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更新日:2024年06月11日

EDが治るきっかけは?EDを発症する原因や改善方法も紹介

この記事のまとめ
  • EDが治るきっかけには、パートナーとの関係性の改善や運動不足の解消などがある
  • EDの原因には、心理的原因・器質的原因・混合的原因の主に3つがある
  • EDを改善するには、栄養バランスのよい食事をとる、筋トレや有酸素運動を行うなどが有効

EDに悩んでいる方の中には、「EDが治った人はなにがきっかけで治ったのだろう」と疑問に思っている方もいらっしゃるかもしれません。

この記事では、EDが治るきっかけについて紹介します。そもそもEDを発症してしまう原因や、EDを改善する方法なども紹介するので、EDを治したいと考えている方はぜひ参考にしてみてください。

EDが治るきっかけ

EDはふとしたきっかけで症状が緩和する場合があります。 EDが治るきっかけとしては、主に下記の5つが挙げられます。

  • パートナーとの関係性が改善した
  • 運動不足が解消した
  • コンプレックスが解消された
  • オナニーのやり方を変えた
  • ED治療薬を使用した

それぞれ詳しく説明します。

パートナーとの関係性が改善した

EDが治るきっかけとして、パートナーとの関係が改善したことが挙げられます。パートナーと喧嘩をしていたり、パートナーとの間にわだかまりがあったりすると、それがストレスになって性的興奮が神経にうまく伝わらず、EDを発症することがあるのです。

その場合、パートナーとの関係が改善されることで、ストレスが解消しEDが改善するケースがあります。パートナーとの関係を1人で解決するのは難しいため、2人で話し合いをする時間を設けるのがおすすめです。

運動不足が解消した

EDが治るきっかけとして、運動不足の解消も挙げられます。

アメリカの研究によると、運動不足はEDの発症リスクを高める可能性があるとされています。正常に勃起するためには、陰茎に血液が大量に流れ込むことが必要です。運動不足になると、血管の巡りが悪くなるため、勃起に必要な血液が陰茎まで行き届かなくなってしまうのです。

日頃、運動する習慣がなかった男性が、ジムに通い始めたり、身体を動かす趣味にハマったりするとEDが改善する可能性があります。運動を行うことで、全身の血流がよくなり、陰茎まで血液を行き届けやすくすることができるのです。

参考:National Library of Medicine「A prospective study of risk factors for erectile dysfunction

コンプレックスが解消された

EDが治るきっかけとして、コンプレックスの解消があります。誰かにペニスのサイズや形、曲がり方を指摘されたり、仮性包茎が気になっていたりすると、性行為に消極的になり、EDを発症してしまう場合があるのです。

その場合、包茎や短小が手術によって解消されると、男性として自信の回復につながり、EDが改善することがあります。

また、気持ちを切り替えることで、コンプレックスが気にならなくなることもあります。2002年にオランダで行われた調査によると、オランダの大学病院で出産した女性170人のうち、77%がペニスのサイズを重要としていないと答えたことが明らかとなっています。女性は男性が気にするほどサイズや形を気にしていない場合がほとんどのため、ペニスのサイズや形はただの個人差であると割り切るのもおすすめです。

参考:National Library of Medicine「What importance do women attribute to the size of the penis?

オナニーのやり方を変えた

EDが治るきっかけとして、オナニーのやり方の変更も挙げられます。普段、刺激の強いオナニーを行っている場合、女性の膣による刺激では物足りなくなり、勃起が維持しにくくなることでEDを発症する可能性があるのです。

その場合、オナニーのやり方を刺激が強すぎないものへ変えることで、EDが改善するケースがあります。たとえば、床や壁を使ったオナニーをしている方は、手を使ったオナニーにしてみましょう。射精の直前で手に切り替えてみることからはじめ、徐々に手で刺激する時間を長くすることで、次第に手の刺激だけでも快感が得られるようになっていきます。

ED治療薬を使用した

EDが治るきっかけとしては、ED治療薬の使用もあります。ED治療薬は、EDに対する十分な有効性・安全性のデータが国内外で報告されています。

ED治療薬には、血管を拡張させる作用があり、特に陰茎の血管を拡げることによって、勃起を促す効果が期待できます。ただし、ED治療薬には性欲自体を強める作用はないので、性欲を高めたい場合は精力剤の使用を検討してみるのがよいかもしれません。

そもそもEDになる原因とは

そもそもEDを発症する原因には、主に下記の3つがあります。

  • 心理的原因
  • 器質的原因
  • 混合的原因

それぞれ詳しく説明します。

心理的原因

EDは、不安や過去のトラウマなどの心理的な原因で引き起こされることがあります。精神的なストレスを抱えていると、性的興奮がうまくペニスに伝わらなくなってしまうのです。

心理的原因によって引き起こされるEDは、心因性EDと呼ばれます。うつ病や不安障害などの精神疾患によるEDも心因性EDに含まれます。

心因性EDは、10〜30代の比較的若い世代に多く、一人でオナニーを行う際には問題ないのが特徴です。

器質的原因

EDは、血管や神経の問題が原因で引き起こされることもあります。この場合のEDは、器質性EDと呼ばれます。

前述したように、そもそも勃起を引き起こすには、陰茎に十分な量の血液を流入させる必要があります。しかし、血管や神経の状態が悪化していると、陰茎に血液が流れにくくなり勃起が起こらなくなる可能性があるのです。

血管や神経の問題は、生活習慣病によって引き起こされることが多いとされています。ペニスの動脈は非常に細いため、糖尿病や高血圧などによる動脈硬化の影響を受けやすいのです。そのため、器質性EDは生活習慣病のリスクが高まる40代以降が発症することが多いとされています。

混合的原因

EDは心理的な原因と器質的な原因の両方が原因となる場合もあります。器質性EDと心因性EDを併発した場合は、混合性EDと呼ばれます。

たとえば、器質性EDで性行為に失敗し、その体験が不安やトラウマとなって心因性EDを引き起こす場合があるでしょう。

混合性EDは、症状の改善に時間がかかるケースが多いとされています。器質性EDと心因性EDが相互に影響しあっているため、原因の特定が難しいためです。

EDを改善する方法

EDは上記で紹介した原因を取り除くことで、改善する可能性があります。

EDを改善するためには、下記を実践するのがおすすめです。

  • 筋トレや有酸素運動を行う
  • 栄養バランスの良い食事をとる
  • 質の良い睡眠をとる
  • ストレスを軽減する
  • ED治療薬を服用する

それぞれ解説します。

筋トレや有酸素運動を行う

EDの改善には筋トレや有酸素運動が有効です。

ジョギングやウォーキングなどの有酸素運動は、血液の循環を促進させる効果が期待できます。そのため、EDの原因の一つである動脈硬化による血液悪化を解消できる可能性があるのです。

また、筋トレには血流を改善するほかにも、男性ホルモンの1種であるテストステロンを増加させる効果が期待できます。テストステロンには陰茎の血管の刺激に対する反応を高める作用があるので、勃起力を高められる可能性があります。

筋トレを行う際は、スクワットをするのがおすすめです。スクワットは、太ももやお尻の筋肉を重点的に鍛えることができ、下半身の血流を改善する効果が期待できます。

栄養バランスの良い食事をとる

EDを改善するには、栄養バランスの良い食事をとるのが有効です。栄養バランスが偏った食事が続いていると、テストステロンの減少や血流の悪化につながり、勃起力が低下する可能性があるためです。外食やコンビニ食で食事を済ませる機会が多い方は、栄養バランスが偏りやすいため注意が必要です。

さらに、高カロリーな食事は、EDのリスクファクターである動脈硬化や肥満になる可能性が高まるので注意しましょう。

下記は、勃起に効果が期待できるとされている栄養素と食品です。積極的に日頃の食事に取り入れてみるのがおすすめです。

  • 亜鉛:牡蠣・レバーなど
  • シトルリン:スイカ・きゅうりなど
  • DHA・EPA:アジ・イワシ・鮭・サバなど
  • ビタミンE:アーモンド・アボカド・うなぎ・イワシなど

質の良い睡眠をとる

EDを改善するには、質の良い睡眠をとるのが大切です。睡眠不足はテストステロンの分泌量を低下させ、EDを引き起こすおそれがあるのです。アメリカの研究によると、健康な若者が8日間5時間未満の睡眠を続けたところ、テストステロンの分泌量が10〜15%程度低下したとされています。

良質な睡眠をとるには下記を意識するようにしましょう。

  • 起きる時間と寝る時間を一定にする
  • 寝る前にリラックスタイムを設ける
  • 快適な寝室づくりをする
  • 朝起きたら太陽の光を浴びる

参考:UChicagoMedicine「Sleep loss lowers testosterone in healthy young men

ストレスを軽減する

EDを改善する方法には、ストレスを軽減するのが有効です。過度なストレスは心因性EDを発症する原因となる可能性があります。

ストレスは、溜まったと感じる前にこまめに発散するように心がけましょう。

親しい友人たちとドライブや旅行などにいくと、心も体もリフレッシュされるのでおすすめです。また、家でゆっくり映画を鑑賞したり、近くの公園を散歩したりするのもストレス解消につながります。

ED治療薬を服用する

EDを改善する方法には、ED治療薬の服用が有効です。重度のEDの場合、セルフケアだけでは改善が難しい場合がありますが、ED治療薬なら基本的にどんな方でもすぐにED改善効果を実感できる可能性があります。

国内で入手できるED治療薬の種類には下記があります。ED治療薬は種類によって、効果の持続時間や効果が現れる時間が異なるので、目的やシチュエーションに合わせて選択するのがよいでしょう。

種類バイアグラレビトラシアリス
ジェネリック医薬品の名称シルデナフィルバルデナフィルタダラフィル
効果の持続時間25mg:3時間
50mg:5時間
10mg:4~5時間
20mg:7~8時間
10mg:20~24時間
20mg:30~36時間
効果が現れるまでの時間30分~1時間15分~30分1~3時間

性行為の失敗は精神的なストレスとなり、さらにEDを悪化させる可能性があります。EDの自覚がすこしでもある方は早めに医師へ相談するのがおすすめです。

まとめ

EDはふとしたきっかけで症状が緩和する場合があります。EDが治るきっかけには、パートナーとの関係性の改善や運動不足の解消などが挙げられます。そもそもEDになる原因には、心理的原因や器質的原因がありますが、両方が原因となっている可能性もあるのです。

EDを改善するには、自分のEDの原因を理解したうえで改善方法を実施してみるのがよいでしょう。EDの改善には、ED治療薬を服用することも一つの手ですので、すぐにEDを改善させたいと思っている方は服用を検討してみるのがおすすめです。

レバクリではEDのオンライン診療サービスを行っています。オンライン診療には、通院に手間がかからない、通っていることが周囲に知られにくいといったメリットがあります。ED治療薬はバラでも処方することができるので、1回でもED治療薬を試してみたいと考えている方は、お気軽にご相談ください。