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  • おりものって何?正常な色・量・においと気になる変化の原因を解説

更新日:2025年08月04日

おりものって何?正常な色・量・においと気になる変化の原因を解説

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この記事のまとめ

この記事のまとめ

  • おりものとは子宮や膣からの分泌物で、自浄作用や受精を助ける役割を持つ
  • 卵胞期前半のおりものは少なくサラサラで、排卵期から黄体期にかけて量や粘り気が増す
  • おりものの量は20~30代前半でピークを迎え、それ以降徐々に減っていく
  • おりものが緑・灰色や膿状のときや、悪臭がする場合は受診したほうがよい

「おりものがいつもと違うかも」「おりものの状態はこれが普通なの?」と思っている方もいるかもしれません。おりものは生理周期や年齢によって変化しますが、灰色・緑色のおりものが出るときや悪臭がする場合は注意が必要です。

本記事では、おりものとは何かを解説するほか、生理周期や年齢によるおりものの変化を紹介します。感染症や子宮の病気によって生じるおりものの異常についても解説するので、異変が起きたときにすぐに対処できるよう、押さえておきましょう。

目次
  • おりものとは?
    • おりものは子宮や膣からの分泌物を指す
    • おりものは細菌から身体を守り受精を助ける
  • 生理周期に伴うおりものの変化
    • 卵胞期(生理直後から排卵前まで)
    • 排卵期
    • 黄体期(排卵後から生理まで)
  • 年齢に伴うおりものの変化
    • 初潮~10代
    • 20~30代前半
    • 30代後半~40代
    • 閉経後
  • 受診したほうがよいおりものとは?
  • 異常なおりものの原因
    • 感染症
    • 子宮の病気
    • 膣内の異物
  • おりものが気になったら受診しよう
  • まとめ

おりものとは?

おりものとは子宮や膣からの分泌物で、自浄作用や受精の手助けなどの役割を持ちます。ここでは、そもそもおりものとは何かを確認しましょう。

おりものは子宮や膣からの分泌物を指す

おりものには、子宮や膣、汗腺からの分泌物が含まれています。

正常なおりものの色は、乳白色や薄いクリーム色、透明です。おりもの形状は、生理直後はサラサラ、生理前はドロッとしているなど、生理周期の中で変化します。

においはほとんどありませんが、ヨーグルトのような酸っぱいにおいがすることもあります。これは、おりものが酸性であるためです。

おりものは細菌から身体を守り受精を助ける

おりものの主な働きは、自浄作用と受精の手助けの2つです。

おりものには免疫細胞が含まれており、外部からの雑菌の侵入を防止します。膣内を清潔な状態にすることが、おりものの役割の1つです。

また、生理周期のうち、排卵期は粘り気が強くなり、精子が入るための手助けをします。おりものは、精子の膣から子宮への移動をスムーズにして受精を助ける役割も担っています。

生理周期に伴うおりものの変化

おりものの量や状態は、生理周期に伴って変わります。これは、おりものの分泌に卵胞ホルモン(エストロゲン)が影響しており、卵胞ホルモンの分泌量は生理周期の中で変化するためです。

生理周期によるおりものの変化を知っておくことで、「おりものがいつもと違うかも」と思ったときに落ち着いて対応できます。以下では、生理周期とおりものの関係性をみていきましょう。

卵胞期(生理直後から排卵前まで)

生理が終わった直後の卵胞期前半は、おりものは少ないのが特徴です。経血が混じることで、茶色っぽい色になることがあります。

卵胞期後半から排卵期にかけては卵胞ホルモンが増え、おりものの量も増えていきます。卵胞期のおりものはサラッとしており、においはほとんどありません。

排卵期

排卵期には、粘り気やとろみのある、卵の白身のような透明なおりものが増えます。排卵期がおりものの量のピークであり、とくに多い日が2~3日続きます。「おりものがドバッと出る」「びよーんと伸びるようなおりものが出る」と感じやすいのは排卵期です。

おりものににおいが生じる場合もありますが、それほど強いものではありません。

黄体期(排卵後から生理まで)

排卵後から生理までの黄体期のおりものは、排卵期よりも粘り気が増します。

おりものは白濁した色になり、下着につくと黄色に見えることもあります。また、酸っぱいにおいが強くなりやすい時期です。

年齢に伴うおりものの変化

おりものは、生理周期だけでなく年齢によっても変化します。これは、年齢によって卵胞ホルモンの分泌量が変化するためです。

以下では、年齢別のおりものについて解説します。

初潮~10代

おりものの量は初潮前後から徐々に増え始めます。まだ女性ホルモンの分泌が安定しておらず、おりものの量が増えたり減ったりしやすい時期です。

20~30代前半

20~30代は卵胞ホルモンの分泌が増える年代で、おりものの量もピークを迎える時期です。女性ホルモンの分泌量は安定するため、生理周期やおりものの量も安定しやすくなります。

30代後半~40代

30代後半から、卵胞ホルモンが減少し始めます。それに伴い、おりものの量も徐々に減り始めます。

30代後半では、おりものや生理周期などに関して、目に見えるような変化はあまりありません。しかし、40代を迎えると卵胞ホルモンが急激に減少するため、おりものの量の減少や生理周期の不規則さを自覚することが増えます。

閉経後

閉経後は卵胞ホルモンがほとんど分泌されなくなるため、おりものも減少します。おりものの減少により膣内部が乾燥しやすくなり、自浄作用が弱まって炎症が起こりやすくなります。

受診したほうがよいおりものとは?

おりもの状態によっては、早めに医療機関で受診したほうがよいケースもあります。以下のようにおりものが異常な状態のときは、早めに受診しましょう。

  • 量が多い(おりものシートで間に合わない、生理用ナプキンが必要)
  • 灰色・緑色である
  • 膿のような状態である
  • カッテージチーズのような白い塊の状態である
  • 生臭さがある
  • 性器や性器周辺にかゆみ・灼熱感・発疹・痛み・ヒリヒリ感などの症状を伴う
  • 発熱や骨盤の痛みを伴っている
  • おりものに血が混ざる
  • 閉経後におりものが増える、血が混ざる

排卵前後や生理前後のピンク色・茶褐色のおりものは、血が混ざることが原因の可能性があり、過度に心配する必要はありません。しかし、排卵前後や生理前後でないにもかかわらず、ピンク色や褐色のおりものが出る場合は、何らかの病気が原因の可能性があるため、医療機関を受診しましょう。

また、閉経後にピンク色や茶褐色のおりものが出る場合、がんの兆候の可能性もあるため、早めに医師の診察を受けることが大切です。

異常なおりものの原因

異常なおりものが出る原因として、下記の3つが挙げられます。

  • 感染症
  • 子宮の病気
  • 膣内の異物

異常なおりものの原因についてみていきましょう。

感染症

感染症は、異常なおりものが出る原因の1つです。おりものに異常がある場合、以下のような感染症にかかっていることが考えられます。

名称おりものの特徴(色・状態・におい)その他の症状の例
細菌性膣症・灰色・白
・サラサラ
・生臭いにおい
・かゆみ
子宮頸管炎・黄色・緑・茶色
・膿状
・不正出血
萎縮性膣炎・黄色・緑・茶色
・悪臭
・かゆみ・痛み・灼熱感
・頻尿
・性交痛
カンジダ症・白
・カッテージチーズ状
・かゆみ・灼熱感
・性交痛・排尿痛
トリコモナス膣炎・緑・黄色
・泡が混じる
・生臭いにおい
・かゆみ
・性交痛・排尿痛
淋菌感染症・黄緑色
・量が増える
・無症状の場合がある
クラミジア感染症・白・黄色
・水っぽくサラサラ
・悪臭
・かゆみ
・不正出血
・性交痛

淋菌感染症やクラミジア感染症は、主に性交渉によって感染します。細菌性膣症やカンジダ症などは免疫力の低下によって発症することもあるため、疲労やストレスを溜めないよう注意が必要です。

子宮の病気

子宮に関連する病気によって、異常なおりものが出ることもあります。考えられる病気は、以下のとおりです。

名称おりものの変化(色・状態・におい)その他の症状の例
・子宮頸がん
・子宮体がん
・ピンク・茶色(血が混ざる)
・量が増える
・悪臭
・性交時の出血
・不正出血
・性交痛
子宮頸管ポリープ・茶褐色(血が混ざる)
・量が増える
・膿状(感染を伴う場合)
・不正出血
子宮筋腫・黄色・茶褐色(血が混ざる)
・量が増える
・過多月経・貧血
・月経痛
・不正出血

上記のほか、病気ではないものの「子宮膣部びらん」によってピンク色や茶褐色のおりものが出る場合もあります。おりものに血が混じったり、量が多かったりすることが特徴です。

膣内の異物

膣内にタンポン・コンドームなどが残っていることも、異常なおりものが出る原因です。体内は温かく湿っているため、異物によって雑菌が繁殖しやすくなります。

おりものの変化が気になる場合は、タンポンの出し忘れはないか、性交為後に外れたコンドームが膣内に残っていないかを確認しましょう。

おりものが気になったら受診しよう

おりものの色や量、においが気になっても、自己判断での薬の服用はおすすめできません。自浄作用を妨げるため、過度な膣洗浄も避けましょう。とくに性感染症の場合は自然に治癒しないため、おりものが気になり、性感染症の疑いがあるときは早めの受診をおすすめします。

医療機関では、おりものを採取する検査によって原因を確認できます。細菌性の場合、内服薬・塗り薬・膣に入れる薬などでの治療が可能です。

「感染症ではなさそうだけれど、おりものについて医師に相談したい」という方は、オンライン診療を活用するのも一つの方法です。

オンライン診療を利用すれば、産婦人科・婦人科の病院に足を運ばなくても医師の診察を受けられます。婦人科の医療機関に行くことに抵抗がある方や、外出が難しい方におすすめの方法です。

まとめ

おりものとは、子宮や膣などからの分泌物で、自浄作用と受精の手助けの役割を持っています。生理周期や年齢によるおりものの変化を知っておくことで、「おりものがいつもと違う」と思っても冷静に対処できるでしょう。

一方で、灰色・緑色のおりものが出たり悪臭を感じたりした場合は、早めの受診をおすすめします。

レバクリでは、ピルのオンライン処方を行っています。場所や時間にとらわれずにビデオチャットや電話で診察が受けられ、処方された薬は自宅に届きます。ぜひご予約ください。

この記事の監修:

牧野潤医師

慶應義塾大学医学部卒業。日本形成外科学会認定専門医。 医師免許取得後、外資系経営コンサルティング企業のヘルスケア・IT領域にて従事。 慶應義塾大学医学部助教を経て、美容医療を主としたJSKINクリニック、及びオンライン診療サービス「レバクリ」監修。

<所属学会> 日本形成外科学会 日本美容外科学会(JSAPS)

※この記事は産婦人科専門医と共同で監修を行いました

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