レバクリ

更新日:2024年06月11日

髪の毛がボコボコ・ザラザラになる原因は?改善方法を解説

この記事のまとめ
  • 髪の毛がボコボコする原因は遺伝によるくせ毛や髪のダメージなどが挙げられる
  • 加齢やホルモンバランスの乱れで髪の毛がボコボコになる場合もある
  • ボコボコの髪の毛は、正しいヘアケアや生活習慣の改善で治る場合もある
  • 縮毛矯正で髪の毛のボコボコを改善できるが、髪の負担は大きい

「髪の毛がボコボコで見た目が悪い」と悩んでいる方もいるのではないでしょうか。髪の毛のボコボコは、遺伝や髪の傷み、加齢、ホルモンバランスの乱れなどで起こります。

本記事では、髪の毛がボコボコになる原因や改善方法について解説します。髪の状態が良くないと悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

髪の毛がボコボコ・ザラザラする原因とは?

髪の毛がボコボコ・ザラザラする原因は、人によりさまざまです。遺伝によるくせ毛の場合もあれば、髪へのダメージが原因となっていることもあります。

ここでは、髪の毛がボコボコする主な原因を解説します。

遺伝によるくせ毛

髪の毛がボコボコするのは、遺伝が原因となっている場合があります。両親のどちらかが同じように髪がボコボコで、子どものころから髪質が変わらない場合は、遺伝によるくせ毛の可能性が高いでしょう。

「くせ毛」と一口に言っても、緩やかなカーブのくせ毛から強く縮れた髪の毛まで、人それぞれです。あまり強くないくせ毛であれば、スタイリングやヘアケアによってボコボコの状態をある程度改善できる場合もあります。

髪へのダメージ

シャンプーをしたあとにドライヤーで乾かさず、濡れたままの状態にすることは、髪の毛がボコボコになる原因です。濡れたままにしておくと、キューティクル(髪の内部を覆う膜)が剥がれて髪の水分や栄養分が失われてしまい、髪がパサパサになって枝毛や切れ毛の原因となります。そのほか、パーマやヘアカラーも髪が傷む原因となるでしょう。

加齢やホルモンバランスの乱れ

加齢により、髪にダメージが生じることもあります。髪の内部のタンパク質が少なくなって弾力が低下し、髪にうねりが出てくるためです。もともと直毛だったのに、年齢とともにくせが出てきてボコボコしているという方は、加齢が原因かもしれません。

ストレスや生活習慣の乱れなどによりホルモンバランスが乱れると、ツヤ・ハリのある髪を保つためのホルモンが不足し、髪質が悪くなることもあります。ストレスの蓄積や食生活の乱れは、ホルモンバランスの乱れを招くだけでなく血行不良や栄養不足も引き起こし、髪に栄養が行き渡らなくなってボコボコの状態を招くこともあるでしょう。

ボコボコになった髪の改善方法

ボコボコになった髪を改善するためには、原因に合った改善方法で対処しましょう。 ここでは、ボコボコになった髪の改善方法を解説します。

正しいヘアケアを行う

ダメージで髪の毛がボコボコになっている場合は、正しいヘアケアで改善しましょう。毎日のシャンプーで毛穴の汚れをしっかり落とし、トリートメントも忘れずに行います。 トリートメントを使用することで手触りの良い髪になり、ボコボコが以前よりは気にならなくなるはずです。

トリートメントは、シャンプー後に軽くタオルドライした髪をコームでとかしてから塗布することで、浸透しやすくなります。

スタイリングで整える

生まれつきのくせ毛の場合、くせの状態によってはスタイリングでボコボコを改善できる場合があります。

スタイリングは、次の手順で行います。

  • シャンプー後、髪を乾かす前にヘアオイルを髪全体に馴染ませる
  • くせを伸ばしながらブローする
  • 乾いたらヘアバームかワックスを馴染ませる

ヘアオイルを馴染ませることで、毛髪内部の水分バランスを整えます。丁寧にブローしてボコボコを改善し、ヘアバームやワックスで仕上げましょう。

生活習慣を改善する

生活習慣の乱れによるホルモンバランスの乱れは、髪の毛の成長に影響を与えます。

日々の生活で運動する習慣がない人は、ウォーキングやジョギングなどを実践してみましょう。運動により自律神経が整うと、ホルモンバランスが安定しやすくなります。

また、質の良い睡眠をとるために、就寝前のアルコール・カフェインの摂取を避ける、就寝前にスマートフォンやパソコンは使用しないといったことを心掛けましょう。睡眠の質が悪いと、女性ホルモンの分泌に悪影響を与える恐れがあるためです。

バランスの良い食事を摂る

髪の健康を保つには、バランスの良い食事で髪の成長に関わる栄養分をしっかり摂ることが大切です。

髪の成長に関わる栄養素は、髪の主成分であるタンパク質のほか、亜鉛・鉄・ビタミンB群です。次のような食材に含まれています。

  • タンパク質:肉類、卵、乳製品など
  • 亜鉛:牡蠣、レバーなど
  • 鉄:あさり、レバー、ほうれん草など
  • ビタミンB群:肉類、魚類、穀類、にんにく、レバーなど

毎回の食事でバランス良く栄養を摂ることが難しい場合は、サプリを活用するという方法もあります。栄養はあくまで食事で摂取し、栄養が不足しがちなときはサプリで補うようにするとよいでしょう。

頭皮マッサージをする

ボコボコの髪の毛は、頭皮に原因がある場合もあります。特に加齢や栄養不良、ホルモンバランスの乱れなどで頭皮の血行が悪くなると、髪の成長を阻害してボコボコの髪の毛が生じやすくなります。

そのような場合は頭皮マッサージで頭皮の血行を良くすることで、頭皮への栄養補給がスムーズになり、髪質の改善が期待できます。

簡単な頭皮マッサージの方法をみてみましょう。

  1. 両手の親指以外の4本の指でこめかみから耳の上にあたる部分を押さえる
  2. 親指は後頭部に置き、固定する
  3. 親指は固定したまま、4本の指で円を描くように頭皮をマッサージする

爪を立てないようにして、指の腹で優しくマッサージしてください。

ボコボコの髪の毛は縮毛矯正で治る?

生まれつきの強いくせ毛や、すぐにボコボコの髪の毛を改善したい場合、縮毛矯正する方法もあります。

ここでは、縮毛矯正とストレートパーマの違いなどを解説します。

縮毛矯正とストレートパーマの違い

ストレートパーマと縮毛矯正は、施術する目的が異なります。ストレートパーマは、主に一度かけたパーマをまっすぐに戻すことが目的です。そのため、使用する薬剤はあまり強くありません。 これに対し、縮毛矯正はくせ毛をまっすぐにすることを目的としています。強めの薬剤を使い、アイロンで熱を加え、整える工程が加わります。

そのため、ストレートパーマはくせが強い髪には向いていません。縮毛矯正は、ストレートパーマでは対応できない強いくせ毛やボコボコの髪をストレートにできるうえに、効果が長持ちします。

髪のくせやボコボコの度合いが弱い場合は、ストレートパーマでも問題ありません。しかし、それでは治らないような状態の場合や、見違えるような変化を求める場合は、縮毛矯正を行うとよいでしょう。

縮毛矯正の髪の毛への負担は大きい

縮毛矯正は、強めの薬剤を使い、アイロンで熱をあててしっかりと髪の毛のくせを伸ばす施術です。髪のくせやボコボコの状態をきれいにする効果は高いといえますが、髪の毛への負担が大きくなります。

特に髪のダメージによってボコボコの状態である場合、縮毛矯正は控えた方がよいかもしれません。どうしてもすぐに髪をまっすぐに整えたいときは、ストレートパーマがおすすめです。

まとめ

髪の毛がボコボコな状態は、遺伝によるくせ毛のほか、髪のダメージやホルモンバランスの乱れ、栄養不良など、さまざまな原因で起こります。

ボコボコした髪は手触りが悪いだけでなく、スタイリングがうまくできずストレスに感じてしまうこともあるでしょう。ヘアケアや生活習慣の改善で治るようであれば、すぐに対処してみてください。

「髪がボコボコしているうえに抜け毛も目立つようになった……」という方は、AGAクリニックで受診してみるのもおすすめです。AGAは、成人男性に起こる進行性の脱毛症です。

レバクリでは、AGAのオンライン診療を行っています。場所や時間にとらわれずにビデオチャットや電話で診察が受けられ、処方された薬は自宅など好きな場所に届きます。診察料は無料なので、ぜひご予約ください。