更新日:2026年02月25日
NPO法人ウィッグリング・ジャパンは、がん闘病中の女性が自分らしく前向きに歩めるよう「つなぐ・ささえる・まなぶ」の3つの柱で支援を行っています。本記事では、医療用ウィッグのバトンを繋ぐリユースの取り組みや経験者が寄り添う心のケア、専門医による勉強会など、外見と心の両面から孤独を解消する活動の全容についてご紹介します。一人で抱え込まないための支援のカタチを、ぜひご覧ください。
NPO法人 ウィッグリング・ジャパンは、がんと闘う女性を「ウィッグ」を通じて支援する団体です。治療を終えた方から譲り受けた医療用ウィッグを、現在闘病中の方へ低価格でレンタルする「勇気のバトン」の活動を行っています。高額なウィッグを再利用することで経済的・精神的負担を軽減し、女性が自信と笑顔を取り戻すきっかけを提供しています。
▲画像提供:NPO法人 ウィッグリング・ジャパン
代表理事の上田あい子氏は、友人の闘病をきっかけに「外見のケアは心のケア」であると考え、本活動を設立しました。単なる物品の提供だけでなく、がん経験者によるピアサポートやメイクアップ、医療セミナーなどを通じ、孤立しがちな患者さんの心に寄り添う支援を大切にしています。情報の格差や経済的な理由による選択肢の差をなくし、誰もが前向きに輝ける社会の実現を目指して、全国のサポーターと共に歩み続けています。
NPO法人 ウィッグリング・ジャパンは、がんと闘う女性が一人で不安を抱え込むことなく、再び自分らしく前向きに歩める社会を目指し、「つなぐ」「ささえる」「まなぶ」という3つの活動を大切に日々歩んでいます。
まず、がん治療を終えた方から託された医療用ウィッグを、今まさに必要としている方へと再提供する「つなぐ」活動です。単に物品をリユースするだけでなく、サロンではがん経験者のスタッフがフィッティングを行い、病気や日常の悩みにも寄り添うことで心のケアにも取り組んでいます。高額なウィッグにかかる金銭的な負担を軽減し、女性としての自信と笑顔を取り戻すバトンを次の方へと繋いでいます。
▲画像提供:NPO法人 ウィッグリング・ジャパン
また、孤独を感じやすい闘病中の方を「ささえる」ため、情報サイトの運営やコミュニティづくりにも注力しています。医療機関では相談しにくい仕事や子育てと治療の両立についてや、外見ケアなどの悩みに応える信頼できる情報を精査して発信する情報サイト「チアーズビューティー」を運営。社会全体で支え合う環境を整えることで、一人で抱え込まずに済む安心感を届けています。
さらに、専門医を招いたスモールセミナーなどを通じて、最新の治療や予防法を「まなぶ」場を設けています。正しい知識を得ることは、漠然とした不安を解消し、前向きに病気と向き合うための大きな一歩となるでしょう。
これらの「つなぐ」「ささえる」「まなぶ」活動を通じ、誰もが自分らしく輝き続けられる社会の実現を目指して女性のための医療情報メディア「チアーズビューティー」で情報を発信しています。