更新日:2026年04月28日


この記事の監修
慶應義塾大学医学部卒業。日本形成外科学会認定専門医。 医師免許取得後、外資系経営コンサルティング企業のヘルスケア・IT領域にて従事。 慶應義塾大学医学部助教を経て、美容医療を主としたJSKINクリニック、及びオンライン診療サービス「レバクリ」監修。
<所属学会> 日本形成外科学会 日本美容外科学会(JSAPS)
AGA治療を検討する際「副作用や費用などのデメリットが気になり、一歩が踏み出せない」とお悩みの方もいるかもしれません。副作用のリスクや治療費、治療期間などは、事前に理解しておくことで、治療に対する不安を軽減できる可能性があります。この記事では、AGA治療のデメリットや費用を抑えるためのポイントなどについて解説するので、ぜひ参考にしてください。
AGA治療のデメリットとして、副作用が生じる可能性があることや費用がかかることなどが挙げられます。AGA治療にはメリットがある反面、人によってはデメリットになりうる点もあるため、後悔しないためにも事前に把握しておきましょう。
AGAの治療では、薬の服用・使用によって副作用が起こる可能性があります。内服薬や外用薬など、選ぶ治療法によって体に現れる症状は異なるため、まずはどのような副作用があるのかを知っておくことが大切です。不安を軽減して治療を進めるために、それぞれの特徴を確認しましょう。
AGA治療に用いられる内服薬のフィナステリドやデュタステリドは、性欲減退や勃起不全などの副作用が報告されています。また、肝機能障害の副作用も報告されています。頻度は高くありませんが、フィナステリド・デュタステリドはいずれも肝臓で代謝されるため、まれに肝機能に影響を及ぼす可能性があります。
ミノキシジル外用薬を使用すると、塗布した場所にかゆみやかぶれ、発疹などの皮膚トラブルが生じる場合があります。
薬の使用を開始してから身体に変化が起きた際は、早めに医師へ相談しましょう。
低出力レーザー照射では、照射した部位に一時的な赤みやかゆみ、乾燥などが生じることがあります。これらの症状は、頭皮が刺激を受けたことによる反応と考えられており、多くは軽度で、一時的にみられることが多いと報告されています。
自毛植毛では、自分の髪を移植するため拒絶反応のリスクが少ないとされていますが、施術後に痛みや腫れが生じることがあります。また、術後1〜2ヶ月頃に植毛した周囲の髪が一時的に抜ける「ショックロス」が起きることもあるとされています。
AGA治療を始めてから一時的に抜け毛が生じる「初期脱毛」は、薬の作用と考えられています。これは乱れたヘアサイクルが正常化する過程で、ヘアサイクルが変化する過程で、休止期の毛髪が抜けやすくなることが関与していると考えられています。
個人差はありますが、一般的に治療開始後、2週間~1ヶ月頃に始まり、数週間~2ヶ月程度で落ち着く傾向があります。治療の過程で起こりうる現象としてあらかじめ理解し、焦らずに治療を継続しましょう。
初期脱毛については、「AGA治療の初期脱毛とは?抑制するための対策も紹介」で詳しく解説しています。気になる方はご覧ください。
AGA治療は公的保険が適用されない自由診療のため、費用は全額自己負担となります。クリニックによって価格設定も異なるため、事前に治療に必要な費用の目安を確認しておくとよいでしょう。
AGA治療の効果を実感するまでには、髪が生え変わるサイクルの関係で、最低でも6ヶ月ほどの期間が必要といわれています。ここでは、フィナステリド・デュタステリドといった内服薬やミノキシジル外用薬について、治療開始から効果が出るまでの期間の目安を紹介します。
フィナステリドやデュタステリドといった内服薬は、服用を開始してから効果を実感するまでに少なくとも6ヶ月ほど必要とされています。これらの内服薬は、抜け毛の原因となる男性ホルモン由来の物質である(ジヒドロテストステロン)の生成を抑制し、乱れたヘアサイクルを正常化する働きがあります。効果を実感するまでに時間がかかるのは、薬の作用により髪が生えてから伸びるまでに一定の期間を要するためです。
ミノキシジル外用薬は発毛を促す効果が期待できますが、ヘアサイクルの関係で、効果を実感するまでには少なくとも約4~6ヶ月の期間が必要です。半年から1年ほど治療を続けても変化が感じられない場合は、医師へ相談しましょう。
内服薬や外用薬によるAGA治療は「完治」を図るものではなく、抜け毛を抑制したり発毛を促進したりするのが目的です。そのため、AGA治療薬の服用・使用を中止すると、再び薄毛が進行する可能性があります。副作用や費用面で治療薬の服用・使用に負担を感じた際は、まずは医師と相談し、その後の治療計画を検討しましょう。
AGA治療に興味はあるものの、副作用や費用のことが気にかかり、最初の一歩がなかなか踏み出せない方もいるかもしれません。ここでは治療を検討する上で知っておきたい、AGA治療のメリットをみていきましょう。
AGAは進行性の疾患であり、治療しなければ徐々に薄毛の症状が進行します。薄毛が気になり始めた段階でフィナステリドやデュタステリドによる治療を始めることで、抜け毛を抑制できる可能性があります。
AGAを発症すると髪が細く短くなりますが、AGA治療薬による治療を行うことで、髪が太く長く育ちやすくなることが期待できます。ただし、数日・数週間といった短期間で劇的な変化が見込めるわけではないため、焦らずに治療を継続することが大切です。
AGAによる薄毛の進行が気になっている場合、AGA治療によって症状の改善を図ることで、精神的なストレスが軽減する可能性があります。「他人の視線が気になる」「これからさらに薄毛が進行しないか心配」という方は、AGAの治療を検討するとよいでしょう。

AGA治療をするか迷った際は、メリット・デメリットを比較してみましょう。
AGA治療薬による治療は、状況によっては行わないほうがよいケースもあります。薄毛の原因や治療に対する考え方などを踏まえ、AGA治療を行うか検討しましょう。
薄毛の原因は必ずしもAGAとは限りません。たとえば、円形脱毛症や脂漏性皮膚炎に伴う脱毛、休止期脱毛症などは、それぞれ治療法が異なります。薄毛が気になり始めた場合、個人輸入などによって自己判断で薬を服用することはせず、まずは医師の診察を受けて原因を判断してもらうことが大切です。
AGA治療は持病や体質などを踏まえて行うことが大切です。たとえば、肝機能が低下している方や、血圧に関する持病のある方(特にミノキシジル内服薬を使用する場合)、過去に薬でアレルギーが出た経験のある方は注意が必要です。AGA治療を検討する場合は、服用中の薬や既往歴などを医師に伝え、医師の判断のもと治療を進めていきましょう。
AGA治療薬による治療は、効果を実感するまでに少なくとも6ヶ月ほどかかり、効果を維持するにはその後も服用・使用を継続することが必要です。途中で治療をやめてしまうと、これまでの治療費や時間が無駄になってしまう可能性があります。毎日の薬の服用・塗布を継続できそうか治療前に考えてみましょう。
AGAによる薄毛は直接的に健康を害する病気ではないため、治療するかどうかは自分自身の価値観を軸に判断することが大切です。後悔することのないよう、自分が納得できる選択肢を検討してみましょう。
AGA治療において、副作用は不安要素の一つになるかもしれません。しかし、副作用について事前に理解し、医師の指示のもと治療を行うことで不安を軽減できる可能性があります。安心して治療を始めるために、事前に知っておくべきポイントをみていきましょう。
AGA治療の副作用への不安を減らすには、インターネット上の情報に頼るのではなく、医師から説明を受けることが大切です。起こりうる副作用や症状が出た際の対応について説明を受けることで、副作用への不安を軽減できる可能性があります。
決められた用法・用量を守ることは、副作用のリスクを抑えることにつながります。治療効果を早く得たいという思いから、自己判断で服用量や塗布する回数を増やすと、副作用のリスクが高まります。治療薬は医師の指示のもと、正しい用法・用量で服用・使用しましょう。
価格の安さや手軽さを理由に、薬を個人輸入し、使用するのは危険です。個人輸入の薬には偽造品や不純物混入のリスクがあり、健康被害を招く恐れがあります。輸入した薬の使用によって副作用が起きたとしても、公的な救済制度(医薬品副作用被害救済制度)が適用外となります。医師から処方された薬であれば、万が一副作用が発生した場合でもすぐに医師に相談し、適切な対応をとることができます。
AGA治療にかかる費用を抑えるポイントとして、ジェネリック医薬品を利用することやオンライン診療を活用することなどが挙げられます。AGA治療薬による治療は継続する必要があるため、ここでご紹介するポイントを踏まえて負担軽減を図りましょう。
AGAの治療費を抑えるための方法として、ジェネリック医薬品を選択するという方法もあります。厚生労働省に承認されている国内製ジェネリック医薬品は、有効性・安全性が先発品と同等とされています。先発品に比べて開発コストが抑えられているため、薬代は比較的安価であることが特徴です。長期的なAGA治療においてジェネリック医薬品を利用し費用を抑えることは、治療を無理なく続けるための一つの選択肢となります。
AGA治療において費用を抑える2つ目のポイントは、オンライン診療の活用です。オンライン診療を活用することで、クリニックに行くための交通費を削減できます。また、オンライン診療では診察料が無料のケースもあるため、費用を抑えることにつながる可能性があるでしょう。
オンライン診療について、詳しくは「AGAオンライン診療とは?利用の流れや費用相場を解説」でも解説していますので、参考にしてみてください。
AGA治療のデメリットとして、副作用のリスクがあることや費用がかかること、効果実感までに時間を要する点などが挙げられます。
AGAは進行性の脱毛症で、そのままにすると徐々に薄毛が進行するため、薄毛が気になる場合は早期に治療を開始することで、進行を抑えられる可能性があります。治療の際、ジェネリック医薬品を選ぶ、オンライン診療を活用するといった工夫をすれば、費用を抑えて治療を継続できる可能性があります。
自身のライフスタイルや価値観と照らし合わせ、納得できる選択肢を検討してみてください。
AGA治療は効果がない?対処法や薄毛が改善しやすい人の特徴を解説
AGA治療にかかる費用は?内訳や月額、進行度別の相場費用も紹介
AGAが保険適用されない理由とは?費用の相場や抑える方法も解説
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AGA治療は、主に内服薬・外用薬で行われます。
| 代表的な成分 | 分類 | 主な効果 |
|---|---|---|
| フィナステリド・デュタステリド | 内服薬 | 抜け毛の進行を食い止める |
| ミノキシジル | 内服薬・外用薬 | 毛包を活性化させ発毛を促す |
治療期間について
効果実感には個人差がありますが、ヘアサイクル改善のため3ヶ月〜半年ほどの継続が推奨されます。
費用について
AGA治療は、保険適用外の「自由診療」です。対面診療では、薬代(1ヶ月数千円ほど)の他に、初診料や診察料がかかる場合もあります。
治療の継続には期間と費用に加え、定期的な通院が必要です。時間や費用、人目などの通院の負担が、忙しい方にとって課題となる場合があります。
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