腟内射精障害とは自慰では射精できるが腟内では射精できない状態
腟内射精障害は、勃起機能に問題なく、自慰では射精できるのにもかかわらず、性交時に腟内で射精できない状態を指します。複数のタイプがある「射精障害」の一つに数えられ、男性不妊の原因になることもあります。ここでは腟内射精障害の定義や特徴、射精障害のなかでの位置づけを整理します。
腟内射精障害の特徴
腟内射精障害では、勃起が保たれていて挿入もできるものの、腟内の刺激では射精に至らないため、性行為が長時間に及んだり、途中で中断したりすることがあります。
日常の自慰で射精できているため深刻にとらえにくく、パートナーとの妊活を意識したときや、性行為での射精を求められたときに悩みとして表面化しやすい症状といえます。
遅漏との違いと射精障害における位置づけ
遅漏は腟内射精障害と異なり、時間がかかっても最終的に射精できる状態です。しかし、射精までが長引く遅漏の症状が進み、さらに腟内で射精できなくなって腟内射精障害に陥る場合もあります。
まずは、腟内射精障害が「射精に時間がかかる・腟内で射精できない」タイプの症状であると理解しておきましょう。
男性不妊の原因になることもある
腟内射精障害は、自然妊娠が難しくなるため男性不妊の原因になり得ます。厚生労働省の調査研究では、男性不妊の原因のうち射精障害によるものが7.4%を占めると報告されています。
妊娠を希望している場合は症状を放置せず、原因の把握と対処を進めることが大切です。
参考:厚生労働省「我が国における男性不妊に対する検査・治療に関する調査研究(平成27年度)」
※現在レバクリでは、腟内射精障害の診療を行っておりません。
腟内射精障害の主な原因
腟内射精障害には複数の原因があります。たとえば、刺激の強いマスターベーションの習慣や心理的な要因、加齢や疾患の影響などが考えられます。原因によって対処の方向性が変わるため、まずは自分に当てはまるものがないかを確認していきましょう。
心理的な要因
心理的な要因が腟内射精障害を引き起こすケースがあります。射精や妊娠へのプレッシャー、性行為に対する罪悪感や恐怖心などが、射精を妨げることがあるためです。
たとえば、妊活で性行為が義務的になっていたり、パートナーから性行為についてネガティブな言葉をかけられた経験があったりすると、心理的な負担になりえます。「射精しなければ」と自分を追い込むほど緊張が強まり、症状が続きやすくなる点にも注意が必要です。
加齢・病気・薬の副作用などの身体的要因
加齢や病気、薬の副作用といった身体的な要因が腟内射精障害に関わることもあります。
主に以下のような要因が考えられます。
加齢や疾患、薬の副作用によって射精に関わる神経やホルモンの働きが低下する場合があります。このような原因であれば生活習慣の見直しやセルフケアだけでは改善しにくい場合があり、状況によっては医療機関での対応が必要です。また、服用中の薬がある場合は射精の悩みがあっても自己判断で中断せず、処方した医師に相談しましょう。
刺激が強いマスターベーションの習慣
腟内射精障害の原因として指摘されることが多いのが、誤った方法でのマスターベーションです。腟内の刺激と大きく異なる強さで射精する習慣がつくと、実際の性行為では射精しにくくなる場合があると、一部の専門家により指摘されています。
たとえば、次のような方法が挙げられます。
これらは腟内の刺激とかけ離れているため、特定の方法に慣れるほど通常の性行為では射精に至りにくくなります。ただし、この関連を裏付ける大規模な研究は限られており、すべての方がこの経過をたどるわけではありません。
※現在レバクリでは、腟内射精障害の診療を行っておりません。
腟内射精障害の治し方
腟内射精障害の治し方は、マスターベーションの見直しを中心とした行動療法が基本です。腟内射精障害に効く特効薬は確立されていないため、誤った習慣を整えたり、心理的な負担をやわらげたりして改善を目指します。ほかにも、心因的な要因に対する対処法や受診を検討する目安についても確認しておきましょう。
射精リハビリテーション
陰茎に強い刺激を与える誤ったマスターベーションが原因の場合は、射精リハビリテーションで方法を見直します。腟内に近い刺激で射精できるよう、マスターベーションのやり方を少しずつ変えていく方法です。
具体的には、リラックスした姿勢で手を上下に動かし、あまり力を加えずに射精する練習を重ねます。腟内の感覚に近づけるために、コンドームをつけて刺激をやわらげる方法が役立つこともあります。専用の器具を使ってトレーニングする方法もあり、必要に応じて医師の指導を受けることも検討してみましょう。
心理面のケアとパートナーの協力
心理的な要因が関わる場合は、緊張をやわらげることで改善が期待できます。「射精しなければ」というプレッシャーが強いほど、症状が続きやすくなるためです。
まずは、射精を目的にしすぎず、パートナーと触れ合う時間を大切にすることから始めてみましょう。パートナーと悩みを共有し、性行為のあり方を一緒に話し合うことも支えになります。不安が強い場合は、医師や専門家のカウンセリングを受けることも選択肢の一つです。
医療機関での対応
セルフケアで改善しない場合や原因がはっきりしない場合は、医療機関の受診を検討しましょう。医療機関では、原因に応じて生活習慣の指導やカウンセリング、影響している病気や薬の確認などが行われます。
また、勃起不全(ED)を併発している場合は、その治療から検討するのも選択肢です。ただし、ED治療薬は勃起の改善によって射精のしにくさがやわらぐこともありますが、腟内射精障害そのものを直接改善するわけではありません。射精リハビリテーションといった行動療法と組み合わせて考えることが大切です。原因の見極めには血液検査などが行われることもあるので、気になる場合は医師に相談してみましょう。

腟内射精障害の改善には時間がかかることを前提に、焦らず取り組みましょう。勃起の悩みを併発している場合や、原因が思い当たらない場合は、自己判断せず泌尿器科などの医療機関に相談してください。
※現在レバクリでは、腟内射精障害の診療を行っておりません。
腟内射精障害の治療にかかる期間は数ヶ月が目安
腟内射精障害の改善には、数ヶ月単位の時間がかかることがあります。マスターベーションの仕方といった長年の習慣が関わっていることが多く、行動療法での改善には継続が必要になるためです。
マスターベーションの習慣を整えるには一定の期間を要し、特に思春期から続く習慣が背景にある場合は矯正に時間がかかりやすい傾向があります。射精のしにくさに焦って強い刺激に戻ってしまうと改善が遠のくこともあるため、コツをつかむまで根気強く続けることが大切です。
また、改善までの期間には個人差があり、心理的な要因が強い場合や複数の原因が重なっている場合は、より時間がかかることもあります。うまくいかない時期があっても中断せず、必要に応じてパートナーとの話し合いや医療機関への相談を検討してください。
※現在レバクリでは、腟内射精障害の診療を行っておりません。
妊娠を希望する場合はシリンジ法や人工授精という選択肢がある
妊娠を希望する場合は、症状の改善を待つ以外に、シリンジ法や人工授精で妊娠を目指す方法があります。腟内射精障害の改善には時間がかかることもあるため、妊娠を急ぐ場合の選択肢として知っておきましょう。
シリンジ法による妊娠の目指し方
シリンジ法は、自分で採取した精液を注射器のような器具で腟内に注入する方法です。腟内で射精できなくても、精液を腟内に届けることで妊娠を目指せます。
自宅で取り組める方法として知られていますが、正しい手順やタイミングを理解しておくことが大切です。取り入れる場合は、事前に医師へ相談してください。
人工授精などの生殖補助医療の選択肢
シリンジ法で妊娠に至らない場合は、人工授精といった生殖補助医療を受ける方法があります。人工授精は、採取した精子を医療機関で子宮内に注入する方法です。
どの方法が合うかは、年齢やパートナーの状態などによって変わります。妊娠を希望する場合は、男性不妊や生殖医療を扱う医療機関で相談し、状況に合った方法を検討しましょう。
※現在レバクリでは、腟内射精障害の診療を行っておりません。
腟内射精障害以外の射精障害の種類
射精障害には、腟内射精障害以外にも複数の種類があります。射精障害に分類される症状は以下のとおりです。
早漏・遅漏
逆行性射精・射精不能
オルガズム障害・射精時の痛み
射精障害のタイプごとに原因や対処法が異なるため、自分がどのタイプに当てはまるかを確認してみましょう。
早漏と遅漏
早漏と遅漏は、射精までの時間に関わる射精障害です。早漏は射精までの時間が短すぎる状態である一方、遅漏は射精までに時間がかかりすぎる状態を指します。
腟内射精障害は遅漏の症状に近く、射精のしにくさが進んだ状態といえます。
逆行性射精と射精不能
逆行性射精と射精不能は、精液がうまく出ない射精障害です。逆行性射精は、精液が尿道側ではなく膀胱側へ流れてしまう状態を指します。また、射精不能は、射精そのものができない状態です。どちらも骨盤内の手術や脊髄の損傷、糖尿病、一部の薬などが原因となることがあります。
オルガズム障害と射精時の痛み
オルガズム障害や射精時の痛みも、射精障害に含まれます。射精に伴う快感(オルガズム)が得られにくい状態がオルガズム障害です。また、射精時に外陰部や骨盤に痛みを感じたり、頭痛を伴ったりするタイプもあります。原因がはっきりしないこともありますが、気になる症状がある場合は医療機関で相談すると良いでしょう。
腟内射精障害に関するよくある質問
腟内射精障害の症状を自覚した際に、まずはどうするべきか疑問に思う方もいるでしょう。ここではよくある質問と回答をまとめました。
A
マスターベーションの方法を見直すことで、自力での改善を目指せる場合があります。ただし、原因がはっきりしないときや長引くときは、医療機関で相談するのが選択肢です。
A
妊娠できる場合があります。症状の改善が難しいときは、シリンジ法や人工授精などで妊娠を目指す方法もあります。妊娠を希望する場合は医療機関で相談することも選択肢の一つです。
A
主な受診先は泌尿器科です。妊娠を希望する場合は、男性不妊や生殖補助医療を扱う医療機関でも相談できます。
まとめ
腟内射精障害は、自慰では射精できるのに腟内では射精できない状態です。その多くは誤ったマスターベーションの習慣や心理的な要因が背景にあります。特効薬がないため、マスターベーションの見直しや心理面のケアといった行動療法を積み重ねて改善を目指すのが基本です。改善には数ヶ月かかることもありますが、焦らず続けることが大切です。また、射精できない背景に糖尿病といった疾患や常用薬が関わっているケースもあるため、気になる場合は医療機関の受診を検討しましょう。
腟内射精障害は男性不妊につながることもあるため、妊娠を希望する場合は早めの対処が必要です。シリンジ法や人工授精など、腟内射精障害の改善を待たずに進められる選択肢もあります。まずは一人で抱え込まず、泌尿器科などの医療機関に相談して原因と対処法を確認しましょう。勃起不全を併発している場合は、ED治療を行っている医療機関に相談することも検討してみてください。
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原則1日1錠までの服用を守りましょう。
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効果が実感できない場合や、体調の変化がある場合等は医師にご相談ください。
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・以下に該当する方は絶対に服用しないでください。
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・グレープフルーツなどのフラノクマリンを含む食品を摂取した際は服用しないで下さい。
・お酒を飲まれる場合は飲み過ぎに注意し、適量にしてください。
<保存方法について>
お手元のお薬は湿度50%以下かつ日光のあたる場所を避け、常温(15~25°C)保存をするようにお願いいたします。
海外製シルデナフィルについての明示
■未承認医薬品等の明示
本診療に用いる海外製シルデナフィルは、国内未承認の医薬品です。
■入手経路等の明示
日本国内未承認医薬品・医療機器等は厚生局の正式なプロセスを経て、当院医師が輸入をしたものです。
個人輸入された医薬品などの使用によるリスクに関する情報は下記URLをご確認ください。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/index.html■同一成分・同一性能の国内承認医薬品の有無
同一成分および同一効能・効果を持つ国内承認薬(シルデナフィル錠等)が存在します。
勃起不全治療薬として承認されている国内製シルデナフィルの取り扱いもございます。
なお、本診療に用いる海外製シルデナフィルにはビタミンB12が含まれており、国内承認薬と完全同一成分ではありません。
■諸外国における安全性等に係る情報
諸外国で安全性に関する重篤な報告はございませんが、重大なリスクが明らかになっていない可能性があります。
■医薬品副作用被害救済制度の対象外であることの明示
万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。
海外製バルデナフィルについての明示
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本診療に用いる海外製バルデナフィルは、国内未承認の医薬品です。
■入手経路等の明示
日本国内未承認医薬品・医療機器等は厚生局の正式なプロセスを経て、当院医師が輸入をしたものです。
個人輸入された医薬品などの使用によるリスクに関する情報は下記URLをご確認ください。
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同一成分および同一効能・効果を持つ国内承認薬(バルデナフィル錠等)が存在します。
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なお、本診療に用いる海外製バルデナフィルにはビタミンB12が含まれており、国内承認薬と完全同一成分ではありません。
■諸外国における安全性等に係る情報
諸外国で安全性に関する重篤な報告はございませんが、重大なリスクが明らかになっていない可能性があります。
■医薬品副作用被害救済制度の対象外であることの明示
万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。
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本診療に用いる海外製タダラフィルは、国内未承認の医薬品です。
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同一成分および同一効能・効果を持つ国内承認薬(タダラフィル錠等)が存在します。
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■未承認医薬品等の明示
本診療に用いる海外製シルデナフィルは、国内未承認の医薬品です。
■入手経路等の明示
日本国内未承認医薬品・医療機器等は厚生局の正式なプロセスを経て、当院医師が輸入をしたものです。
個人輸入された医薬品などの使用によるリスクに関する情報は下記URLをご確認ください。
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同一成分および同一効能・効果を持つ国内承認薬(シルデナフィル錠等)が存在します。
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なお、本診療に用いる海外製シルデナフィルにはビタミンB12が含まれており、国内承認薬と完全同一成分ではありません。
■諸外国における安全性等に係る情報
諸外国で安全性に関する重篤な報告はございませんが、重大なリスクが明らかになっていない可能性があります。
■医薬品副作用被害救済制度の対象外であることの明示
万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。
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同一成分および同一効能・効果を持つ国内承認薬(バルデナフィル錠等)が存在します。
勃起不全治療薬として承認されている国内製バルデナフィルの取り扱いもございます。
なお、本診療に用いる海外製バルデナフィルにはビタミンB12が含まれており、国内承認薬と完全同一成分ではありません。
■諸外国における安全性等に係る情報
諸外国で安全性に関する重篤な報告はございませんが、重大なリスクが明らかになっていない可能性があります。
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万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。
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日本国内未承認医薬品・医療機器等は厚生局の正式なプロセスを経て、当院医師が輸入をしたものです。
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勃起不全治療薬として承認されている国内製タダラフィルの取り扱いもございます。
なお、本診療に用いる海外製タダラフィルにはビタミンB12が含まれており、国内承認薬と完全同一成分ではありません。
■諸外国における安全性等に係る情報
諸外国で安全性に関する重篤な報告はございませんが、重大なリスクが明らかになっていない可能性があります。
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万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。