更新日:2026年07月22日
「バイアグラを個人輸入で安く購入したいけど安全なのか」と悩んでいる方もいるのではないでしょうか。個人輸入で購入したバイアグラには偽物の可能性があり、約4割が偽造薬であったという調査結果もあるため行わないようにしましょう。
本記事では、バイアグラの個人輸入に潜む危険性と、クリニックで処方してもらうべき理由を解説します。誰にも知られずにお薬を受け取れるオンライン診療についても紹介するので、ぜひ参考にしてください。
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「費用を抑えたい」「病院に行く手間を省きたい」などの理由から、バイアグラの個人輸入を検討している方もいるかもしれません。しかし、バイアグラの個人輸入には偽物であるリスクが潜んでいます。
ここでは、バイアグラの個人輸入がなぜ危険なのか解説し、クリニックで処方してもらうべき4つの理由について解説します。
個人輸入で入手したバイアグラには、偽物の可能性があります。個人輸入した薬には品質や安全性が確認されている保証はありません。
ED治療薬製造販売4社が2016年に実施した調査では、輸入代行サイトで購入されたED治療薬のうち、約4割は偽造薬であったことが判明しました。
さらに、個人輸入された医薬品は効能効果や使用上の注意が外国語で記載されているため、正確に内容を理解するのが困難です。外見が正規品と同じように作られていても、一般の人では本物かどうかを判断するのは難しいといえるでしょう。
参考:厚生労働省の「医薬品等を海外から購入しようとされる方へ」
参考:厚生労働省「スイッチ OTC 医薬品の候補成分の成分情報等シート」
個人輸入したバイアグラを自己判断で使用すると、予期せぬ健康被害を引き起こす可能性があります。
厚生労働省の資料には、個人輸入された医薬品は不衛生な場所や方法で製造されたおそれがあると記載されています。有害な不純物が混入している可能性もあります。
また、成分や含有量が不明な場合があり、適切な評価が難しくなることがあります。そのため、副作用が起きた際に迅速な対応が困難になり、症状が悪化する可能性もあるでしょう。
一見、バイアグラの個人輸入は費用を抑えられるように見えますが、健康被害のリスクを考慮すると慎重な判断が必要です。
参考:厚生労働省の「医薬品等を海外から購入しようとされる方へ」
個人輸入したバイアグラで副作用や健康被害が生じた場合、公的な救済措置である「医薬品副作用被害救済制度」の対象外となってしまいます。
医薬品副作用被害救済制度とは、医薬品を適正に使用したにもかかわらず、副作用により入院治療が必要になるほど重篤な健康被害が生じた場合に、医療費や年金などの給付を行う公的な制度です。国内で承認された医薬品を医師の指導のもとで適切に使用していれば、万が一の際にこの制度による支援を受けられます。
しかし、個人輸入した医薬品によって副作用が起きた場合は、この制度の対象外となるため医薬品副作用被害救済制度による給付を受けることができません。
参考:独立行政法人 医薬品医療機器総合機構「Q3 救済の対象となる健康被害とはどのようなものですか。」
バイアグラの個人輸入は法的な保証がなく、トラブルに巻き込まれた際はすべて自己責任となります。
なぜなら、日本国内では医師の処方箋がない医療用医薬品のネット販売は法律で禁止されているためです。医療用医薬品とは、医師の診察と処方箋がなければ購入できない薬剤のことを指し、バイアグラも医療用医薬品に該当します。
厚生労働省の資料によると、個人輸入でバイアグラを購入すること自体は違法ではありません。ただし、一般の人が日本で承認を受けていない医薬品をネット販売することは法律で禁止されています。
万が一、個人輸入代行サイトなどの通販サイトを通じてバイアグラを購入し、健康被害が発生した場合でも十分な補償を受けられない可能性があります。
参考:政府広報オンライン「医薬品のネット販売を安心して利用するために」
参考:厚生労働省「医薬品等の個人輸入に関するQ&A」
バイアグラジェネリックとは、先発品であるバイアグラと同じ有効成分「シルデナフィル」を含むジェネリック医薬品のことです。バイアグラの個人輸入を考えている人の中には、安く購入できるバイアグラジェネリックを検討しているものの、効果や副作用などが気になる人もいるかもしれません。
まずは、バイアグラの先発医薬品・後発品(ジェネリック)・海外製・国内製の違いを、以下の一覧表で確認してみてください。
| 項目 | 先発医薬品 | 後発品 | 国内製 | 海外製 |
|---|---|---|---|---|
| メーカー | ファイザー社 | 国内もしくは海外の製薬会社 | 国内製薬会社 | 海外製薬会社 |
| 承認先 | 厚生労働省 | 厚生労働省もしくは海外当局 | 厚生労働省 | 海外当局 |
| 効果 | ED症状の改善 | 先発品と同等 | 先発品と同等 | 先発品と同等 |
| 副作用 | ほてり、頭痛、動悸、めまいなど | 先発品と同等 | 先発品と同等 | 先発品と同等 |
| 目安の費用 (1錠あたり) | 約1,000~2,000円 | 約400~1,200円 | 約400~1,200円 | 約400~1,200円 |
| 公的救済制度 | 対象 | 海外製は対象外 | 対象 | 対象外 |
| 入手先 | 医師による処方 | 医師による処方 | 医師による処方 | 医師による処方 |
参考:独立行政法人 医薬品医療機器総合機構「バイアグラ錠 添付文書」
先発医薬品とジェネリック医薬品は、開発過程や価格面で明確な違いがありますが、両者には同じ効果と安全性を示す生物学的同等性が確認されています。
そもそも先発医薬品とは、最初に開発・製造された医薬品のことです。そして、後発品(ジェネリック)とは、先発医薬品の特許切れ後に製造される医薬品のことを指します。薬の形や色、コーティング剤などが先発品と異なる場合もありますが、先発医薬品と同じ有効成分を同量含んでおり同等の有効性が期待できるとされています。
「ジェネリックは安いからその分効果が少ないのでは?」と考える方もいるかもしれません。しかし、先発医薬品に比べてジェネリック医薬品が安いのは開発コストなどが大幅に削減されるからです。先発医薬品の使用経験により、有効性や安全性に関する評価がある程度確立されているため、安い価格で処方されます。
価格を重視したい場合は、ジェネリック医薬品を選択することも選択肢の一つといえるでしょう。
参考:厚生労働省「」
安全にバイアグラを入手したいなら、医療機関への受診を検討しましょう。クリニックなら医師の責任のもと、有効成分の含有量や品質を確認したうえで処方されます。偽物を入手してしまうリスクを回避できると考えられます。
また、医師の問診を受けることで、一人ひとりの健康状態や持病の有無、薬の飲み合わせなど総合的に判断して自分にあった治療法やED治療薬を提案してもらえるでしょう。
さらに、正しい服用方法についても詳しい説明を受けられます。バイアグラを飲むタイミングや注意点を事前に知っておくことで、効果を実感しやすくなります。バイアグラに関する疑問や不安点も解決して治療を始められるでしょう。
周囲に知られることなくバイアグラを入手したいなら、オンライン診療も検討してみましょう。オンライン診療のメリットは、以下の2つです。
順番に解説していきます。
オンライン診療のメリットは、時間と場所を気にせずに医師の診察を受けられることです。スマートフォンやパソコンのビデオ通話機能を使って、その場で診察してもらえます。
従来の通院では、予約していたとしても待ち時間が長くなることも珍しくありません。オンライン診療であれば、予約時間になったらすぐに診察が始まります。
また、オンライン診療であってもED治療を行っている医師が適切な判断をして処方するため、安全性は対面診療と変わりません。仕事などが忙しくて受診が難しい方は、オンライン診療も選択肢となります。
オンライン診療では医師の判断により薬が処方された場合、診察から薬の受け取りまでを自宅で完結できます。他の患者と顔を合わせることがないため、ED治療を受けていることが誰かに知られる心配がありません。
診察後は医師が処方箋を発行し、郵送で自宅に届けられます。なかには、プライバシーに配慮して、送り主が分かりにくい梱包で届けてくれるオンライン診療もあります。家族にもバレにくい状態で処方してもらえるでしょう。
誰にも知られることなくバイアグラを処方してもらいたい方は、オンライン診療を利用してみるのも一つの手です。
個人輸入したバイアグラには粗悪品や有害物質が含まれている可能性があり、予期せぬ健康被害を招く危険性が考えられます。
また、個人輸入で副作用が発生した場合は医薬品副作用被害救済制度の対象外となり、医薬品副作用被害救済制度による給付を受けることができません。法的な保証もなく、トラブル時は自己責任となるため、医療機関で処方してもらいましょう。
バイアグラジェネリックは先発品と同等の効果がありながら費用を抑えられる選択肢です。クリニックでは医師の責任のもと品質が確認された薬を処方してもらえます。医師が個人の健康状態に合わせた治療法を提案してくれるでしょう。周囲に知られたくない方や通院の負担を軽減したい方は、オンライン診療を検討しても良いでしょう。
厚生労働省「医薬品等を海外から購入しようとされる方へ」
厚生労働省「スイッチ OTC 医薬品の候補成分の成分情報等シート」
独立行政法人 医薬品医療機器総合機構「Q3 救済の対象となる健康被害とはどのようなものですか。」
政府広報オンライン「医薬品のネット販売を安心して利用するために」
厚生労働省「医薬品等の個人輸入に関するQ&A」
独立行政法人 医薬品医療機器総合機構「勃起不全治療剤 シルデナフィルクエン酸塩錠 シルデナフィルクエン酸塩口腔内崩壊フィルム」
厚生労働省「ジェネリック医薬品への疑問に答えます」
政府広報オンライン「安心してご利用ください ジェネリック医薬品」
記事を読んでEDの治療に関心を持ったものの、こんな不安やお悩みはありませんか?
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ED治療は、「シルデナフィル」・「パルデナフィル」・「タダラフィル」などの成分を含む内服薬で行うのが一般的です。
治療の必要性について
EDは生活習慣病が原因の場合もあるため、放置せず早期に専門医へ相談することが推奨されます。
費用について
ED治療は、保険適用外の「自由診療」です。対面診療では、薬代(1錠500~2,000円ほど)の他に初診料や診察料がかかる場合があります。
ED治療は専門医への相談が不可欠ですが、デリケートな悩みであるため、通院の待ち時間や人目が心理的ハードルとなる場合も少なくありません。
オンライン診療とは、スマホやPCを使い、ご自宅など好きな場所から医師の診察を受け、お薬を配送してもらえるサービスです。従来のED治療における「通院の負担」「待ち時間」「人目」といった課題を解決します。
「レバクリ」は、ED治療の「始めやすさ」と「続けやすさ」を重視し、オンライン診療のメリットを最大限に活かしたサービスを提供しています。
参考:政府広報オンライン「安心してご利用ください ジェネリック医薬品」
国内製と海外製は、厚生労働省による承認の有無に違いはありますが、海外で承認されている医薬品の中には、有効成分が国内製品と同じものもあります。国内製は厚生労働省の承認を得た薬です。一方で、海外製は国内の承認を得ていない薬となります。ただし、海外製だからといって一概に危険というわけではありません。そもそもバイアグラ自体も海外の会社であるファイザー製薬の製品であり、海外工場で製造されている可能性もあります。
クリニックによっては、海外製のED治療薬を使用する場合もあるでしょう。この場合、海外製のED治療薬は医師の責任のもとで使用されます。厚生労働省の資料にあるとおり、医師による医薬品の輸入は、輸入者である医師の責任のもとで使用されることを前提に認められています。
本当に危険なのは、薬の知識がない一般人が個人輸入で偽物を取り寄せてしまうことです。自己判断による個人輸入とは安全性が異なることを理解しておきましょう。
参考:厚生労働省「医薬品等を海外から購入しようとされる方へ」