更新日:2026年10月26日

この記事の監修
慶應義塾大学医学部卒業。日本形成外科学会認定専門医。 医師免許取得後、外資系経営コンサルティング企業のヘルスケア・IT領域にて従事。 慶應義塾大学医学部助教を経て、美容医療を主としたJSKINクリニック、及びオンライン診療サービス「レバクリ」監修。
<所属学会> 日本形成外科学会 日本美容外科学会(JSAPS)
「マッサージピールは効果がないの?」と気になっている方もいるかもしれません。この施術は真皮のコラーゲン生成に働きかけるもので、受けたその日に劇的な変化が出るものではなく、間隔をあけて回数を重ねるのが前提の治療です。この記事では、期待できる変化や「効果がない」と言われる理由、ダウンタイムと皮むけ、頻度や費用の目安を紹介します。受ける前に、自分の肌悩みに合うかどうかを医師に相談してみてください。
※この記事で紹介するトラネキサム酸・シナール・ハイチオール・ユベラ・グルタチオンは、いずれもシミへの承認適応を持ちません(シナールは炎症後の色素沈着には承認適応がありますが、その他のシミには適応外です)。自由診療では、これらの医療用医薬品が持つ作用に着目し、シミへのアプローチとして選ばれることがあります。なお、レバクリの提携医療機関で取り扱う美容皮膚治療で承認適応外として処方している薬は、トラネキサム酸・シナール・ハイチオール・ユベラ・グルタチオンの内服薬5種類です。その他の医療用医薬品や治療法については、一般的な情報提供として掲載しています。
マッサージピールは、専用の薬剤を肌に塗り、マッサージするようになじませて行うピーリング治療です。角質を剥がすタイプのピーリングとは考え方が異なり、真皮に働きかけてコラーゲンの生成を促すことを目的としています。ここでは、使われている薬剤や一般的なピーリングとの違いを整理します。
マッサージピールで使う薬剤はPRX-T33といい、肌の表面を剥がさずに、成分を真皮まで届けることを狙った薬剤です。配合されているのは、トリクロロ酢酸(TCA)、過酸化水素、コウジ酸の3つです。TCAは肌の奥まで届く成分とされています。そこに低濃度の過酸化水素を組み合わせることで、表面が剥けるのを抑えながら奥に働きかける仕組みになっています。コウジ酸は、シミやくすみのもとになるメラニンの生成に働きかける成分です。
マッサージピールは、マッサージピーリングやコラーゲンピールと呼ばれることもあります。ケミカルピーリングは、グリコール酸やサリチル酸、トリクロロ酢酸などで角質に働きかけ、肌の生まれ変わり(ターンオーバー)を促すことを主な目的としています。一方でマッサージピールは、角質を剥がすことよりも、真皮深層に働きかけてコラーゲンの生成を促すことに重きを置いた施術です。同じピーリングという名前でも、狙っている肌の層と目的が異なります。
PRX-T33は、日本国内で医療用医薬品としての承認を受けていない未承認医薬品です。国内で使われているものは、医療機関が海外から個人輸入する形で入手しています。同じ成分構成で国内承認を受けた医療用医薬品はありません。イタリアで開発され欧州などで使用されていますが、諸外国の公的機関による安全性情報がまとまって公表されているわけではありません。また、国内で承認されていない医療用医薬品による健康被害は、医薬品副作用被害救済制度の対象になりません。受ける前に、この点は知っておきましょう。
参考:独立行政法人医薬品医療機器総合機構「Q3 救済の対象となる健康被害とはどのようなものですか。」
マッサージピールで期待できるのは、真皮のコラーゲン生成を通じた肌のハリや質感への変化です。あわせて、配合されているコウジ酸による、くすみや色ムラへの働きも期待されています。ここでは、悩み別に期待できることと、注意しておきたい点を整理します。
マッサージピールは、真皮に働きかけることで、肌のハリや小じわへの変化が期待できる施術です。
肌の弾力は、真皮線維芽細胞が作るコラーゲンやエラスチンに支えられています。加齢や紫外線の影響でこれらが減っていくと、ハリが保たれにくくなり、小じわが気になりやすくなります。TCAが真皮に働きかけて線維芽細胞を刺激することで、コラーゲンの生成が促されると考えられています。
ニキビ跡や毛穴の開きに対しては、肌の生まれ変わり(ターンオーバー)に着目したケアとして、質感への変化が期待される場合があります。ニキビ跡のうち、炎症後色素沈着は、炎症の刺激から肌を守ろうとしてメラニンが過剰に作られ、茶色く残ったものです。ターンオーバーが進むと、メラニンは少しずつ排出されていきます。毛穴の開きについても、コラーゲンの生成が促されて真皮が支えられることで、質感への変化が期待できます。ただし、深く凹んだ跡には届きにくく、変化が見られない場合もあります。
くすみや色ムラに対しては、配合されているコウジ酸がメラニンの生成に働きかけることで、アプローチの一つとして期待されています。くすみは、メラニンの蓄積だけでなく、乾燥や血行の滞りなど複数の要因が重なって起こります。そのため、ピーリングだけで解決するとは限りません。肌の生まれ変わり(ターンオーバー)が滞ってメラニンが排出されにくくなっている場合には、マッサージピールが選択肢の一つになります。
シミには、老人性色素斑、そばかす、炎症後色素沈着、後天性真皮メラノサイトーシスなどの種類があり、それぞれ適した対処が変わります。特に肝斑は、摩擦や刺激で濃くなることがあると指摘されています。メラニンが真皮の深い層にある場合は、表皮に働きかけるケアだけでは届きません。見た目が似ていても対処が変わるため、まずはどのタイプなのかを医師に確認してもらうことが大切です。
マッサージピールが「効果ない」と言われる背景には、回数や肌悩みのタイプ、施術後のケアなど、いくつかの理由があります。「後悔した」という声も、施術そのものより前提のずれから生まれていることがあります。ここでは、よくある4つの理由を整理します。
「効果がない」と感じる理由の一つが、1回の施術だけで判断してしまうことです。肌の生まれ変わり(ターンオーバー)は、一般的に28〜56日程度とされ、年齢によって異なります。30代から40代では、20代のころより時間がかかるとされています。コラーゲンの生成が促されてから質感に変化があらわれるまでにも、時間が必要です。1回で判断せず、決められた間隔で回数を重ねたうえで、医師と経過を確認していきましょう。
自分の肌悩みとマッサージピールの働きが合っていないと、変化を感じにくくなります。マッサージピールが働きかけるのは、主に真皮のコラーゲン生成と、表皮にあるメラニンです。真皮の深い層にメラニンがある色素斑や、深く凹んだニキビ跡には届きにくいとされています。また、肝斑は刺激で濃くなることがあるため、ほかの対処と組み合わせて考える必要があります。受ける前に、自分の肌悩みがどのタイプなのかを医師に確認しておくと安心です。
施術後に紫外線対策ができていないと、色素沈着につながることがあります。ケミカルピーリングのガイドラインでも、施術にあたっては遮光についての十分な説明と指導が必要とされています。ピーリング後の肌は刺激を受けやすい状態です。そこに紫外線が加わるとシミのもとであるメラニンの生成が促され、かえって色ムラが気になることがあります。日焼け止めや帽子などでの遮光は、施術と同じくらい大切なケアです。
後悔したという声の背景には、施術に期待する変化と、実際の位置づけのずれがあります。マッサージピールは、受けたその日に劇的な変化が出る施術ではありません。真皮でコラーゲンが作られ、肌の生まれ変わり(ターンオーバー)が進むのに合わせて、少しずつ経過を見ていくものです。シミやニキビ跡そのものを取り除く施術でもありません。どこまで目指せるのかを事前に医師と共有しておくと、受けたあとのギャップを和らげられます。

変化を判断する前に、まずご自身のシミやニキビ跡がどのタイプなのかを診察で確認しておくと、その後の判断がしやすくなります。真皮にメラニンがある色素斑や、深く凹んだ跡は、外側からのアプローチだけでは届きにくいためです。肌悩みによっては、内側からのケアも含めて組み立て直す選択肢があります。気になる症状があるときは、自己判断で回数を重ねる前に医師にご相談ください。
マッサージピールは、診察から施術後のスキンケアまで、おおむね30分から1時間ほどで進みます。薬剤を塗ってマッサージする時間そのものは10分から20分程度です。ここでは、当日の流れを順を追って紹介します。
最初に医師の診察を受け、肌の状態と施術を受けられるかどうかを確認します。ケミカルピーリングは、業として行えば医業に該当すると国から示されている医療行為です。そのため、施術前の診察と記録、同意の確認が前提になります。妊娠中・授乳中の方や、肌に炎症がある方、ヘルペスの治療中の方などは受けられないことがあります。持病や服用中の薬がある場合は、この段階で伝えておきましょう。
参考:厚生労働省「医師法上の疑義について(回答)」
洗顔でメイクや皮脂を落としたあと、薬剤をマッサージするようになじませていきます。塗布にかかる時間は10分から20分程度です。この工程は、医療資格を持つ担当者が肌の状態を見ながら行います。薬剤を洗い流したあとは、保湿などのスキンケアをして終了です。施術中にヒリつきを感じることがあるため、我慢せずその場で伝えるようにしてください。
施術後は、保湿と紫外線対策をその日から続けることが大切です。ピーリング後の肌は乾燥しやすく、刺激を受けやすい状態になっています。ここに摩擦や紫外線が加わると、赤みや色素沈着につながることがあります。洗顔はこすらないようにし、日中は日焼け止めを使って遮光してください。ピーリング作用のある化粧品やスクラブをいつから再開して良いかも、医師に確認しておきましょう。
マッサージピールは表皮の剥離を抑える設計のため、ダウンタイムは短めとされています。ただし、赤みや皮むけがまったく起こらないわけではありません。ここでは、起こりうる反応と、そのときの対処を整理します。
施術直後には、赤みやヒリつきなどが出ることがあります。ケミカルピーリング全般で報告されている反応には、刺激感、むくみ、紅斑、色素沈着などがあります。マッサージピールは表皮の剥離を抑える設計ですが、反応が起こらないわけではありません。強い痛みや水ぶくれが出たときは、自己判断で様子を見ずに、施術を受けた医療機関へ連絡してください。
皮むけは必ず起こるものではありませんが、皮むけが出たときは無理に剥がさないことが大切です。めくれかけた皮膚を引っ張ると、赤みや色素沈着の原因になります。保湿を丁寧に行い、自然に落ちるのを待ちましょう。皮むけの程度は肌の状態や薬剤の量によって変わるため、気になるときは次回の施術前に医師へ伝えてください。
ビニール肌は医学的な診断名ではなく、角質が薄くなってツヤが出ているように見える肌を指す言葉として使われています。ピーリングを短い間隔で繰り返すと、肌のバリア機能が保たれにくくなることがあります。テカリや乾燥、ヒリつきが続くようであれば、いったん施術を止めて医師に相談してください。自己判断で回数や間隔を増やさないことが、肌への負担を避けるうえで大切です。
マッサージピールは、はじめのうちは2〜3週間おきに続け、その後は間隔をあけていく進め方が目安とされています。ただし、適した頻度は肌の状態によって変わります。ここでは、間隔と回数の考え方を紹介します。
はじめの数ヶ月は、2〜3週間おきに5回程度受ける進め方が目安とされています。この間隔は、肌の生まれ変わり(ターンオーバー)の周期と、肌への負担のバランスをふまえたものです。ケミカルピーリングのガイドラインでは、間隔や回数は症例ごとに判断するものとされています。そのため、実際の間隔は診察を受けたうえで決まります。予定に合わせて詰めたくなることもありますが、間隔を縮めるほど早く変化が出るわけではありません。
2〜3週間おきに5回程度施術を受けたあとは、1〜2ヶ月に1回程度の頻度で続ける進め方が目安になります。肌の状態が落ち着いてきたら、間隔をあけて様子を見ていきます。季節によって紫外線量や乾燥の度合いが変わるため、同じ頻度をずっと続けるとは限りません。医師と経過を確認しながら、そのときの肌に合わせて調整していきましょう。
マッサージピールを続けた結果として期待できるのは、肌の状態を保つための土台づくりです。コラーゲンの生成は一度で完結するものではなく、繰り返し働きかけることで変化が見られることがあります。一方で、続けるほど変化が積み上がっていくとは限りません。変化が見られないまま漫然と続けるのではなく、定期的に医師の評価を受けながら継続を判断してください。
マッサージピールをやめても、施術前の状態にすぐ戻るわけではありません。ただし、得られた状態がそのまま固定されるわけでもなく、加齢や紫外線の影響は続いていきます。肌の生まれ変わり(ターンオーバー)は年齢とともに時間がかかるようになりますし、紫外線を浴びればメラニンも作られます。やめたあとの状態を保ちたい場合は、遮光や保湿といった日々のケアを続けることが土台になります。
マッサージピールは保険が使えない自由診療のため、費用は医療機関ごとに設定されています。1回あたりの目安だけでなく、回数を重ねる前提での総額も確認しておきましょう。ここでは、費用の見方を整理します。
顔全体の施術では、1回あたり1万円〜2万円程度が目安です。首や背中など、顔以外の部位には別の料金が設定されていることがあります。自由診療は医療機関が費用を決める仕組みのため、同じ施術でも金額に幅があります。医療機関によっては、診察料や再診料が別途かかる場合もあります。提示された金額に何が含まれているのかを、予約の前に確認しておきましょう。
費用は1回あたりではなく、目安とされる回数を受けた場合の合計で考えておくと安心です。はじめは2〜3週間おきに5回程度が目安とされているため、その分の費用がかかります。そのあとのメンテナンスを続ける場合は、さらに費用が加わります。途中で通えなくなると、想定していた経過を確認しないまま終わってしまいます。無理なく続けられる範囲かどうかを、はじめに確かめておきましょう。
費用の安さだけで選ぶと、あとから判断に迷うことがあります。マッサージピールは医療行為であり、施術前の診察と、反応が出たときの対応まで含めて成り立ちます。使われる薬剤は国内未承認のため、どこから入手したものかという説明があるかどうかも判断材料になります。金額に加えて、診察の体制や説明の丁寧さも含めて選ぶようにしましょう。
マッサージピールをセルフで行うことは、医療行為にあたるため推奨できません。薬剤を個人輸入して自分で使うことにも、品質や救済制度の面で注意点があります。ここでは、その理由を整理します。
厚生労働省の通知では、医師免許を持たない人が薬剤を塗って皮膚を剥離させる行為について、業として行えば医業にあたると回答されています。ケミカルピーリングのガイドラインでも、皮膚科の診療技術を修得した医師の管理下で行われるべき行為とされています。肌の状態を診たうえで、薬剤や濃度、時間を判断する必要があるためです。
参考:厚生労働省「医師法上の疑義について(回答)」
個人輸入した薬剤は、医療機関を通じた場合と異なり、品質管理の状況が確認できないことがあります。厚生労働省も、医療用医薬品を海外から購入する場合の注意を呼びかけています。加えて、国内で承認されていない医療用医薬品による健康被害は、医薬品副作用被害救済制度の対象になりません。何かあったときに公的な救済を受けられない点は、事前に知っておきましょう。
参考: 厚生労働省「医薬品等を海外から購入しようとされる方へ」 独立行政法人医薬品医療機器総合機構「Q3 救済の対象となる健康被害とはどのようなものですか。」
セルフで行う場合、薬剤の濃度と置く時間の管理が難しくなります。ケミカルピーリングでは、剥離の深さを薬剤の種類や濃度、pH、時間で調整します。マッサージピールに使われるTCAは濃度が高いため、扱い方によっては表皮の剥離が強くあらわれることがあります。報告されている反応には、水疱や瘢痕、色素沈着、色素の抜けなどがあります。肌の状態を自分で判断するのは難しいため、医療機関で受けることが基本です。
角栓や脇のブツブツにピーリングが使われることはありますが、マッサージピールとは目的が異なります。原因によっては、ピーリング以外の対処が必要になることもあります。ここでは、それぞれの考え方を整理します。
角栓が気になる場合は、表皮に働くタイプのケミカルピーリングが選択肢の一つになります。角栓は、古い角質と皮脂が毛穴で混ざり合って詰まったものです。サリチル酸やグリコール酸を使ったピーリングは、この角質に働きかけて肌の生まれ変わり(ターンオーバー)を促します。ケミカルピーリングのガイドラインでも、ざ瘡の非炎症性の皮疹は適応として挙げられています。一方、マッサージピールは真皮に働きかける施術のため、角栓そのものへの目的とは少し異なります。
脇のブツブツは原因が複数あるため、まず何が起きているのかを確かめることが先です。考えられるものには、次のようなものがあります。
炎症が起きている場合は、ピーリングがかえって刺激になることがあります。見た目が似ていても対処が変わるため、気になるときは医師に相談してください。
脇や毛穴のブツブツが気になっても、こすったり過度に角質を落としたりしないことが大切です。摩擦は炎症を招き、そのあとに色素沈着が残ることがあります。洗いすぎると皮膚が乾燥し、刺激を受けやすい状態になります。気になる部分ほど、摩擦を減らして保湿を保つことが基本のケアです。自己処理の方法や頻度についても、肌に負担が少ないやり方を医師に確認しておきましょう。
シミやニキビ跡、くすみ、ハリの低下といった肌悩みには、外側からの施術だけでなく、内服薬で身体の内側から働きかける方法もあります。美容を目的とした使用は自由診療の範囲となり、薬が持つ働きに着目して処方されます。ここでは、肌悩みごとにどの薬がどのように用いられているのかを紹介します。
美容目的で用いられる主な内服薬は、トラネキサム酸、シナール(ビタミンC・ビタミンB5)、ハイチオール(L-システイン)、ユベラ(ビタミンE)、グルタチオンの5種類です。それぞれ得意とする働きが異なるため、肌悩みに応じて使い分けられます。

状態に応じて、働きの異なる薬が選択される場合があります。
ここからは、肌悩みごとに詳しく見ていきましょう。
シミやくすみに対しては、メラニンの生成に働きかける薬が中心になります。シミやそばかすのもとになるメラニンは、紫外線や摩擦、ホルモンの影響を受けて作られます。トラネキサム酸は、肝斑(かんぱん)の背景にあるメラニンの生成の連鎖を抑える働きが期待されています。
シナールとハイチオール、ユベラは、メラニンの生成を抑える働きや、肌の生まれ変わり(ターンオーバー)を助けるサポートをすることから選ばれます。グルタチオンについては、メラニンが黒色へ変わるのを抑える働きが期待されています。
ハリの低下やたるみが気になる場合は、シナールとユベラが用いられます。肌の弾力は真皮のコラーゲンに支えられていますが、加齢や紫外線の影響で減っていきます。シナールに含まれるアスコルビン酸(ビタミンC)は、コラーゲンの生成に関与し、肌のハリに着目した働きに期待して選ばれます。
ユベラのビタミンEには、細胞がダメージを受けるのを助ける働き(抗酸化作用)が期待され、肌のコンディションを整える目的で組み合わせられます。内服薬は施術のように直接引き上げるものではないため、日々の土台を整えるケアとして考えてください。
ニキビとニキビ跡は、分けて考えると薬の選び方が整理しやすくなります。ハイチオールは、湿疹や尋常性ざ瘡(ニキビ)に対して承認された効能を持つ薬です。ニキビ跡のうち、茶色く残る炎症後色素沈着には、シナールが用いられます。
赤みが残るタイプの跡には、トラネキサム酸の抗炎症作用に着目して選ばれることがあります。同じニキビ跡であっても、赤みや茶色みなどの状態によって用いられる薬が異なる場合があります。気になる跡がどちらなのかは、診察で確認しておきましょう。
毛穴の目立ちやざらつきには、肌の生まれ変わり(ターンオーバー)を助ける働きに着目した薬が用いられます。角栓は、古い角質と皮脂が毛穴で混ざり合って詰まったものです。ハイチオールとユベラは、ターンオーバーを助ける働きから選ばれます。シナールは、コラーゲンの生成に関与し、肌のハリに着目した働きに着目して組み合わせられます。
ただし、内服薬で毛穴の形そのものが変わるわけではないため、施術や日々のスキンケアと合わせて考えていきましょう。
マッサージピールと内服薬を組み合わせたい場合は、自己判断で始めず医師に相談してください。内服薬にも副作用があります。トラネキサム酸では、食欲不振、悪心(吐き気)、嘔吐、下痢、胸やけなどの症状が報告されています。また、市販のビタミンCやトラネキサム酸を含む製品を併せて摂ると、成分が重なることがあります。服用中の薬やサプリメントがある場合は、あらかじめ伝えておきましょう。
参考: 独立行政法人医薬品医療機器総合機構「トラネキサム酸錠『YD』 添付文書」 独立行政法人医薬品医療機器総合機構「シナール配合錠・シナール配合顆粒 添付文書」 独立行政法人医薬品医療機器総合機構「ハイチオール錠40mg・ハイチオール錠80mg・ハイチオール散32% 添付文書」 独立行政法人医薬品医療機器総合機構「」 独立行政法人医薬品医療機器総合機構「」
ここでは、マッサージピールについて多く寄せられる質問にお答えします。
マッサージピールはほかの美容施術と同じ日に受けられますか?
同じ日に受けられるかどうかは、組み合わせる施術と肌の状態によって変わります。複数の施術を組み合わせる方法を用意している医療機関もあります。自己判断では決めず、受ける前に医師へ確認してください。
生理中や妊娠中でもマッサージピールは受けられますか?
妊娠中は受けられないとしている医療機関が一般的です。ケミカルピーリングのガイドラインでも、妊娠中は適応外とされています。生理中は肌が敏感になることがあるため、そのときの体調とあわせて事前に相談してください。
施術後どのくらいでメイクができますか?
当日からメイクができるとしている医療機関もありますが、肌の反応によって変わります。赤みやヒリつきが残っているときは、無理に重ねないのが良いでしょう。当日のメイクの可否は、施術を受けた医療機関の指示に従ってください。
マッサージピールは、真皮のコラーゲン生成に働きかけるピーリング治療です。受けたその日に劇的な変化が出るものではなく、間隔をあけて回数を重ね、経過を確認しながら続けていく施術となっています。
気になるシミやニキビ跡がどのタイプなのかによって、向いている方法は変わります。たとえば、真皮の深い層にあるメラニンや深く凹んだ跡の場合、マッサージピールでは届きにくく、内側からのケアを組み合わせたほうが合う場合もあります。
マッサージピールで使われる薬剤は国内で承認されていないため、セルフで行ったり、個人輸入して自分で使ったりすることは避けてください。まずは肌の状態を診てもらい、自分に合う方法を医師と一緒に選んでいきましょう。
厚生労働省「医師法上の疑義について(回答)」 厚生労働省「医薬品等を海外から購入しようとされる方へ」 厚生労働省「医療広告ガイドラインの改訂」 独立行政法人医薬品医療機器総合機構「Q3 救済の対象となる健康被害とはどのようなものですか。」 独立行政法人医薬品医療機器総合機構「トラネキサム酸錠『YD』 添付文書」 独立行政法人医薬品医療機器総合機構「シナール配合錠・シナール配合顆粒 添付文書」 独立行政法人医薬品医療機器総合機構「ハイチオール錠40mg・ハイチオール錠80mg・ハイチオール散32% 添付文書」 独立行政法人医薬品医療機器総合機構「ユベラ錠50mg 添付文書」 独立行政法人医薬品医療機器総合機構「グルタチオン錠100mg『ツルハラ』 添付文書」
記事を読んで美容皮膚(メディカルスキンケア)に関心を持ったものの、こんな不安やお悩みはありませんか?
オンライン診療サービス「レバクリ」なら、医師の診察からお薬の処方まで、すべてスマホひとつで完結できます。
美容皮膚(メディカルスキンケア)治療は、主に内服薬で行われます。市販の化粧品やサプリが肌の表面にアプローチするのに対し、内服薬は体の内側からターンオーバーを整え、肌悩みの根本にはたらきかけます。
治療期間について
肌のターンオーバー周期に基づき、1~2ヶ月後から効果が実感できることが多いです。効果の実感には個人差があるため、定期的に医師の評価を受けながら継続を判断します。
費用について
美容皮膚治療は、保険適用外の「自由診療」です。対面診療では、薬代のほかに初診料や診察料がかかる場合もあります。
治療の継続には期間と費用に加え、定期的な通院が必要です。時間や費用、人目などの通院の負担が、忙しい方にとって課題となる場合があります。
オンライン診療とは、スマホやPCを使い、ご自宅など好きな場所から医師の診察を受け、お薬を配送してもらえるサービスです。従来の美容皮膚治療(メディカルスキンケア)における「通院の負担」「待ち時間」「人目」といった課題を解決します。
「レバクリ」は、美容皮膚治療(メディカルスキンケア)の「始めやすさ」と「続けやすさ」を重視し、オンライン診療のメリットを最大限に活かしたサービスを提供しています。