EDの初期症状:朝勃ちの減少・中折れ・硬さの不足
EDの初期症状は、朝勃ちの減少・中折れ・硬さの不足という3つの変化として現れやすいです。
朝勃ちしない:回数が減少する
朝勃ちの回数が減った状態が続いている場合は、勃起機能の変化に気づく手がかりになります。朝勃ちは睡眠中に起こる生理的な反応で、血管や神経のはたらきが保たれているかを反映しているためです。
ただし、朝勃ちは、ストレスや疲労、睡眠不足によって一時的に減ることもあります。数日単位の変化で判断する必要はありません。
中折れする:性交中に勃起を維持できない
性交の途中で萎えてしまう中折れも、EDの症状に含まれます。最初は勃起していても、挿入の前後で硬さが失われて続けられなくなるという形で現れます。
中折れが続くと性行為そのものが負担になり、心理的な要因が上乗せされることもあります。
硬さが不足する:完全には硬く硬直しない
勃起はするものの硬さが足りない状態も、EDの症状の一つです。硬さが足りない状態が続くと、性行為を最後まで続けにくくなります。以前と比べて硬さが落ちていると感じるなら、その変化を診察時に伝えてください。
性行為への自信が減る:不安やプレッシャーを感じる
「今回はちゃんと勃起するだろうか」という不安が強まることも、EDの始まりを示す精神面の初期症状です。勃起は自律神経の働きに支えられている反応なので、緊張が強い状態ではさらに起こりにくくなります。体の変化と心の変化は切り離せません。
EDの診断方法:問診やスコア判定
EDの診断は、問診と質問票によるスコア判定を軸に進められます。
問診:プライバシーが守られた環境で診察
診断の出発点は問診で、プライバシーが保たれた環境で話を聞く形で進められます。EDは性生活に関わる内容を扱うため、話しやすい状況を整えることが診療の前提になるからです。
問診で確認されるのは主に次のような内容です。
あらかじめメモを用意しておくと、医師に自身の状況を伝えやすくなります。
スコア判定:質問票で客観的な状態を評価する
EDは問診とあわせて、質問票を使って状態を点数として評価します。感覚だけでは症状の程度を比べにくく、治療の前後で変化を追いにくいためです。
ED診療ガイドラインで紹介されている主な質問票は次の3つになります。
IIEF(国際勃起機能スコア):勃起機能を多面的に評価する質問票
IIEF-5(SHIM):IIEFの短縮版で、5つの質問に答える形式
日本語版EHS:勃起の硬さを0から4の5段階で表す指標
ガイドラインでは、IIEF-5のスコアが21点以下である場合が判断の目安として示されています。点数はあくまで状態を整理するための材料であり、診断そのものは医師が問診と合わせて行います。
EDの症状の特徴:治療で改善できる可能性がある
EDの症状は、原因によって自然に戻る場合と、治療が必要な場合に分かれます。疲労や緊張による一時的な勃起不良と、血管や神経の状態が背景にあるものでは経過が違うためです。
自然に改善しない場合もある
疲労や睡眠不足、飲酒、強い緊張による勃起不良は、原因が解消されれば元に戻ることがあります。一方で動脈硬化や糖尿病、神経の障害、男性ホルモンの低下が関わっている場合、生活を整えるだけでは変化が出にくくなります。
治療薬で改善が期待できる
ED治療薬は、cGMPを分解するPDE5の働きを妨げることで、cGMPが増えた状態を保ち血流を促します。
国内で承認されているのはシルデナフィル・バルデナフィル・タダラフィルの3種類で、効果が続く時間や食事の影響の受けやすさが異なります。国内未承認薬としては、ステンドラが挙げられます。原因のタイプを問わず選択肢になる点も特徴です。
EDの症状が気になったら医師に相談する
症状が気になっているなら、期間と頻度を目安に受診を考えてみましょう。判断に迷う段階でも、医師に伝えれば原因の切り分けが進むためです。
受診の際は、「症状がいつから始まったか」「どのくらいの頻度で起こるか」「服用中の薬は何か」を整理して持参してください。
■海外製シルデナフィル(バイアグラ同一成分)25mg
シルデナフィルは、ED治療薬として世界で最初に開発されたバイアグラと同じ有効成分を含むお薬です。服用後30~60分で効果が現れ、1~2時間後にピークに達し、約3〜5時間効果が持続します。
比較的併用禁忌薬が少なく、安心して使用できますが、食事後の服用は効果が低下することがあります。服用は性行為の約1時間前が理想です。
■海外製バルデナフィル(レビトラ同一成分)10mg
バルデナフィルは、服用後すぐの15分で効果が開始し、1〜2時間でピークに達し、約4〜8時間持続します。
併用禁忌薬はシルデナフィルより多いですが、高脂肪食以外の食事やアルコールの影響は受けにくいため、飲食後に服用することも可能です。
■海外製タダラフィル(シアリス同一成分)10mg
タダラフィルは、服用後およそ30〜60分で効果が現れ始め、服用から約3時間後にピークに達します。効果は最大で約36時間持続します。
4つのED治療薬のなかでは最も食事やアルコールの影響を受けにくいとされており、作用がマイルドで長時間続くことが特徴です。性行為の2〜3時間前の服用が理想的です。
■海外製シルデナフィル(バイアグラ同一成分)25mg
原則1日1錠までの服用を守りましょう。
食前に服用することで高い効果を期待できます。
効果が実感できない場合や、体調の変化がある場合等は医師にご相談ください。
■海外製バルデナフィル(レビトラ同一成分)10mg
原則1日1錠までの服用を守りましょう。
食前に服用することで高い効果を期待できますが、高脂肪食以外の食事やアルコールの影響は受けにくいため、飲食後に服用することも可能です。
効果が実感できない場合や、体調の変化がある場合等は医師にご相談ください。
■海外製タダラフィル(シアリス同一成分)10mg
原則1日1錠までの服用を守りましょう。
食前に服用することで高い効果を期待できますが、4つのED治療薬のなかで最も食事やアルコールの影響を受けないとされています。
効果が実感できない場合や、体調の変化がある場合等は医師にご相談ください。
■海外製シルデナフィル(バイアグラ同一成分)25mg
ED治療薬の副作用として、次のような症状がみられる場合があります。
例)ほてり、頭痛、動悸、めまいなど
※個人差はありますが、一般的に問題なく服用いただける方がほとんどです。
■海外製バルデナフィル(レビトラ同一成分)10mg
ED治療薬の副作用として、次のような症状がみられる場合があります。
例)ほてり、頭痛、動悸、めまいなど
※個人差はありますが、一般的に問題なく服用いただける方がほとんどです。
■海外製タダラフィル(シアリス同一成分)10mg
ED治療薬の副作用として、次のような症状がみられる場合があります。
例)背部痛、筋痛、ほてり、頭痛など
※個人差はありますが、一般的に問題なく服用いただける方がほとんどです。
■海外製シルデナフィル(バイアグラ同一成分)25mg・海外製バルデナフィル(レビトラ同一成分)10mg・海外製タダラフィル(シアリス同一成分)10mg
・以下に該当する方は絶対に服用しないでください。
硝酸剤、一酸化窒素供与剤(ニトログリセリン、硝酸イソソルビド等)を使用中/心筋梗塞・脳卒中(脳梗塞等)・狭心症の既往がある/肺高血圧症治療薬アデムパスを服用中
・心疾患及び脳梗塞の既往歴がある方は医師とご相談ください。
・HIV治療薬、抗生物質(クラリスロマイシン、エリスロマイシンなど)、抗真菌薬(イトラコナゾール、ケトコナゾールなど)、α遮断薬(高血圧症、前立腺肥大症の治療薬)を服用されている方は医師にご相談ください。
・グレープフルーツなどのフラノクマリンを含む食品を摂取した際は服用しないで下さい。
・お酒を飲まれる場合は飲み過ぎに注意し、適量にしてください。
<保存方法について>
お手元のお薬は湿度50%以下かつ日光のあたる場所を避け、常温(15~25°C)保存をするようにお願いいたします。
海外製シルデナフィルについての明示
■未承認医薬品等の明示
本診療に用いる海外製シルデナフィルは、国内未承認の医薬品です。
■入手経路等の明示
日本国内未承認医薬品・医療機器等は厚生局の正式なプロセスを経て、当院医師が輸入をしたものです。
個人輸入された医薬品などの使用によるリスクに関する情報は下記URLをご確認ください。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/index.html■同一成分・同一性能の国内承認医薬品の有無
同一成分および同一効能・効果を持つ国内承認薬(シルデナフィル錠等)が存在します。
勃起不全治療薬として承認されている国内製シルデナフィルの取り扱いもございます。
なお、本診療に用いる海外製シルデナフィルにはビタミンB12が含まれており、国内承認薬と完全同一成分ではありません。
■諸外国における安全性等に係る情報
諸外国で安全性に関する重篤な報告はございませんが、重大なリスクが明らかになっていない可能性があります。
■医薬品副作用被害救済制度の対象外であることの明示
万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。
海外製バルデナフィルについての明示
■未承認医薬品等の明示
本診療に用いる海外製バルデナフィルは、国内未承認の医薬品です。
■入手経路等の明示
日本国内未承認医薬品・医療機器等は厚生局の正式なプロセスを経て、当院医師が輸入をしたものです。
個人輸入された医薬品などの使用によるリスクに関する情報は下記URLをご確認ください。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/index.html■同一成分・同一性能の国内承認医薬品の有無
同一成分および同一効能・効果を持つ国内承認薬(バルデナフィル錠等)が存在します。
勃起不全治療薬として承認されている国内製バルデナフィルの取り扱いもございます。
なお、本診療に用いる海外製バルデナフィルにはビタミンB12が含まれており、国内承認薬と完全同一成分ではありません。
■諸外国における安全性等に係る情報
諸外国で安全性に関する重篤な報告はございませんが、重大なリスクが明らかになっていない可能性があります。
■医薬品副作用被害救済制度の対象外であることの明示
万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。
海外製タダラフィルについての明示
■未承認医薬品等の明示
本診療に用いる海外製タダラフィルは、国内未承認の医薬品です。
■入手経路等の明示
日本国内未承認医薬品・医療機器等は厚生局の正式なプロセスを経て、当院医師が輸入をしたものです。
個人輸入された医薬品などの使用によるリスクに関する情報は下記URLをご確認ください。
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/index.html■同一成分・同一性能の国内承認医薬品の有無
同一成分および同一効能・効果を持つ国内承認薬(タダラフィル錠等)が存在します。
勃起不全治療薬として承認されている国内製タダラフィルの取り扱いもございます。
なお、本診療に用いる海外製タダラフィルにはビタミンB12が含まれており、国内承認薬と完全同一成分ではありません。
■諸外国における安全性等に係る情報
諸外国で安全性に関する重篤な報告はございませんが、重大なリスクが明らかになっていない可能性があります。
■医薬品副作用被害救済制度の対象外であることの明示
万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。
まとめ
EDの症状は、朝勃ちの減少や中折れ、勃起の硬さの不足という3つの変化として現れやすいのが特徴です。性行為への不安が強まることも精神面の初期症状にあたります。勃起が得られない状態だけでなく、維持できない状態もEDに含まれます。
EDの診断は問診と質問票によるスコア判定が中心で、IIEF-5や日本語版EHSが用いられます。疲労や緊張による一時的な勃起不良は自然に戻ることもありますが、糖尿病や動脈硬化、男性ホルモンの低下が背景にある場合は治療が必要です。
勃起しにくい状態が続いている方や、中折れを繰り返している方は、症状の期間と頻度を整理したうえで医師に相談してみてください。
EDの症状に関してよくある質問
ここからは、EDの症状について検索されることの多い質問に回答します。年齢との関係や治療の位置づけを確認して、次の行動を決める参考にしてください。
A
年齢に関係なく、男性であれば誰にでも起こる可能性があります。年齢が上がるにつれて割合は増えますが、40歳未満でも一定の割合で起こることがあります。
A
ED治療薬は原因そのものを取り除く薬ではなく、性行為の際に勃起を助ける薬です。飲んでいる間に血流の変化を助ける働きをするもので、飲み続けることで体質が変わるという性質のものではありません。そのため、糖尿病や高血圧などが背景にある場合は、その治療を並行して進めることになります。
A
ED治療薬は毎日飲む必要はなく、基本的には性行為の前に飲む薬です。使う頻度によって月々の費用も変わるため、自分の使い方に合う薬を医師と相談して選びましょう。
Q
EDの症状を感じたらどの病院に行けば良いですか?
A
泌尿器科や男性外来、ED治療を扱うクリニックで相談できます。あわせて、オンライン診療も選択肢の一つです。ビデオ通話で医師の診察を受けられるため、通院の時間や人目を気にせずに相談できます。まずは相談しやすい形から始めてみてください。