更新日:2026年10月21日

ED治療の費用は、選ぶ薬の種類や受診方法によって1錠あたり数百円〜数千円と幅があります。 このページでは、ED治療薬の費用相場を紹介します。納得してED治療を始めるためのガイドとして、ぜひお役立てください。

この記事の監修
慶應義塾大学医学部卒業。日本形成外科学会認定専門医。 医師免許取得後、外資系経営コンサルティング企業のヘルスケア・IT領域にて従事。 慶應義塾大学医学部助教を経て、美容医療を主としたJSKINクリニック、及びオンライン診療サービス「レバクリ」監修。
<所属学会> 日本形成外科学会 日本美容外科学会(JSAPS)
ED治療にかかる費用は、選ぶ治療薬の種類と用量によって1錠あたり数百円から2,000円ほどまで幅があります。EDの治療は原則として自由診療にあたり、医療機関が価格を設定できるためです。おおまかな相場は次のとおりです。
| 薬品名(成分名) | 先発医薬品 | ジェネリック |
|---|---|---|
| バイアグラ(シルデナフィル) | 1,000円〜2,000円 | 400円〜1,200円 |
| シアリス(タダラフィル) | 1,500円〜2,000円 | 500円〜1,200円 |
| レビトラ(バルデナフィル) | 1,000円〜2,000円 | |
| ステンドラ・スペドラ(アバナフィル) | 1,400〜1,500円 | 800〜1,400円程度(成分が同一の海外製医薬品) |
自由診療では治療費の全額が自己負担になるため、同じ成分でもどこで処方を受けるかで負担が変わります。まずは自分が使いたい薬の相場を押さえたうえで、医療機関を比べてみましょう。
実際にどれくらいかかるかは、1錠あたりの価格に使う回数を掛けると見当がつきます。ED治療薬は毎日飲む薬ではなく、必要なときに使う薬だからです。
ここからは、治療薬ごとに先発医薬品とジェネリックの費用相場を月4回使う想定でまとめます。
バイアグラは、ジェネリックを選ぶと1錠あたりの負担を400円台まで下げられる可能性があります。有効成分のシルデナフィルは後発医薬品が広く流通しており、用量の選択肢も多いためです。
費用の目安は次のとおりです。
| 区分 | 1錠あたりの費用相場 | 月4回使う場合の目安 |
|---|---|---|
| 先発医薬品(バイアグラ) | 1,000円〜2,000円 | 4,000円〜8,000円 |
| バイアグラのジェネリック医薬品 | 400円〜1,200円 | 1,600円〜4,800円 |
薬です。投与後、最大36時間まで有効性が認められています。
ED治療の費用は、薬の選び方と受診の仕方を工夫すれば抑えられます。自由診療では薬代と診察料の両方が自己負担になるため、それぞれに手を打てるからです。
ここでは、負担を下げる2つの方法を紹介します。
ジェネリック医薬品の有効成分は先発医薬品と同じで、費用を3〜5割程度抑えられます。
シルデナフィルの場合、先発医薬品(バイアグラ)は1錠1,000円~2,000円程度かかるところ、ジェネリック医薬品は400円~1200円程度です。服用の頻度によっては、年間で数万円の差が生じる可能性があります。
初診料・再診料がないオンライン診療を選ぶことで、薬代や配送料だけでED治療を続けられます。対面診療では初診料・再診料として3,000円〜5,000円程度が別途かかるケースがあり、薬代以外に毎月の受診コストがかかります。
また、オンライン診療は通院時間や交通費もかかりません。スマートフォンがあれば受診から薬の受け取りまで自宅で行えるため、忙しい方や通院が負担に感じる方にとっても継続しやすいでしょう。
ED治療は原則として自由診療のため費用は全額自己負担です。選ぶ治療薬と先発医薬品かジェネリックかによって1錠あたりの料金が変わります。
治療費を抑えるポイントとして、ジェネリック医薬品を選ぶことや、オンライン診療を選ぶことの2つが挙げられます。まずは医師の診察を受けたうえで、続けられる金額の治療を選んでいきましょう。
ここからは、ED治療の費用について検索されることの多い質問に回答します。保険や医療費控除の扱いを確認したうえで、治療を始める判断に役立ててください。
ED治療は保険の対象になりますか?
不妊治療を目的とする場合に限り、先発品のバイアグラとシアリスは保険給付の対象になります。ただし、設けられた条件に当てはまらない場合は自由診療となり、費用は全額自己負担です。
ED治療の費用はどれくらいしますか?
費用は服用する薬と受診の仕方で変わります。たとえば、シルデナフィルの場合はジェネリックなら1錠400円〜1,200円が相場です。ED治療は原則として自由診療で、医療機関が価格を設定できるためです。目安として押さえておきたいのは次の3点になります。
・薬の種類と用量(バイアグラ・レビトラ・シアリス・ステンドラ)
・先発医薬品かジェネリック医薬品か
・診察料や配送料などの薬代以外の費用
月に何回使うかを想定して、総額で比べてみましょう。
ED治療は医療費控除される?
医師が治療上必要と判断した場合には、医療費控除の対象になる可能性があります。ただし、治療の目的や状況によって判断が分かれます。控除を受けたい場合は領収書を保管したうえで、あらかじめ所轄の税務署に確認しておくと安心です。
独立行政法人医薬品医療機器総合機構「バイアグラ錠 添付文書」 独立行政法人医薬品医療機器総合機構「シアリス錠 添付文書」 独立行政法人医薬品医療機器総合機構「バルデナフィル錠 添付文書」 厚生労働省「不妊治療で使用される医薬品の保険給付上の取扱いについて」 厚生労働省「医薬品・医療機器」
以下に費用の目安をまとめました。
| 区分 | 1錠あたりの費用相場 | 月4回使う場合の目安 |
|---|---|---|
| 先発医薬品(シアリス) | 1,500円〜2,000円 | 6,000円〜8,000円 |
| シアリスのジェネリック医薬品 | 500円〜1,200円 | 2,000円〜4,800円 |
レビトラは、国内では後発医薬品のバルデナフィル錠が処方の中心になっています。先発品のレビトラ錠は国内での流通が終了しているためです(2026年8月時点)。
費用の目安は次のとおりです。
| 区分 | 1錠あたりの費用相場 | 月4回使う場合の目安 |
|---|---|---|
| 先発医薬品(レビトラ) | 国内での取り扱いなし | - |
| レビトラのジェネリック医薬品 | 1,000円〜2,000円 | 4,000円〜8,000円 |
ステンドラは、国内では未承認薬となるため、クリニックが海外から輸入して処方するケースが一般的です。
| 区分 | 1錠あたりの費用相場 | 月4回使用した場合の費用相場 |
|---|---|---|
| 先発医薬品(ステンドラ) | 1,400円〜1,500円 | 5,600円〜6,000円 |
| ステンドラと成分が同一の海外製医薬品 | 800円〜1,400円程度 | 3,200円〜5,600円 |