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更新日:2024年05月31日

妻だけEDになるのはなぜ?原因や治し方、離婚へのリスクを解説

この記事のまとめ
  • 妻だけEDとは、妻に対してだけ十分な勃起ができない症状のことを指す
  • 妻だけEDになる原因には、性行為のマンネリ化や義務化などがある
  • 妻だけEDは放っておくと、夫婦関係が悪化する可能性がある
  • 妻だけEDを改善するには、妻と二人で話し合ったり、ED治療薬を服用したりするのが有効

「オナニーや風俗では問題ないのに、妻との性行為のときだけどうしても勃たない…」と悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

この記事では、妻だけEDについてわかりやすく解説します。妻だけEDになる原因や治し方などを解説します。妻だけEDは放っておくとセックスレスにつながり、離婚問題に発展することもあるので、妻だけEDに悩んでいる方はぜひ最後まで読んでみてください。

妻だけEDとは

妻だけEDとは、妻に対してだけ十分な勃起ができない、または勃起を維持できない症状のことを指します。

妻だけEDは、自慰や妻以外の女性と性行為を行う際は問題なく勃起できるため、心理的な問題が原因となって起こる「心因性ED」の一つとされています。心因性EDは、精神的なストレスやトラウマなどによって、性的興奮が神経にうまく伝達されないことが原因で引き起こされるEDです。

妻だけEDになる主な原因

妻だけEDになる主な原因には下記があります。

  • 性行為がマンネリ化している
  • 性的興奮を感じない
  • 性行為にトラウマがある
  • 性行為が義務化している
  • 妻が求めてくれない

それぞれ説明していきます。

性行為がマンネリ化している

妻だけEDになる原因には、妻との性行為がマンネリ化していることが挙げられます。

勃起するためには、性的刺激を受けることが必要です。

しかし、性行為が毎回同じパターンになったり、日々のルーティンになったりしていると、慣れが生じて性的刺激を受けにくくなることがあります。

性的興奮を感じない

妻だけEDになる原因には、妻に性的興奮を感じなくなってしまったことが挙げられます。

女性は触覚からの刺激で性欲が高まる一方で、男性はスタイルや顔などの視覚的刺激で性欲が高まると言われています。前述したように、男性が勃起するには、性的興奮が必要になります。しかし、結婚生活が長くなるにつれて、妻が自分の体型や服装に気を使わなくなると、見た目からの刺激を感じにくくなり、性的興奮を感じなくなる場合があるのです。

また、夫が妻を「家族の一員」として認識してしまうことも、性的興奮を感じられなくなる原因になります。

性行為にトラウマがある

妻だけEDになる原因には、性行為へのトラウマがあります。勃起は副交感神経が優位になっている状態で起こるため、ストレスや緊張によって交感神経が優位になっていると、勃起しにくくなってしまうのです。

たとえば、性行為の際に「え、もう出たの」「なんか曲がってない?」など傷つく言葉を言われた経験があると、性行為に対して不安やプレッシャーを抱く可能性があります。

性行為が義務化している

妻だけEDになる原因には、妻との性行為が義務化していることも考えられるでしょう。性行為が義務化している状況では、性行為に対する興奮や喜びがなくなってしまい、勃起しづらくなってしまいます。

性行為が義務化する原因の一つには、妊活が挙げられます。妊活を始めると、「排卵日に合わせて性行為をしなくてはいけない」というプレッシャーから、性的興奮を感じにくくなってしまうためです。

また、疲れているのに性行為を強要されることも性行為の義務化につながります。疲労が溜まっていると、交感神経が優位になるため、勃起しづらくなる可能性があります。

妻が求めてくれない

妻だけEDになる原因には、妻が自分を求めてくれないことも挙げられます。もともと妻が性行為を好まない場合、求められていないと感じて自信を失い、勃起しづらくなってしまう可能性があるのです。

妻だけEDが離婚問題に発展することもある

妻だけEDは放っておくとセックスレスにつながり、離婚の原因になる可能性があります。法務省の調査によると、セックスレスや性に関する価値観が合わないなどの「性的不調和」を離婚の原因にあげた夫婦が15%を占めるとされています。

夫が性行為の際に勃起をしないと、妻は「自分に魅力がなくなってしまったのではないか」と不安を抱き、夫婦関係が悪化することで、最悪の場合離婚する可能性があるのです。

また、妻が子供を望んでいる場合も、子作りができないことで夫婦仲が悪くなり、離婚につながる可能性があります。

参考:法務省「令和2年度法務省委託調査研究 協議離婚に関する実態調査結果の概要

妻だけEDの治し方

夫婦の関係性を悪化させないためにも、妻だけEDを改善することは大切です。

妻だけEDの治し方には下記があります。

  • 妻と二人で話し合う
  • いつもと違う性行為をする
  • 外でデートをする
  • ED治療薬を服用する

それぞれの改善方法を紹介します。

妻と二人で話し合う

妻だけEDを治すためには、症状を妻に打ち明けて二人で話し合うのが大切です。正直に話すことで、夫婦間の信頼関係が深まり、心の負担が軽減されるでしょう。

また、二人で話し合う中で、どんなプレイをしたいのかなどの話題にも触れることで、マンネリの改善に繋げることもできます。

いつもと違う性行為をする

妻だけEDを治すためには、いつもと違う性行為をするのがおすすめです。

たとえば、性行為の場所や環境を変えてみるのがおすすめです。場所や環境の変化が新たな刺激となり、性的興奮を高める効果が期待できます。

また、性行為の時間帯を変えてみるのも一つの手でしょう。普段夜に性行為を行っている方は、朝に変えてみるのがおすすめです。朝は神経を興奮させるホルモンの分泌が活発になるので、性的刺激を感じやすくなると言われています。さらに、男性は朝起ちによって、勃起しやすくなっているので、性行為をスムーズに始められる可能性があります。

外でデートをする

妻だけEDを治すためには、二人きりで外でデートをするのもおすすめです。性行為の前に2人きりでデートをすることで、お互いの気持ちを高めたまま性行為を行うことができるのです。

また、デートのために身だしなみにも気を使うようになるので、異性として意識するようになり、性的刺激を受けやすくなる可能性があります。

ED治療薬を服用する

妻だけEDを治すためには、ED治療薬を服用するのも一つの手です。ED治療薬には、血管を拡張させる作用があり、特に陰茎の血流を増加させることで勃起を促す役割を果たします。ED治療薬を服用していると、性的刺激が小さくてもペニスへ血流を送りやすくなるので、妻だけEDを改善できる可能性があるのです。

しかし、ED治療薬に性欲自体を高める作用はないため、ED治療薬のみで妻だけEDを解決することができない場合があります。そのため、妻だけEDを改善するには、ED治療薬を服用しながら先述した改善方法を試してみるのがおすすめです。

国内で入手できるED治療薬の種類には、下記の3つがあります。治療薬によって持続時間や即効性に違いがあります。

種類効果の持続時間効果が出るまでの時間勃起強度
バイアグラ
(シルデナフィル)
3~4時間1時間強い
レビトラ
(バルデナフィル)
3~6時間0.8時間とても強い
シアリス
(タダラフィル)
14~15時間3時間マイルド

ED治療薬の入手方法

ED治療薬は、医師の診察を受けたうえで処方してもらうことができます。ED治療薬は医療用医薬品に分類されるため、薬局やドラッグストアでは販売されていません。

ED治療薬は個人輸入で入手することもできますが、個人輸入によって入手された薬には偽造品が含まれている可能性があるため推奨されていません。ED治療薬を製造・販売している4社の合同調査によると、インターネットで入手したED治療薬の約4割が偽造品であったとされています。

偽造品を服用すると、期待した効果が得られなかったり、思わぬ健康被害を受けたりする可能性があるため注意が必要です。

参考:ファイザー株式会社、バイエル薬品株式会社、日本新薬株式会社、日本イーライリリー株式会社「インターネットで入手したED治療薬の約4割が偽造品

まとめ

妻だけEDとは、妻に対してだけ十分な勃起ができない、または勃起を維持できない症状のことを指します。性行為がマンネリ化していたり、性行為が義務化していたりすると、妻だけEDになる可能性があります。

妻だけEDを放置していると夫婦仲が悪化し、最悪の場合離婚問題に発展することもあるため、2人で話し合って改善していくことが大切です。妻だけEDを改善するには、ED治療薬を服用するのも一つの手です。

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