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更新日:2026年04月10日

勃起しにくい・勃起しないのはEDが原因?対策や治療法について解説

  • ED
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この記事のまとめ
  • EDには、まったく勃起できない状態だけでなく、勃起しにくい状態も含まれる
  • EDは、原因によって器質性ED・心因性ED・薬剤性ED・混合性EDの4種類に分類される
  • 勃起しにくい場合の対策として、食生活の改善や運動習慣の見直しが効果的
  • EDの一般的な治療法は、バイアグラやレビトラといったED治療薬の服用

勃起しにくい状態になると、「EDなのではないか」と不安を感じることもあるでしょう。ED(勃起障害)には、全く勃起しない状態だけでなく、勃起しにくい・持続時間が短い状態も含まれます。

本記事では、EDの症状や4つの原因について解説します。また、勃起しにくいことに悩んでいる方が知っておきたいEDの対策や予防法、治療方法も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

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監修医師

牧野 潤

JUN MAKINO

慶應義塾大学医学部卒 日本形成外科学会認定専門医 「レバクリ」監修

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目次
  • 勃起しにくい・勃起しない「ED(勃起障害)」とは
  • そもそも勃起はなぜ起こる?
  • ED(勃起障害)になる4つの原因
    • 1.器質性ED(体の問題が原因)
    • 2.心因性ED(心の問題が原因)
    • 3.薬剤性ED(薬の副作用が原因)
    • 4.混合性ED(体と心の問題が原因)
  • ED(勃起障害)の対策や予防法
  • ED(勃起障害)の治療方法
  • 勃起しにくいと感じたらクリニックに相談を
  • まとめ
  • 参考文献

勃起しにくい・勃起しない「ED(勃起障害)」とは

ED(勃起障害)とは、性交渉中に十分な勃起が得られない、または維持できない状態を指します。

EDに該当する症状は、「勃起しない」に限らず「勃起しにくい」「持続時間が短い」なども含まれます。また、「十分な硬さが得られない」「勃起を維持できず途中で萎えてしまう」「勃起するまでに時間がかかる」といった症状もEDに含まれます。

そもそも勃起はなぜ起こる?

勃起は、性的興奮による刺激が脳に伝わることから始まります。性的興奮による刺激が脳の中枢神経から性器へと伝達されると、性器の血管や平滑筋が緩み、海綿体と呼ばれる細かい血管が集まる部分に、大量の血液が流れ込みます。この血流によって圧力が高まり、海綿体が硬くなることで勃起が起こる仕組みです。

EDの原因には、神経や血管の障害が深く関わっています。神経の伝達がうまくいかなかったり、血管が硬くなって血流が悪くなったりすると、勃起しにくい、もしくは持続しづらい状態になります。

ED(勃起障害)になる4つの原因

EDは、発症の原因によって「器質性ED」「心因性ED」「薬剤性ED」「混合性ED」の4種類に分類されます。それぞれのEDがどのような原因で生じるのか見ていきましょう。

1.器質性ED(体の問題が原因)

器質性EDとは、身体的な障害によって引き起こされるEDで、とくに血管や神経の障害が原因にとなります。

器質性EDの原因の1つが、動脈硬化です。動脈硬化が起こると、血液の流れが悪くなることで、海綿体に血液が行き渡らなくなります。その結果、勃起しにくい状態になりEDを発症します。動脈硬化は年齢を重ねるごとに進行するため、中高年に多いEDの原因の1つです。

また、脳卒中や脊髄損傷、パーキンソン病などによる神経障害も器質性EDを引き起こす原因となります。神経に障害がある場合、脳からの指令が性器に届きづらくなるためです。

2.心因性ED(心の問題が原因)

心因性EDは、精神的なストレスや緊張などが原因で引き起こされる勃起障害です。仕事や人間関係のストレス、夫婦間の問題、過去の性交渉での失敗経験といった心理的不安を抱えていると、神経の興奮が陰茎にうまく伝わらなくなり、EDを引き起こします。

自慰行為では勃起するものの、パートナーとの性交渉では勃起しにくいなど、特定の相手や状況になると勃起しにくくなる傾向が見られます。

3.薬剤性ED(薬の副作用が原因)

薬剤の副作用によって勃起しにくい状態になることを、薬剤性EDと呼びます。降圧剤、抗不安薬・抗うつ剤・前立腺肥大治療薬や、筋弛緩薬や鎮けい薬などは、勃起に関わる神経の働きに影響を及ぼし、EDを引き起こす場合があります。

また、不整脈の治療薬や血管拡張剤、脂質異常症の治療薬といった循環器系の薬剤も、血流に影響を及ぼすため、勃起しにくい状態になる可能性があります。さらに、AGA治療薬であるフィナステリドやデュタステリドなども、副作用として勃起不全が起こる場合があります。

4.混合性ED(体と心の問題が原因)

混合性EDとは、器質性EDや心因性ED、薬剤性EDのいずれかが合わさって起こる勃起障害のことです。混合性EDは、EDの原因の中でも多く見られるタイプとされています。とくに、50代以降の男性に多いといわれています。

50代以降は加齢や生活習慣病による動脈硬化などが起こりやすいことに加え、仕事や夫婦関係、親の介護などによって心理的不安やストレスを感じるケースもあり、混合性EDを発症しやすくなります。また、はじめは器質性EDだったものの、勃起しにくい状態になることで自信を失い、性行為への不安から心因性EDを発症するケースもあるようです。

ED(勃起障害)の対策や予防法

勃起しにくい場合に自分で実践できるEDの対策として、以下の例が挙げられます。

  • 食生活の改善
  • 適度な運動

EDは、肥満・高血圧・糖尿病といった生活習慣病と深く関わっているため、日々の食生活や運動習慣の見直しが大切です。

食生活に関しては、主食・主菜・副菜を組み合わせることを意識し、栄養バランスのとれた食事をとりましょう。そのうえで、日頃の食事において勃起力改善に役立つ栄養素を積極的に摂取することで、勃起のサポートにつながります。たとえば、亜鉛は男性ホルモンの分泌促進、シトルリンは血管拡張、DHA・EPAは血流改善に役立つ栄養素です。

この記事の監修:

牧野 潤医師

慶應義塾大学医学部卒業。日本形成外科学会認定専門医。 医師免許取得後、外資系経営コンサルティング企業のヘルスケア・IT領域にて従事。 慶應義塾大学医学部助教を経て、美容医療を主としたJSKINクリニック、及びオンライン診療サービス「レバクリ」監修。

<所属学会> 日本形成外科学会 日本美容外科学会(JSAPS)

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一方で、高カロリー・高脂肪・高塩分の食事は動脈硬化を進行させ、陰茎の血行不良を引き起こす原因になるため、控えましょう。

適度な運動も、EDの対策・予防には欠かせません。ウォーキングやジョギングといった有酸素運動は、肥満を予防したり高血圧を改善したりするのに効果的です。徒歩での移動や階段昇降を心掛けるなど、日常生活に取り入れやすい運動から始めてみましょう。

参考:農林水産省「ちょうどよいバランスの食生活」

ED(勃起障害)の治療方法

クリニックでは、EDの原因に応じた治療が行われます。その中でも一般的なのが、ED治療薬による治療です。ED治療薬には陰茎の血流を促進する効果があり、服用すると勃起しやすくなります。また、ED治療薬によって性行為の成功体験を積み、性交渉に対するストレスやプレッシャーを軽減できれば、心因性EDの解消にもつながるでしょう。

ED治療薬にはバイアグラやレビトラ、シアリスがあり、効果が表れるまでの時間や効果の持続時間がそれぞれ異なるため、ニーズに合わせて選択しましょう。

ただし、ED治療薬は薬局やドラッグストアでは市販されていません。ED治療薬を入手したい場合は、クリニックを受診し医師から処方してもらう必要があります。

勃起しにくいと感じたらクリニックに相談を

「勃起しにくい」「勃起が持続しない」と感じたら、泌尿器科やED治療クリニックを受診しましょう。

クリニックでの対面診療に抵抗がある方や、忙しくて病院に行く時間が取れない方には、オンライン診療がおすすめです。オンライン診療では、スマートフォンやパソコンを使って自宅で診察を受けられ、医師に症状や悩みを相談しながら適切な治療薬の処方を受けられます。処方された薬は院内処方であれば自宅に配送され、薬局に行く必要もないのがメリットです。

まとめ

ED(勃起障害)とは、性交渉において十分に勃起しない、または維持できない状態を指します。まったく勃起できない状態に限らず、「勃起しにくい」「持続時間が短い」などもEDの症状の1つです。

EDは原因に応じて器質性ED・心因性ED・薬剤性ED・混合性EDの4種類に分類されます。EDは生活習慣病によって血流が悪くなることで生じやすいため、勃起しにくいと感じている場合は食生活や運動習慣の見直しが大切です。

EDの代表的な治療法が、ED治療薬による薬物治療です。ED治療薬を服用するには、医師の処方が必要となります。通院の手間や待ち時間を省きたい方は、オンライン診療の活用を検討してみるとよいでしょう。

レバクリでは、ED治療薬のオンライン処方を行っています。場所や時間にとらわれずにビデオチャットで診察が受けられ、処方された薬は自宅など好きな場所に届きます。診察料は無料なので、ぜひご予約ください。

参考文献

農林水産省「ちょうどよいバランスの食生活」