に合ったクリニック選びのポイントを解説します。
ED治療薬であるシアリスはネット通販で安く個人輸入できますが、一方で健康を害したり治療費がかさんだりするリスクがあるため注意が必要です。自己判断による購入と服用にどのような危険があるか解説します。
ネット通販で購入できるED医薬品は正規のメーカー品を装った偽物の可能性があります。厚生労働省の「成分情報等シートP4」によると、2016年にED治療薬の製薬企業4社が調査した結果、個人輸入した薬のうち約4割が偽造品だったとのことです。偽造品は人体に影響を及ぼす成分が含まれていたり、不衛生な環境で製造されていたりする場合があるため注意しましょう。なお、厚生労働省の「医薬品等を海外から購入しようとされる方へ」でも注意喚起されているとおり、薬を安く入手したい場合であっても医師に処方してもらうことが大切です。
参考: 厚生労働省「成分情報等シート」 厚生労働省「医薬品等を海外から購入しようとされる方へ」
医療機関で処方された薬によって重い副作用が出た際には「医薬品副作用被害救済制度」の補償を受けられますが、薬を個人輸入した場合は制度の対象外です。独立行政法人 医薬品医療機器総合機構の「健康被害救済業務」には、国の救済制度が医療機関の処方薬のみ対象である旨が記載されています。個人輸入した薬によって健康被害が生じた場合、治療費から入院費まですべて自己負担となり、金銭的な損失を負ってしまう恐れがあります。
参考:独立行政法人 医薬品医療機器総合機構「医薬品副作用被害救済制度に関するQ&A」
シアリスを安全に購入する方法の一つとして、オンライン診療がおすすめです。パソコンやスマートフォン1つで診察から処方まで受けられ、通院にかかる時間や交通費を削減できるメリットもあります。
また、シアリスの10mgは2026年7月31日以降、順次市販化されます。ただし、シアリスの20mgを希望する場合は、医師の診察を受けたうえで処方してもらう必要があります。自身に合った用量を知りたい方は医師に相談しましょう。
参考:厚生労働省「要指導医薬品一覧」
オンライン診療はパソコンやスマートフォンで受けられるため、自宅に関わらず好きな場所で利用できる点が魅力です。クリニックへ向かう手間を省けるほか、「人に見られるのが心配」という懸念がある方もプライバシーを確保できます。さらに、薬の配送先を自宅にすることも可能なため、利便性を重視する方にぴったりの購入方法です。
オンライン診療は一般的に予約制を採用しており、診察までの待ち時間を削減できます。私生活のなかで隙間時間を活用しやすいことが強みです。また、薬は受診してから即日~翌々日とスピーディに入手できます。ED治療薬をすぐに試したい場合、「個人輸入の方が早く届くのでは?」と思う方がいるかもしれませんが、オンライン診療でも大きな差はありません。なお、当日発送の締め切り時間はクリニックによって異なるため、できるだけ早く薬を入手したい方は事前に確認しておきましょう。

オンライン診療では、クリニックに行く心理的なハードルを下げつつ、医師の診断のもとED治療薬の処方を受けられます。自身の体調や既往歴に合わせた服薬方法のほか、副作用についてもしっかりと説明されるので安心です。
「オンライン診療を利用したいけれど、どのクリニックを選べば良いか?」と迷う方がいるかもしれません。自分に合ったクリニック選びのポイントを紹介します。
オンライン診療で発生する費用は、薬代のみとは限りません。診察を申し込む前に、以下の費用が発生するかどうかを確認しておくのがおすすめです。
クリニックによっては診察料やシステム利用料が発生しないところもあるため、コストが気になる方は公式Webサイトに記載されているかチェックしてみましょう。
クリニックを選ぶ際には、シアリスを服用したい頻度に応じたプランがあるかどうか確認することを推奨しています。「まずはお試しで飲んでみたい」といった場合には1錠単位での購入が便利です。また、継続的に服用したい方であればまとめ買いや定期配送を選択できるか確認しましょう。自動で配送してもらえるプランであれば、薬を切らす心配もありません。さらに、まとめ買いや定期配送のプランでは1錠あたりの費用を抑えられる場合があります。服用頻度とコストを照らし合わせ、自身に合ったプランを探すことがクリニック選びのコツです。
シアリスを購入する際に「周囲に知られたくない」とプライバシー面が気になる場合は、配送時の梱包方法を確認しておくと安心です。クリニックによっては送り主の名前を個人名や事務局名に変更したり、品名をぼかして記載したりしてもらえるので、どこから何が届いたかを知られることなく入手できます。ただし、支払い方法を代金引換にした場合は、配送会社の規定により送り主の明示を求められることがあるため注意しましょう。「お薬」といった大まかな品名表記が必要な場合もあり、詳細な対応についてはクリニックに問い合わせておくのが確実です。
シアリスの購入にあたってオンライン診療を検討している方のなかには、「予約から薬を受け取るまでの流れをイメージしにくい」と感じている方がいるかもしれません。以下に具体的な流れを解説します。
はじめに、受診を検討しているクリニックの公式Webサイトや専用アプリから予約ページにアクセスし、希望の日時を選択して診察を申し込みます。予約時に問診票の入力欄があれば、持病の有無や服用中の薬を漏れなく申告してください。クリニックによっては専用アプリのインストールを求められる場合があるため、Webサイト内にある手順をチェックしましょう。
また、オンライン診療は]夜間や土日祝日に対応しているクリニックも多く、仕事終わりや休日に利用しやすい点が強み]です。スマートフォンやパソコンを利用し、好きな場所から気軽にアクセスできます。
オンライン診療の予約が完了したあとは、受診日にクリニックから連絡が入り、主にビデオ通話で医師の診察を受けます。診察では、[[highlight:医師から現在の健康状態や既往歴、ほかに服用している薬について確認されるため、正確に申告することが重要です。医師が状況を確認したうえでシアリスを安全に服用できるか判断するので、必ず処方してもらえるとは限らない点にも留意しましょう。また、服薬について不明点や不安がある場合は診察のタイミングで医師に質問しておくと安心です。副作用や自身に合った治療法を具体的に説明してもらい、シアリスの服用に対する理解を深めましょう。
診察を終えてシアリスの処方が決まったあとは、クリニックの案内に従って支払い手続きを行う流れが基本です。オンライン診療ではクリニックによって主に以下のような支払い方法を利用できます。
基本的には決済の完了後に薬の発送手配が開始されるため、早く受け取りたい場合は迅速に支払いを済ませましょう。
発送されたシアリスは自宅や郵便局、コンビニなど、指定した場所で受け取れます。クリニックによっては発送通知メールが送信されるサービスを提供している場合もあり、利便性の高さが魅力です。さらに、「日時指定なし」「品物の厚みが1cm未満」といった条件付きで自宅のポスト投函を選択できるクリニックもあります。クリニックや薬局に行く時間をつくるのが難しい方も、手軽に薬を入手できることがオンライン診療のメリットです。
シアリスの個人輸入や服用について、患者さまからいただく「よくある質問」をピックアップします。
「シアリス100mg」のような高用量の海外製は本物?
「シアリス100mg」として販売されている薬は、すべて偽物です。厚生労働省の「シアリス 報道資料P3」に表記されているとおり、国内・海外ともに、シアリスの正規品は2026年時点で5mg、10mg、20mgのみが承認されています。ED治療薬の偽物には本来認められていない過剰な成分量や、未知の有害物質や不純物を含んでいる恐れがあり、服用すると重篤な副作用を招く可能性があるため危険です。ネット通販で「高用量」「激安」といった宣伝を見かけても、自身の健康を守るため購入しないようにしてください。
参考:厚生労働省「シアリス 報道資料」
シアリスは飲酒をしたあとに服用してもいい?
飲酒時におけるシアリスの服用は禁忌とされていませんが、アルコールの過度な摂取は避けましょう。シアリスとアルコールにはどちらも血管を拡張させる作用があり、併用することで立ちくらみや顔のほてりが強く出たり、急激な血圧低下を招いたりする可能性があります。また、アルコールを摂りすぎると脳の神経伝達に影響を及ぼし、性的刺激が陰茎に伝わりにくくなったり、勃起を妨げたりする原因にもなります。少量の飲酒であれば問題ないことが多いですが、薬の効果を適切に得るためにも深酒は控えることがおすすめです。
シアリスの個人輸入には、偽造品による健康被害のほか、副作用が発生しても公的な救済制度を受けられないリスクが伴います。体への悪影響や金銭的な損失を避けるため、医師の診断に基づいた正規の処方を受けることが大切です。オンライン診療を活用すれば、プライバシーを確保しながら好きな場所から医師の診察と処方を受けられ、スピーディに薬を入手できます。自身のライフスタイルや希望の条件に合わせてクリニックを選び、利便性と安全性を両立させながらEDの悩みを解決していきましょう。
厚生労働省「成分情報等シート」
厚生労働省「医薬品等を海外から購入しようとされる方へ」
厚生労働省「シアリス 報道資料」
記事を読んでEDの治療に関心を持ったものの、こんな不安やお悩みはありませんか?
オンライン診療サービス「レバクリ」なら、医師の診察からお薬の処方まで、すべてスマホひとつで完結できます。
ED治療は、「シルデナフィル」・「パルデナフィル」・「タダラフィル」などの成分を含む内服薬で行うのが一般的です。
治療の必要性について
EDは生活習慣病が原因の場合もあるため、放置せず早期に専門医へ相談することが推奨されます。
費用について
ED治療は、保険適用外の「自由診療」です。対面診療では、薬代(1錠500~2,000円ほど)の他に初診料や診察料がかかる場合があります。
ED治療は専門医への相談が不可欠ですが、デリケートな悩みであるため、通院の待ち時間や人目が心理的ハードルとなる場合も少なくありません。
オンライン診療とは、スマホやPCを使い、ご自宅など好きな場所から医師の診察を受け、お薬を配送してもらえるサービスです。従来のED治療における「通院の負担」「待ち時間」「人目」といった課題を解決します。
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