更新日:2026年06月15日

この記事の監修
慶應義塾大学医学部卒業。日本形成外科学会認定専門医。 医師免許取得後、外資系経営コンサルティング企業のヘルスケア・IT領域にて従事。 慶應義塾大学医学部助教を経て、美容医療を主としたJSKINクリニック、及びオンライン診療サービス「レバクリ」監修。
<所属学会> 日本形成外科学会 日本美容外科学会(JSAPS)
気温が高く薄着になる季節が始まると、体型が気になり始める方もいるかもしれません。ダイエットをする際は、運動と食事管理が大切です。
この記事では、2週間のダイエットで痩せられる体重の目安や感じられる効果を解説します。ダイエットに有効な運動と食事のポイントも紹介するので、短期間で効果的なダイエットを実現したいと考えている方はぜひ参考にしてください。
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ダイエットを始めるにあたっては、目標を立てることが重要です。ここではまず、2週間ダイエットで痩せられる体重の目安と、実感できる効果を解説します。
2週間ダイエットで安全に減量できるのは、1〜2kg程度といわれます。
脂肪1kgを減少させるには、約7,200kcalのエネルギー消費不足(摂取カロリー<消費カロリー)を作る必要があるとされているためです。
1日あたり1,000kcalを消費するには、過度な運動や厳しい食事制限が必要になります。そのため、健康的なダイエットをするのであれば、2週間で2kg程度が限界といえるでしょう。
2週間ダイエットでは、体重の大きな減少はあまり期待できません。一方で、以下の効果は2週間でも現れます。
数字でわかる体重の増減とは異なり、これらの効果は実感しにくいかもしれません。しかし、小さな変化を見逃さないことで、2週間のダイエットでも十分な達成感を得られるでしょう。
継続的にダイエットを続け、将来的に大きな減量を目指すのであれば、まずは最初の2週間で効果的な運動習慣の確立や、食生活の見直しなどを行うことが重要です。
効果的にダイエットを進めるには、カロリー計算が必要です。
具体的には、1日の消費カロリーと摂取カロリーを比較し、摂取カロリーのほうが多いときには体重が増えます。反対に、消費カロリーよりも摂取カロリーが少ないと、体重は減ります。
カロリー計算をするには、消費カロリーと摂取カロリーの目安を押さえておかなければなりません。ここでは、それぞれの概要と目安を詳しく解説します。
消費カロリーとは、身体の維持に必要な基礎代謝と、身体活動で失われるエネルギーのことです。
基礎代謝は覚醒状態で生命を維持するために(安静にしていても)消費される最小限のエネルギー量のことです。基礎代謝は、年齢や性別によって異なります。
1日に必要なエネルギーを、年齢や性別、行動量別に以下で確認しましょう。
| 性別 | 男性 | 男性 | 男性 | 女性 | 女性 | 女性 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 身体活動レベル | I | II | III | I | II | III |
| 18~29歳 | 2,250 | 2,600 | 3,000 | 1,700 | 1,950 | 2,250 |
| 30~49歳 | 2,350 | 2,750 | 3,150 | 1,750 | 2,050 | 2,350 |
| 50~64歳 | 2,250 | 2,650 | 3,000 | 1,700 | 1,950 | 2,250 |
| 65~74歳 | 2,100 | 2,350 | 2,650 | 1,650 | 1,850 | 2,050 |
| 75歳以上 | 1,850 | 2,250 | ー | 1,450 | 1,750 | ー |
身体活動レベルとは、身体を動かしている量を基にした区分けのことです。身体活動レベルIに該当するのは、外出をせず1日のほとんどを座って過ごす場合です。
身体活動レベルIIでは、デスクワークが主であるものの、通勤や買い物で外出したり軽い運動をしたりします。身体活動レベルIIIには、立ち仕事などに従事している方や、スポーツなどの運動習慣がある方が該当します。
ダイエットを始めるにあたっては、まずは自分がどのくらいのエネルギーを消費しているかを明確にしておくことが大切です。
参考:厚生労働省「『日本人の食事摂取基準(2025年版)』策定検討会報告書」
摂取カロリーとは、食事から摂るカロリーのことです。ダイエットで体重を減らしたいときには、消費カロリーよりも摂取カロリーを少なく抑える必要があります。
「体重が増えてきた」「ダイエットをしても体重が変わらない」と感じているのであれば、消費カロリーよりも摂取カロリーのほうが多いか、消費カロリーと同等のカロリーを摂取しているかもしれません。
ダイエットを効果的に進めるには、自分のおおよその消費カロリーを確認したうえで、必要な食事量やメニューを考えることが大切です。
ダイエットで体重を減らすには、まずは消費カロリーの増加を目指しましょう。特に、運動習慣がない方は、日常生活に軽い運動を取り入れるだけでも大きな効果が期待できます。
ここでは、ダイエットに効果的な有酸素運動と筋トレ、ストレッチを紹介します。日ごろの運動習慣と照らし合わせ、無理なく始められるものを取り入れてみてください。
有酸素運動は、脂肪燃焼が期待できる運動のことです。20分未満の運動でも脂肪は燃焼されますが、長時間続けることで、より高い脂肪燃焼効果が期待できます。
有酸素運動の一例には、以下があります。
有酸素運動は、1回30分程度を週に3〜5回実施すると効果的です。ただし、運動習慣がない方は、ケガをしないよう無理のない範囲からスタートしましょう。
運動をするまとまった時間がとれないときには、できるだけ階段を使う、車ではなく歩いて移動するなど、生活の中で身体を動かす工夫をしてください。
なお、有酸素運動は運動強度が高くないとはいえ、ケガをする可能性もあります。運動を始める前には、必ず十分な準備運動を行いましょう。
痩せやすい身体づくりを目指すには、筋トレが効果的です。筋トレにより筋肉に負荷をかけることで、筋肉量の増加が期待できます。
筋肉量が増えると、基礎代謝が上がり痩せやすくなります。2週間経過後のリバウンドを防ぐためにも、筋トレはぜひ取り入れましょう。
筋トレには、自分の体の重さで負荷をかける自重トレーニングと、ダンベルなどの道具を使うトレーニングがあります。
ここでは、ダイエットに効果的な6つの自重トレーニングを紹介します。特別な道具が不要で、場所や時間を選ばずにトレーニングできるため、すき間時間などを活用して取り組んでみましょう。
プランクは、体幹を鍛えられるトレーニングの1つです。体幹を鍛えることで、お腹やお尻の引き締め効果や、姿勢の改善が期待できます。また、スポーツをしているのであれば、プレーの質の向上につながる場合もあります。
プランクの実施手順は、以下のとおりです。
プランクは手軽にできる筋トレですが、運動習慣がない方にとっては、姿勢をキープするだけでも負担がかかります。姿勢を30秒キープすることが難しいときには、20秒からスタートしましょう。
スクワットは、太ももの筋肉を鍛えるトレーニングです。足全体の引き締めが期待できるため、足を細くしたい場合に効果があります。
スクワットの実施手順は、以下のとおりです。
スクワットを行う際は、腰を落とすときに息を吸い、戻す際に息を吐き切りましょう。また、つま先が膝よりも前に出ないようにすることもポイントです。
膝に大きな負担がかからないようにするためには、90度以上に膝を曲げないようにしましょう。
ヒップリフトは、お尻の筋肉を鍛えるトレーニングです。ヒップリフトを取り入れることで、ヒップアップによるスタイルの向上を目指せます。
ヒップリフトの手順は、以下のとおりです。
お尻に力を入れて身体を浮かせれば、背筋や体幹のトレーニングにもなります。膝の間に小さなクッションを挟んで行うと、より効果的です。
クランチは、腹筋を効果的に鍛えられるトレーニングです。お腹周りをスッキリさせたいのであれば、ぜひクランチに挑戦しましょう。
ダイエットを成功させるには、消費カロリーを増やすことと併せて、摂取カロリーを抑えることも重要です。摂取カロリーを抑えるには、食事をする際に以下の6つのポイントを知っておく必要があります。
それぞれを詳しく見ていきましょう。
ダイエット中の食事のポイントの1つが、バランスの良い食事を心がけることです。
減量を目指しているのであれば、摂取カロリーを減らすことは重要です。しかし、極端な食事制限をしたり、特定の食品ばかりを摂取したりすると、身体を壊すおそれがあります。
健康的にダイエットを進めるには、カロリーと併せて栄養バランスにも気を配ったメニューを考えることが大切です。
ここでは、栄養バランスを考える際のポイントを、詳しく解説します。
ダイエット中は、たんぱく質を意識的に摂りましょう。たんぱく質をしっかりと摂取することで、筋肉量の維持につながります。
筋肉が減ると基礎代謝が落ちるため、痩せやすい身体づくりを目指すためにも、たんぱく質はしっかり摂るようにしましょう。
1日に必要とされるたんぱく質の量は、以下のとおりです。
| 性別 | 推奨摂取量 |
|---|---|
| 男性 | ・18~64歳:65g ・65歳以上:60g |
| 女性 | 18歳以上:50g |
たんぱく質は肉や魚、卵や大豆製品などに多く含まれます。たんぱく質が足りていないと感じる方は、これらの食品を意識的に献立に取り入れましょう。
食物繊維も、ダイエット中にしっかり摂りたい栄養素の1つです。食物繊維に期待できる効果には、以下があります。
食物繊維は、糖質や脂質を体外に排出する働きをもちます。そのため、メニューに食物繊維が多い食品を加えることで、糖質や脂質の吸収を抑えられるでしょう。
また、食物繊維には、血糖値の急上昇を防ぐ効果もあります。血糖値が急上昇すると、インスリンが過剰に分泌され、脂肪を体内に溜め込みやすくなります。太りにくい身体づくりを目指すためにも、食物繊維は日ごろから積極的に摂りたい栄養素といえるでしょう。
食物繊維は野菜や果物、海草類、きのこ類、豆類などに多く含まれます。加えて、食事の初めに野菜を摂ることで、より多くの食物繊維の吸収が期待できます。
多く摂りすぎると肥満の原因にもなる脂質や糖質を摂りすぎないことは、ダイエットを成功させるうえで重要です。
糖質を減らすために、ご飯やパン、麺類といった炭水化物の摂取量を控えましょう。
脂質は食用油やバター、マーガリン、肉の脂身、揚げ物、スナック菓子、洋菓子に多く含まれます。
お菓子を食べるときには洋菓子よりも和菓子を選ぶ、調理方法は揚げ物を避け、煮物や蒸し物を選ぶなどの工夫をすることで、脂質の摂取量を上手に減らしましょう。
ダイエット中の食事のポイントには、低GI食品を選ぶことも挙げられます。
低GI食品とは、血糖値の上昇が緩やかな食品のことです。血糖値が急激に上昇すると、脂肪が付きやすくなります。低GI食品を選ぶことで、身体に脂肪が付くことを抑えられるでしょう。
主な低GI食品には、以下があります。
ダイエットを成功させるには、以下の生活習慣の見直しも大切です。
それぞれを詳しく見ていきましょう。
間食の習慣がある方は、間食を控えるようにしましょう。
しかし、食事の時間などによっては、間食がどうしても必要なケースもあります。空腹を感じたときは、甘すぎないものを適量摂ることが肝心です。
間食におすすめの食品の一例を、以下で確認しましょう。
ナッツは、ダイエット中に不足しがちなビタミン類を補える食品です。塩分過多にならないよう、無塩のものを選びましょう。カロリーが高めなため、適量に留めることが肝心です。
高カカオチョコレートは、食物繊維やたんぱく質、ポリフェノール、ミネラルを含むため、ダイエット中の間食に適しています。選ぶ際は、カカオ含有量が70%以上のものにしましょう。
チーズは、低GI食品でありたんぱく質を摂取できます。甘いものを控えたいと考えている方は、チーズを選ぶと良いでしょう。チーズの種類によってはカロリーが高くなるため、適量にすることが大切です。
バナナやさつま芋は、自然な甘さを楽しめる腹持ちの良い食品です。カリウムを多く含むため、体内の塩分を排出し、むくみを軽減する効果も期待できます。ただし、バナナやさつま芋はカロリーが高めなため、食べすぎには注意が必要です。
入浴をシャワーで済ませず、ゆっくりと湯船に浸かることも、ダイエットには効果的です。
湯船に浸かることで、血行が促進され体温が上昇します。これにより、基礎代謝が上がり痩せやすい身体づくりができるでしょう。
38~40度程度のぬるめのお湯に30分ほど浸かることで、血行促進とむくみの解消、リラックス効果を得られるでしょう。就寝の1時間ほど前に入浴すれば、副交感神経が優位になり、質の良い睡眠が得られます。
一方で、就寝前に42度程度の熱いお湯に浸かると、交感神経が刺激されて眠りにくくなる可能性がある点に留意しましょう。
質の良い睡眠も、ダイエットを成功させるために欠かせないポイントです。
睡眠が足りていない場合や、睡眠の質が悪い状態だと、食欲を増進させる「グレリン」の分泌量が増加します。それにより、過食に陥りやすくなるおそれがあるでしょう。
質の良い十分な睡眠をとれば、食欲を抑える作用があるホルモンの「レプチン」の分泌が活性化されます。食欲の抑制に悩んでいるのであれば、睡眠の見直しをしてみると良いでしょう。
睡眠の質を上げる方法には、寝る直前にスマートフォンを見ないことが挙げられます。スマートフォンの画面は光の刺激が強く、入眠を妨げます。就寝の2時間前から部屋の明かりを暗めにしスマートフォンなどの操作をやめ、就寝時は明かりを真っ暗にすることで、質の良い睡眠の獲得につながるでしょう。
運動の機会を設けることはもちろん、日常的に身体を動かすこともダイエットを成功させるためには大切です。
一例を以下で確認しましょう。
2週間でダイエットを目指す場合、厳しい食事制限や過度な運動を考える方もいるでしょう。しかし、短期間で急激なダイエットをすると、身体に悪影響が出るおそれがあります。
ここでは、ダイエットに潜む以下の6つのリスクを解説します。
それぞれを詳しく見ていきましょう。
過度な食事制限などによる急激なダイエットを行った場合、元の体重を超えるような大きなリバウンドをするおそれがあります。
消費カロリーよりも摂取カロリーが少なければ、体重は減ります。そのため、厳しい食事制限をするほど、体重は減りやすくなるでしょう。
しかし、栄養不足により身体が飢餓状態と認識すると、エネルギーを蓄えるため、より多くの栄養を吸収しようとします。そのため、少量の食事でも太りやすくなります。
飢餓状態が続くと、常にリバウンドしやすい身体になってしまうでしょう。
食事制限のみでダイエットをすると、筋力が低下するおそれがある点にも注意が必要です。
筋力が落ちると、転倒しやすくなります。また、骨や関節に負担がかかることで、骨折など重大なケガを負いやすくもなります。ケガの度合いによっては、長期での入院や寝たきりを余儀なくされるかもしれません。
ダイエットをする際は、筋トレやストレッチなどでしっかりと筋力維持することが肝心です。また、運動の効果が出やすいよう、肉や魚、卵、大豆製品などのたんぱく質も積極的に摂取しましょう。
ダイエットで極端な食事制限を行うと、生きていく上での栄養が足りず、栄養失調になる恐れがあります。栄養失調で生じる主な症状は、以下のとおりです。
それぞれを詳しく見ていきましょう。
貧血は、血液中のヘモグロビンが減ることで、身体に酸素が十分に運ばれない症状です。
貧血になると、疲れやすくなります。そのほかにも、めまいや立ちくらみ、動悸、息切れ、頭痛、耳鳴りなどさまざまな症状が生じます。
貧血を改善するには、バランスの良い食事を3食摂ることが肝心です。特に、ヘモグロビンの材料となる良質なたんぱく質を多く含む食材を積極的に摂るようにしましょう。
なお、たんぱく質は、一度に大量に摂取しても体内に溜めておくことはできません。毎日の食事で、たんぱく質をしっかりと摂ることが大切です。
ダイエットで偏った食事を続けていると、免疫力の低下を引き起こすことがあります。ダイエットで免疫力が下がる主な要因は、以下のとおりです。
ダイエットによる過度な食事制限は、ビタミンやミネラルの不足を招きます。ビタミンやミネラルは、免疫システムを保つために不可欠な栄養素です。これらが不足することで、風邪をひきやすくなったり、治りにくくなったりする可能性があります。
ダイエット中は、身体が冷えやすくなる点も免疫力が下がる要因です。ダイエットにより筋肉量が減ると、体内で熱を発生させることが難しくなります。また、ヨーグルトやしらす、豆腐、サラダチキンなど、たんぱく質が多い低GI食品は、ダイエットには効果がある一方で、身体を冷やしやすいものもあります。
ダイエット中の免疫力の低下を防止するには、ビタミンやミネラルを含むバランスの良い食事を摂り、適度な運動により筋力を維持することが大切です。
過度な食事制限により必要なカルシウム量を摂取できないと、骨粗しょう症になるリスクが上がります。
骨粗しょう症は、骨密度が低下することで骨がもろくなる病気です。骨が弱くなるため、ちょっとした転倒やくしゃみなど、日常生活で骨折するリスクが上昇します。
骨粗しょう症により骨折をしやすくなると、日常生活に支障が出るだけでなく、将来的に寝たきりなどになる危険性もあります。骨粗しょう症のリスクを上げないためには、ダイエット中も乳製品や魚など、カルシウムを多く含む食品を積極的に摂取しましょう。
過度な食事制限で栄養が不足すると、女性ホルモンの分泌量が減少し、ホルモンバランスが崩れる可能性があります。
無理のない2週間のダイエットで得られる効果は、それほど大きくありません。そのため、まとまった体重を減らすには、2週間経過後もダイエットを続けることが肝心です。
しかし、仕事や家事、育児が忙しい方の中には、バランスの良い食事や運動時間の確保の継続が難しいと感じる方もいるでしょう。
負担の少ない効果的なダイエットを目指すのであれば、メディカルダイエットという選択肢もあります。メディカルダイエットとは、医師から処方された薬を服用することで、食欲の低下や血糖値のコントロールを図り、ダイエットを成功に導く方法です。
メディカルダイエットを行うには、医師による診察が必要です。オンライン診療であれば、スマートフォンやパソコンのビデオ通話で医師の診察を受けられます。また、処方薬は自宅や郵便局などでの受取が可能です。忙しくて通院時間がとれない方は、オンライン診療のメディカルダイエットを検討しましょう。
2週間のダイエットで無理なく減量できる体重は、一般的に1~2kg程度が限度とされます。2週間後の目標を立てるのであれば、体重だけでなく、むくみの改善や筋肉量の増加による体形の変化にも注目すると良いでしょう。
体重を減らすには、摂取カロリーよりも消費カロリーを増やすことがポイントです。消費カロリーを増やすには、有酸素運動や筋トレ、ストレッチを取り入れてください。筋トレによる筋肉量の増加は、痩せやすい身体づくりにも非常に重要です。
摂取カロリーを抑えるには、食事にも気を配りましょう。バランスの良い食事を3回摂ることで、栄養不足になるリスクを抑えた効果的な減量が期待できます。
過度な食事制限によるダイエットは、骨粗しょう症や免疫力の低下、ホルモンバランスの乱れなど、さまざまなリスクを伴います。ダイエットに悩んだときは、無理な食事制限をするのではなく、医師に相談しましょう。
身体に無理のない、負担を抑えたダイエットを目指すのであれば、医師による処方薬を利用したメディカルダイエットも選択肢です。オンライン診療であれば、スマートフォンやパソコンのビデオ通話を使用し、家にいながら医師の診察を受けられます。
効果を感じられるダイエットを目指している方は、ぜひメディカルダイエットを検討してはいかがでしょうか。
厚生労働省「『日本人の食事摂取基準(2025年版)』策定検討会報告書」
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メディカルダイエットとは、痩せホルモン「GLP-1」などの作用を薬剤で促進し、食欲を自然に抑えて痩せやすい身体を作る治療法です。 つらい食事制限や激しい運動を必要とせず、カロリー収支をマイナスに整えることで減量を目指します。
処方について
効果実感には個人差がありますが、無理なく体重を減らし、リバウンドしにくい体質を作るため、3ヶ月〜半年ほどの継続が推奨されます。
費用について
美容目的のダイエット治療は、保険適用外の「自由診療」です。対面診療では、薬代(月数千円〜数万円ほど)の他に、初診料や診察料がかかる場合もあります。
ダイエットの成功には「継続的なカロリーコントロール」が不可欠ですが、自力での食事制限はストレスが大きく、結果が出にくいこともあります。 また、クリニックへの定期的な通院は、時間や費用などの負担に加え、体型に関するデリケートな悩みゆえに人目が大きな心理的ハードルとなる場合も少なくありません。
オンライン診療とは、スマホやPCを使い、ご自宅など好きな場所から医師の診察を受け、お薬を配送してもらえるサービスです。従来の女性メディカルダイエットにおける「通院の負担」「待ち時間」「人目」といった課題を解決します。
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クランチの手順は、以下のとおりです。
クランチには、いくつかの種類があります。筋トレの習慣がほとんどない方は、まずは上記で紹介したノーマルクランチにチャレンジしてみましょう。
筋トレに慣れてきたら、鍛えたい部分によって以下のクランチもおすすめです。
すきま時間などを活用しクランチを継続的に行うことで、引き締まったお腹周りを手に入れましょう。
プッシュアップは、一般的に腕立て伏せと呼ばれるトレーニングです。胸や二の腕、背筋、胸筋などの筋力アップが期待できます。
プッシュアップの手順は、以下のとおりです。
プッシュアップは、最初のうちは思うようにできないケースもあります。筋力が少なく負荷が強すぎると感じるときには、膝を床につけた状態で取り組みましょう。
バックエクステンションとは、脊柱起立筋を鍛えるトレーニングです。脊柱起立筋が鍛えられることで、猫背や腰痛の改善が期待できます。
バックエクステンションの手順は、以下のとおりです。
バックエクステンションは背筋全体のトレーニングに効果的ですが、無理をすると腰痛を生じる可能性があります。身体を痛めずにトレーニングするには、腰を反りすぎないようにしましょう。肩甲骨に力を入れて、背中全体で身体を起こすイメージを持つことが大切です。
ダイエットには、ストレッチも効果的です。
ストレッチの運動強度は有酸素運動や筋トレには劣るものの、全身の血行が良くなることで老廃物を排出しやすくなる、代謝が上がるといった効果が期待できます。また、むくみが取れることで、スッキリとした見た目にもつながります。
ストレッチにはリラックス効果もあるため、寝る前に行えば質の良い睡眠も得られるでしょう。質の良い眠りはダイエットに有効なため、ぜひ取り入れたいところです。
ダイエットにおすすめのストレッチの一例には、以下があります。
| ストレッチの種類 | 手順 |
|---|---|
| 足の血流を改善するストレッチ | 1.椅子の背もたれなどにつかまり、足を肩幅程度に開く 2.3秒かけてゆっくりとかかとを上げる 3.3秒かけてゆっくりとかかとを下げる 4.20回程度繰り返す |
| 代謝を高めるストレッチ | 1.椅子に浅く腰掛ける 2.椅子の背もたれを持ち、息を吐きながら上体を反らして10秒キープ 3.息を吸った後、息を吐きながら骨盤を後ろに倒すイメージで背中を丸めて10秒キープ |
| むくみを解消するストレッチ | 1.四つん這いになる 2.片方の腕と、反対側の足を同じ高さまで上げる |
椅子を使ったストレッチは、寝る前はもちろん、デスクワークの合間などにも取り入れると良いでしょう。
炭水化物を摂る際には、パンや白米の代わりにライ麦パンや玄米を選ぶと良いでしょう。1品足りないと感じたときには、冷奴や納豆を加えることで、血糖値の上昇を抑えながらたんぱく質も摂取できます。
ダイエット中は、摂取カロリーを減らすために、食事を抜こうと考える方もいるでしょう。
しかし、食事の回数を減らすと、空腹感から次の食事をドカ食いしてしまうおそれがあります。また、食事と食事の間が空きすぎると、身体がエネルギーを蓄えようとするため、より多くの栄養を取り込もうとします。
朝・昼・夜の3回の食事を摂ることで、ドカ食いやエネルギーの過剰摂取を防ぎ、結果的に摂取カロリーを健康的に抑えられます。
ダイエットを成功させるには、食べる順番にも留意しましょう。
食事では、もっとも空腹なときに取り入れたものを吸収しやすいといわれます。そのため、食事の始めに糖質を多く含む炭水化物を食べると、より多くの糖質が吸収され痩せにくくなる可能性があるのです。
反対に、食物繊維が多い野菜類などを先に食べれば、血糖値の急激な上昇が抑えられ体重増加の抑制につながります。食事をする際は、まずは野菜を食べ、次にたんぱく質、炭水化物の順で食べましょう。
また、食べるときはゆっくりよく噛んで食べることも肝心です。十分に噛むことで、満腹感を得られ食べすぎを防げます。加えて、食事量を減らしているというストレスも抑えられます。
ダイエット中の食事に物足りなさを感じる、食事量が少なくイライラするという方は、よく噛むことを意識すると改善されるかもしれません。
少量の食事で満足感を得るには、ながら食べをしないことも重要です。
テレビやスマートフォンなどを見ながら食事をすると、画面に気を取られついつい食べすぎてしまうおそれがあります。また、食事に対する満足感を得にくくなります。
ダイエット中でも満足のいく食事を実現するには、食事中にテレビやスマートフォンを見ることはやめ、食べることに集中しましょう。
集中してしっかり噛みゆっくり食べることで、少量でも満足度の高い食事がとれます。また、食べる順番などにも気を配れるでしょう。
ダイエット中は、アルコールを控えることも重要です。お酒がダイエットに向かない理由には、以下があります。
お酒は、他の飲み物と比較してカロリーが高めです。例えば、牛乳は200mLあたり約120kcal、ブラックコーヒーは約8kcalです。無糖のお茶であれば、ほとんどカロリーはありません。
一方、ビールは350mL缶1本で約140kcalです。梅酒のカロリーは、200mLあたり300kcalにのぼります。摂取カロリーを抑えたいときには、カロリーが高いお酒は避けたほうが良いでしょう。
加えて、ビールや日本酒、ワインなどの醸造酒は糖質を多く含むため注意が必要です。摂りすぎた糖質は、脂肪として身体に蓄積します。
お酒を飲む際は、味の濃いおつまみも進みがちです。塩分を多く使用したおつまみは、むくみを引き起こす原因にもなります。
ダイエット中はアルコールを控えるか、少量に止めることで、摂取カロリーを増やさないようにしましょう。
通勤でエレベーターやエスカレーターを使用している方は、階段に変えるだけでも消費カロリーを増やせます。また、ウォーキングの時間をとることが難しい方でも、1つ手前の駅で下車すれば、歩く距離を伸ばせるでしょう。
家にいる時間が多く運動不足が気になる方は、家の中での「ながら運動」がおすすめです。例えば、料理をしながらかかとの上げ下げをする、掃除のときに腹筋や背筋を意識するだけでも、ちょっとした運動につながります。
効果的なダイエットには、良い姿勢を心がけることも大切です。姿勢を正すと、身体の筋肉が鍛えられ基礎代謝が上がります。これにより、痩せやすい身体づくりができます。
良い姿勢を保つには、以下の点に気を付けましょう。
| 気を付けるポイント | |
|---|---|
| 座っているとき | ・椅子には深めに座る ・背筋を伸ばし、骨盤を立てる ・両足を揃える |
| 歩くとき | ・腹筋と背筋に力を入れてまっすぐに立つ ・腰から動かすイメージで足を踏み出す ・かかとから着地し、重心を親指の付け根に移動させ、次の一歩を踏み出す |
姿勢を良くすることで、外見の印象も変わります。日ごろから、猫背や反り腰、前かがみになりやすい方は、ぜひ姿勢に気を配ってみましょう。
ホルモンバランスの崩れによりみられる主な症状は、以下のとおりです。
ホルモンバランスが乱れると、子宮機能が低下し、生理不順や不正出血などさまざまな症状が現れます。場合によっては、不妊につながる恐れがあるでしょう。
また、ホルモンバランスが乱れることで、肌荒れやイライラ、不安感などの症状が出ることもあります。そのほか、女性ホルモンのエストロゲンには破骨細胞の動きを抑える作用があるため、分泌が減ると骨粗しょう症のリスクが上昇する点に留意しましょう。
ダイエットに固執しすぎると、摂食障害を発症するおそれがあります。
摂食障害とは、食事のコントロールができなくなる病気です。食事を摂ることがほとんどできなくなる「拒食症」と、衝動的にたくさんの食べ物を摂取してしまう「過食症」の2つにわけられます。
摂食障害を発症すると、栄養不足による衰弱や不整脈などが生じ、死に至るケースもあります。また、一度症状が落ち着いても、長期的に繰り返すケースも少なくありません。
ダイエットをするのであれば、体重の増減にこだわりすぎず、無理のないダイエットを行うことが大切です。