更新日:2026年04月20日
「デュタエイトの効果や副作用が気になる」と感じている方もいるかもしれません。デュタエイトはAGA治療に用いられるデュタステリドと、髪の毛の成長をサポートする亜鉛を配合した製品です。
本記事では、デュタエイトの主成分であるデュタステリドの効果や副作用を解説します。服用方法や注意点もあわせて紹介するので、気になる方はぜひ参考にしてください。
デュタエイトとは、インドを拠点とするNOD社から販売されているAGA治療薬の製品名です。デュタエイトには有効成分として、デュタステリドと亜鉛が含まれています。デュタエイトはAGA治療薬である「ザガーロ」のジェネリック医薬品に該当します。デュタエイトは後発品のため、先発品のザガーロよりも安価で、なおかつ同等の効果や安全性が期待できるでしょう。
また、デュタエイトには髪の毛の成長をサポートする亜鉛が配合されており、デュタステリドと亜鉛を同時に服用できる点が特徴です。
デュタエイトに含まれるデュタステリドは、AGAの進行を抑制する有効成分です。AGAは、男性ホルモンのテストステロンが5αリダクターゼという酵素と結びつき、DHT(ジヒドロテストステロン)に変換されることで発症します。
デュタステリドは5αリダクターゼの働きを阻害し、DHTの生成を抑制します。脱毛を未然に防ぐ役割から「守りの治療薬」とも呼ばれているのが特徴です。
同じくDHTを抑制する薬にフィナステリドがあります。フィナステリドは5αリダクターゼII型のみを阻害するのに対し、デュタステリドはI型とII型の両方を阻害する働きがあります。
デュタエイトの販売元であるNOD社は、発毛効果が期待できるミノキシジル配合の「ミノエイト」も取り扱っています。作用機序は完全には解明されていないものの、成分のミノキシジルを服用することで、血管拡張作用により、毛包周辺の血流改善が期待できるとされています。さらに、毛包に直接作用し、髪の毛が太く長く育ちやすくなる点も効果のひとつです。
抜け毛を予防するデュタエイトが「守りの治療薬」であるのに対し、ミノエイトは発毛を促進する「攻めの治療薬」といえるでしょう。
デュタエイトを服用すると、勃起不全(ED)や性欲減退などの副作用が生じる可能性があります。
副作用の発現確率は、同じ有効成分を含むデュタステリド錠の添付文書である独立行政法人 医薬品医療機器総合機構の「5α還元酵素1型/2型阻害薬 男性型脱毛症治療薬 劇薬、処方箋医薬品デュタステリド製剤」によると、性機能不全は1%以上、そのほかについては1%未満です。同様に、国際共同第I/II相二重盲検比較試験では、勃起不全が4.3%、リビドー減退が3.9%、精液量減少が1.3%と報告されています。
ただし、副作用の発現には個人差があります。気になる症状が現れた場合には、すみやかに医師へ相談しましょう。
デュタエイトの成分であるデュタステリドの副作用について、詳しくは「デュタステリドの副作用とは?主な症状や服用する際の注意点を解説」でも解説していますので、気になる方はご覧ください。
参考: 独立行政法人 医薬品医療機器総合機構「5α還元酵素1型/2型阻害薬 男性型脱毛症治療薬 劇薬、処方箋医薬品デュタステリド製剤」
デュタエイトは以下の方法を守って服用しましょう。
デュタエイトは、体内の血中濃度を一定に保つために毎日決まった時間に服用することがポイントです。服用する時間帯は、朝と夜のどちらであっても効果に違いはないといわれています。また、食事の影響を受けにくいため、食前や食後を問わずに服用しても良いでしょう。
デュタエイトは、水またはぬるま湯で服用してください。お茶やジュースでは、薬の吸収に影響を与える恐れがあるからです。さらに、薬剤が口や喉の粘膜を刺激することを防ぐため、錠剤を噛まずにそのまま飲み込むようにしましょう。正しい服用を継続することで、安定した効果が期待できます。
そのほか、服用に関するよくある疑問は以下で解説します。

この記事の監修:
慶應義塾大学医学部卒業。日本形成外科学会認定専門医。 医師免許取得後、外資系経営コンサルティング企業のヘルスケア・IT領域にて従事。 慶應義塾大学医学部助教を経て、美容医療を主としたJSKINクリニック、及びオンライン診療サービス「レバクリ」監修。
<所属学会> 日本形成外科学会 日本美容外科学会(JSAPS)
デュタエイトを飲み忘れた際は、すぐに1回分を服用しましょう。ただし、次の服用時間が近い場合は、飲み忘れた分は飛ばして次のタイミングから1回分を服用してください。一度に2回分をまとめて摂取することは避けましょう。
一度の飲み忘れで効果に差が出る可能性は低いですが、何度も繰り返すと効果に影響を与える場合があります。忘れやすい方は、アラームの設定やピルケース、薬カレンダーなどを活用して、飲み忘れを防ぐ工夫をしましょう。
デュタエイトを服用する際は、ほかの薬や飲料との飲み合わせに注意しましょう。特に、CYP3A4阻害薬が要注意です。たとえば、プロテアーゼ阻害剤やクロラムフェニコール(抗生物質)、ネファゾドン(抗うつ薬)などが挙げられます。
CYP3A4は体内で薬物を代謝する酵素の一種で、阻害薬はその働きを妨ぎます。デュタエイトと併用すると、有効成分であるデュタステリドの血中濃度が上昇し、副作用のリスクが高まる恐れがあるのです。
デュタエイトを服用する際は、必ず現在服用中の薬を医師に伝え、併用可能かを確認しましょう。
デュタエイトを服用するうえで、以下の点に注意しましょう。
デュタエイトの有効成分であるデュタステリドは、女性や子どもに対する安全性や有効性が確立されていないため、服用してはいけません。特に妊婦は、服用によって男子胎児の外生殖器の発達に影響を与える可能性が示唆されています。
デュタステリドの成分は皮膚からも吸収されるため、錠剤が破損して成分に直接触れると危険です。そのため、女性や子どもが触れない場所に保管しましょう。
また、服用中および服用中止から6ヶ月間は献血を控える必要があります。輸血される女性や子どもへの影響を考慮するためです。
さらに、デュタステリドは前立腺がん検査の指標であるPSA値を減少させる作用があります。検査を受ける際は、必ず担当の医師へデュタエイトを服用中であることを伝えましょう。
AGA治療に効果的なデュタエイトはどこで入手できるのでしょうか。また、費用相場が気になる方もいるかもしれません。
ここでは、デュタエイトの入手方法と費用相場を紹介しましょう。
デュタエイトを服用したい場合は、AGA専門のクリニックを受診して処方を受けましょう。薄毛にはさまざまな原因があり、必ずしもAGAが理由とは限りません。医療機関であれば、医師が診断してくれるため、症状にあわせた適切な処置が受けられます。
また、治療薬の服用によって万が一副作用が現れた際も、すぐに医師へ相談できるため、安心でしょう。
デュタエイトは通販や個人輸入でも購入できますが、偽造品が紛れ込んでいる可能性があるため、おすすめできません。ネット上で、薬の品質を正確に見極めるのは困難です。
また、輸入代行サイトを使って個人輸入した薬の服用によって健康被害が生じたとしても、代行業者がその責任を負う可能性は低いでしょう。さらに、個人輸入した薬は、「医薬品副作用被害救済制度」の対象外となります。安全に薬を服用するために、医療機関で処方を受けましょう。

個人輸入の薬剤では、成分の詳細が把握できないため、副作用が出たあとに対応が遅れる可能性があります。安全面を考慮し、医師への相談がおすすめです。
デュタエイトの費用相場は月額¥1,000~¥1,500程度、1錠あたり¥50以下です。ただし、デュタエイトは国内未承認薬で保険適用外のため、価格はクリニックやサイトごとに異なります。
デュタエイトの服用を検討されている方は、事前に専門のクリニックを受診するか、信頼できる販売サイトへ詳細を問い合わせるようにしましょう。
当サイト「レバクリ」では、デュタエイトは取り扱っていません。
デュタエイトとは、抜け毛を抑制する有効成分のデュタステリドと髪の毛の成長をサポートする亜鉛を配合した、AGA治療薬です。DHTを生成する5αリダクターゼを阻害することで、薄毛の進行を抑える効果が期待できます。
また、デュタエイトの有効成分であるデュタステリドは、女性や子どもの服用または接触が禁忌とされており、取り扱いには要注意です。女性や子どもへの影響を考えて、デュタステリドを含むAGA治療薬を服用中または服用中止から6ヶ月間は献血ができません。
デュタエイトは輸入代行サイトなどから購入可能ですが、誤って偽造品を入手する可能性も考えられます。安全性を考慮すると、医療機関で処方を受けることがおすすめです。
なお、デュタステリドを主成分とするAGA治療薬には、デュタエイト以外にも国内承認済みのデュタステリド錠(カプセル)があります。オンライン診療なども活用しながら、自分に合った薬や入手方法を検討しましょう。