更新日:2024年04月25日
生理周期や自律神経の乱れ、PMSなどの悩みをアプリで支える法人の特集
本記事では、妊活にも使用できる生理管理アプリを配信している株式会社、マインドフルネスをサポートするアプリを配信している株式会社をご紹介します。どちらのアプリもスマホにインストール後、簡単操作で心身の状態を計測できる手軽さが魅力です。自身の心と体の状態を把握して十分にケアを行いたい方は、インストールを検討してみてはいかがでしょうか。
4MEEE株式会社
生理日は、周期が一定だったり乱れたりとなかなか管理しづらいものです。スケジュール帳に書き込んで周期を把握しようとしても、日にちを数えながらの管理は不便さを感じることが多いかもしれません。また、妊活をしたい方は排卵日や基礎体温なども気になるところでしょう。 「生理周期を把握したい」「妊娠に備えて体調管理をしたい」そんな希望を持つ女性のために、4MEEE株式会社では生理日管理アプリを配信しています。
同社では、生理日管理アプリのほかに2つのメディアも手掛けています。 一つは、「for me:私のために」という意味を持つWebマガジン「4MEEE」です。アラサー女性が恋も仕事も友情も今日よりもっと明日を楽しめるように、HAPPYのヒントを配信しています。「4MEEE」では、Fashion・Beauty・Love・Weddingなど多彩なカテゴリを用意。スキマ時間に気軽に最新トレンドをチェックできます。
もう一つのWebマガジン「4yuuu」には、「for you:あなたのために」という意味が込められています。自分のために生きることを卒業し、愛する人のために生きる主婦・ママを対象としたWebマガジンです。 家事や育児をしながら、ファッションや美容も抜かりなく楽しみたい方も、気軽に試してみたくなる情報がたくさん掲載されています。
妊娠前後もずっと使える 生理日管理アプリ「4MOON」
「4MOON」は、「あなたの今と、これからのHAPPYのために」というコンセプトのもとに、4MEEE株式会社が配信している基本無料の生理日管理アプリです。 同アプリは、生理日管理目的はもちろんのこと、妊活や排卵日予測など幅広い用途で使用できます。2021年5月にiOS版とAndroid版をリリース後、着実にユーザーが増加中です。
「4MOON」には、生理期間や生理周期の自動算出、6ヶ月先まで対応している生理日予測、前回生理日からの経過日数の表示など、さまざまな機能が備わっています。生理周期を把握したい方やPMSで体調不良になりやすい方、生理痛が酷いためピルを服用して生理日を調整している方など、お悩みや希望用途に合わせて幅広く活用できるアプリです。 このほか、排卵日予測や基礎体温の記録、排卵日予測に合わせたパートナーへの情報共有といった、妊活を進めやすい機能も充実しています。
アプリを立ち上げて1タップで生理日が入力できたり、OSカレンダーとの同期が無料でできたりと、簡単操作かつ便利な機能が備わっていることも魅力です。 妊娠後は出産予定日や体重管理機能を使用でき、出産後も引き続き生理日管理や体調管理などで長期的に使用することが可能。ライフステージごとに変化するニーズにしっかり対応できる機能を備えています。
4MEEE株式会社の詳細情報
Upmind株式会社
日々仕事や子育てなどに追われ、自身の心と体のケアが後回しになっている方も多いでしょう。やらなければいけないことを頑張るほど、体調を崩しがちになったり、本当にやりたいことやなりたい姿を意識する機会が減ったりするかもしれません。
Upmind株式会社では、このような現代において、幸せに生きるためには心に余白を持つことが大切だと考えています。そのために、まず自律神経を見える化することに取り組んだそうです。 ストレスを抱えている人やPMSに悩んでいる人は自律神経のバランスが崩れている可能性があり、自律神経を数値で表すことで、交感神経と副交感神経どちらが優位なのかを判断できます。そして、その解析結果をもとに改善につながる習慣を示すことによって、マインドフルネスを実践しやすくなるのです。
マインドフルネスは、西洋を中心に普及している心に余白を持つための習慣です。 同社では、心に余白を持つために大切な習慣として、「適度な運動」「十分な睡眠」「瞑想」の3つを提示。このなかでも特にマインドフルネスの習慣化をサポートするために、2021年にマインドフルネスアプリ「Upmind」をリリースしました。
心に余白を持つための機能が充実 マインドフルネスアプリ「Upmind」
▲画像提供:Upmind株式会社 マインドフルネスアプリ「Upmind」は、マインドフルネスの実践はもちろん、カメラを使用した自律神経の計測や入眠サポートなど、心に余白を持つためのさまざまな機能を搭載しています。 自律神経の状態を計測する機能は、スマートフォンのカメラに30秒間指をあてるだけという簡易さが魅力です。計測後は、結果をもとに自律神経のバランスを改善できるおすすめの習慣がレコメンドされるため、自身に合った習慣を取り入れやすくなります。 良質な睡眠も、自律神経のバランスを取るために大切な条件です。同アプリは、入眠をサポートする機能も複数搭載しています。
Upmind株式会社では、科学的に実証された信頼できるサービスを目指し、東京大学との共同研究も行っています。同アプリを用いたマインドフルネス瞑想を一ヶ月間習慣的に実施した結果、どのくらいの効果が得られるかを検証する研究です。 主に働いている方を対象にマインドフルネス瞑想を実施した結果、労働生産性が約17%向上。さらに、怒りやすい自覚がある方の怒りやすさが14%減少したことも確認されています。 ▲画像提供:Upmind株式会社 UI・UXにもこだわって開発された同アプリは、「2023年度 グッドデザイン賞」を受賞しました。 ユーザー視点に立ち、誰もが心に余白を持てるようにとの思いを込めて開発・リリースされたアプリです。
Upmind株式会社の詳細情報
株式会社LYL
▲画像提供:株式会社LYL DE&I(ダイバーシティ・エクイティ・インクルージョン)を切り口にした組織コンサルティング・プログラム提供をする株式会社LYL(リール)。「経営に自分軸を。」をMissionに一人ひとりが活躍できる組織づくりを支援をしています。 LYLの考えるダイバーシティとは、女性活躍、障がい者採用、外国籍社員採用といった特定のセグメントを強化することだけを目指すものではありません。働き方やスキル、価値観、健康状態をもダイバーシティの一環と考え、一人ひとりがダイバーシティの一員であり、多様な個性を生かす組織づくりを目指しています。 そうした中、女性社員の約半数※が自身の健康状態を理由に退職を考えたことがある。というデータもあり、LYL(リール)では「女性の不調」について悩む女性社員だけでなく、職場全体で考えるプログラム、「QOLI Femtech(きゅおりフェムテック)」をLYLの代表である小山侑子が立ち上げました。
「思いやりは働きやすさ。」企業として従業員のトータルウェルネスを考えたい! QOLI Femtech(きゅおりフェムテック)
▲画像提供:株式会社LYL 「QOLI Femtech(きゅおり フェムテック)」は、LYL(リール)が手掛けるトータルウェルネスプログラムです。 LYLでは本プログラムを通じてクライアント企業のコンパッション経営※実現を支援します。 ※コンパッション経営:従業員・経営者一人ひとりが、自分自身や他者への理解を深め、思いやりを持って寄り添う企業風土を実現する経営。
PMSや生理、更年期障害など女性特有の不調に関する認識は人によって異なり、不調を感じていても病院に行かずに我慢している女性も少なくありません。 単発で終わってしまう健康支援施策も多い中、「QOLI Femtech」は、女性特有の不調が仕事のパフォーマンスに与える影響を正しく伝え、改善に向けて行動するきっかけづくりや生産性の高い組織づくりをサポート。ヘルスリテラシーを向上し、女性の活躍推進、一人ひとりの生産性・エンゲージメント向上につなげます。
同プログラムのステップは、女性社員・男性社員それぞれに対してリテラシーテストを行うことからスタート。まずは、女性の不調への理解度や女性自身の症状のレベルを測ります。 次のステップでは、リテラシーテストの結果に基づき女性社員・男性社員別に理解を深めるためのインプットやディスカッションなどを行うオンライン研修を行います。 そして最後のステップで、個人の課題改善に向けて、食事・運動・睡眠・心のケア・通院など、各領域におけるソリューションを提案します。不調に対する理解度の把握から知識の提供、改善に向けた行動支援まで、一気通貫でトータルサポートする流れです。
同プログラムを導入した企業からは、「女性の不調に対してセルフケアを行う社員が増えた」「一人で悩まず社内で健康課題について話しやすくなった」「ヘルスリテラシーのデータに基づき、健康経営の施策を検討しやすくなった」など、個人の意識・行動の変化だけでなく、組織の風土改革に繋がるうれしい声が寄せられているそうです。