更新日:2026年06月29日

この記事の監修
慶應義塾大学医学部卒業。日本形成外科学会認定専門医。 医師免許取得後、外資系経営コンサルティング企業のヘルスケア・IT領域にて従事。 慶應義塾大学医学部助教を経て、美容医療を主としたJSKINクリニック、及びオンライン診療サービス「レバクリ」監修。
<所属学会> 日本形成外科学会 日本美容外科学会(JSAPS)
「夏までに痩せたいけれど、何から始めればいいのかわからない」と悩んでいる方もいるかもしれません。ダイエットを成功させるには、現状をしっかり把握して無理のない目標を立て、続けやすいアクションプランを決めることが大切です。
本記事では、夏までに痩せるためのダイエット計画の立て方をはじめ、食事におけるポイントやダイエット初心者におすすめの運動習慣、モチベーションを保つコツについて解説します。
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夏までに痩せたいなら、思いつきではなく計画的に取り組むことが大切です。今の状態を把握して目標を明確にしながら、無理のないアクションプランを立てていくことが、ダイエット成功につながります。
はじめに、今の状態を正しく把握しましょう。現状を知ることで、無理のない目標を設定でき、進み具合や体の変化にも気づきやすくなります。たとえば、以下の項目を確認するとよいでしょう。
このほか、全身の写真を撮っておくのもおすすめです。数値だけでなく見た目の変化も記録しておくことで、モチベーションの維持につながります。
現状を把握したら、次は具体的な目標を設定します。目標は、「短期」と「長期」の2つに分けて考えるのがポイントです。
たとえば「夏までに5kg減らす」という長期目標を立てると、「1ヶ月で体重の1〜2kg(現在の体重の約1〜2%)減らす」といった現実的な短期目標が立てやすくなります。そうすることで、一時的な体重の変化にも振り回されにくくなるでしょう。小さな目標を1つずつ達成していくことで、自然とモチベーションアップが期待できます。
また、体重という数値だけを目標にするのではなく、あの服を着こなしたい、かわいい水着を着たいなどといった、定性的な目標を設定するのもおすすめです。
目標を設定したら、それを達成するためのアクションプランを決めていきましょう。効率よくダイエットを進めるためには、食事と運動の両面から取り組むことが重要です。食事制限だけに偏ると、体重は一時的に減っても、リバウンドしやすくなってしまいます。
計画は「ご飯は茶碗の半分にする」「ウォーキングを毎日20分行う」というような具体的な内容が有効です。数値を入れることで、自分の行動を見直しやすくなり、実行に移す際のハードルも下がります。
ダイエットを成功させるには、計画の立て方にも工夫が必要です。途中で気持ちが折れないように、無理のない目標や現実的な内容にすることを意識しましょう。
ダイエットを長く続けるには、無理のない目標設定が欠かせません。達成の難しい目標を立てると、失敗経験を重ねてしまい自信を失う可能性があります。日本肥満学会のガイドラインでは、3〜6ヶ月で約3%の減量が目標とされています。つまり、1ヶ月で体重の0.5〜1%程度の減量であれば無理のない範囲といえるでしょう。
短期的な目標を設定する際には、成功率が高めのものにすることもポイントです。70%くらいの確率で達成できそうな内容にしておくと、達成感を得やすく、ダイエットを続けるモチベーションにもつながります。
アクションプランを決めるときは、現実的な内容にすることが大切です。たとえば、仕事や家事で忙しいのに「毎食自炊する」と決めてしまうと、計画通りにいかずストレスになり、やる気を失ってしまう恐れがあります。
目標に向かってダイエットを続けるためには、多少のゆとりを持たせて計画を立てるのがコツです。市販のお惣菜を上手に取り入れたり、作り置きや冷凍保存を活用したりして、自分の生活に合わせた工夫を取り入れましょう。
「痩せたい」と思っても、ダイエットを長く続けるのは簡単ではありません。思うように体重が減らなかったり、忙しくて運動の時間が取れなかったりすると、モチベーションは下がってしまいがちです。そうしたときのために、自分なりのやる気を保つ工夫をあらかじめ用意しておきましょう。
ダイエットスクールに通ったり、SNSで同じ目標を持つ人とつながったりして、励まし合える環境をつくるのが効果的です。友人や家族に「痩せたい」と宣言するだけでも、前向きな気持ちになります。
停滞期には「リフィード(計画的な食事量の回復)」を取り入れ、好きなものを楽しむ日をつくることでリフレッシュできます。我慢ばかりではなく、うまく息抜きを取り入れることがダイエットを成功させるコツです。
ダイエット中でも、食べるのを無理に我慢する必要はありません。大切なのは、何をどう食べるかを意識することです。ここからは、食事の満足感を保ちながら、健康的に痩せるための工夫を紹介します。
ダイエット中の食事では、野菜と食物繊維を摂ることを意識しましょう。野菜はカロリーが低いだけでなく、ミネラルやビタミンが豊富で、三大栄養素(たんぱく質・脂質・糖質)の代謝や合成を助け、エネルギーを効率よく生み出す働きがあります。野菜を積極的に摂ることで、代謝が良くなり、効率的なエネルギー消費をサポートします。
ミネラルやビタミンとともに、野菜に多く含まれている栄養素が食物繊維です。食物繊維には、ダイエットにも良い影響をもたらす「不溶性食物繊維」と「水溶性食物繊維」があります。
不溶性食物繊維は腸の動きを活発にして排便を促す働きがある一方、水溶性食物繊維は食後の血糖値の急上昇を抑制し、インスリンの過剰分泌(脂肪蓄積の要因)を抑える働きがあります。野菜に加え、きのこ類・豆類・海藻類も上手に取り入れて、食物繊維を積極的に摂りましょう。
ダイエット中は調理法の工夫が必要です。油を使って揚げたり焼いたりするとカロリーが高くなるため、できるだけ控えたいところです。「蒸す」「茹でる」「軽く焼く」などの方法を選ぶことで、調理油の使用を抑えるとともに肉類などに含まれる飽和脂肪酸を適度に落とすことができるため、カロリーを抑えられます。
どうしても揚げ物を楽しみたい場合は、ノンフライヤーを使って揚げずに調理すれば、油を使う量が大幅に減り、ヘルシーに仕上がります。
ダイエット中に無理な食事制限をすると逆効果になることがあるため、控えたほうがよいでしょう。
過度に食事量を減らすと、体に必要な栄養素が不足してしまい、便秘や貧血、低血糖、肌の不調などが現れる恐れがあります。また、栄養が不足した状態が続くと、脳が飢餓状態と判断して食欲が強くなり、リバウンドしやすくなります。
リバウンドを防ぐためにも、特定の食材ばかりに頼ったり、急激にカロリーを減らしたりせず、主食・主菜・副菜をバランスよく取り入れた食事を心がけましょう。
運動習慣のない方や体を動かすのが苦手な方が、いきなりハードな運動を取り入れるのは難しいものです。運動初心者の方は、日常動作のなかで体を動かすことを意識しましょう。ここからは、運動習慣のない方でも取り入れやすい運動習慣を紹介します。
歩く習慣を取り入れることは、運動初心者にもおすすめの運動法です。酸素を取り入れながら脂肪をエネルギーとして利用する有酸素運動であり、継続することで骨格筋の代謝を活性化させ、「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンの分泌も促します。
普段、通勤や買い物で車や自転車を使っているなら、徒歩に切り替えてみましょう。また、買い物の際に少しだけ遠回りしたり、1駅手前で降りて歩いたりするのも効果的です。歩くときは早歩きを意識することで、太もも・お尻・ふくらはぎなどの筋肉が活発に動き、より高い運動効果が得られます。
外出時にエレベーターやエスカレーターではなく、階段を使う習慣を身につけると消費カロリーが増えます。平地を歩く約2〜3倍の運動強度(メッツ)があり、下半身の筋力維持と有酸素運動の両面で非常に効率的です。
階段を上るときは、前かがみにならずに背筋を伸ばして歩きましょう。さらに、膝を高めに上げて太ももやお尻の筋肉をしっかり使うことを意識すれば、引き締め効果を期待できます。
ただし、最初から無理に速く上ろうとすると体に負担がかかるため、自分に合ったペースから始めましょう。目安は1分間に80段程度ですが、慣れてきたら少しずつスピードを上げることで、運動量を増やせます。
朝のストレッチは、ダイエット初心者にとって手軽に始められる運動習慣の1つです。朝起きてすぐに体を伸ばすことで血流が促され、むくみがとれやすくなり、基礎代謝にも良い影響を与えます。とくに背中の広背筋をじっくり伸ばすと、体を動かしやすくなります。
ストレッチを行う際は、伸ばしている筋肉に意識を集中させることがポイントです。どの筋肉を伸ばしているかを意識することで、効果を実感しやすくなります。
夏までに痩せたいなら、メディカルダイエットも選択肢の1つです。メディカルダイエットでは、GLP‑1などの消化管ホルモンの働きを調整することで、食欲を抑えて摂取カロリーを減らします。
メディカルダイエットはクリニックに足を運ぶほかオンライン診療でも行うことができ、忙しい方も自宅で相談や処方を受けることが可能です。診察から処方まですべてオンラインで完結し、薬は自宅や指定した場所に届きます。
夏までに痩せるには、現状を把握して無理のない目標を立て、具体的なアクションプランを決めることが大切です。
効率よくダイエットを進めるには、食事と運動の両面から取り組む必要があります。食事では、野菜と食物繊維を意識し、蒸す・茹でるなどヘルシーに仕上がる調理法を選びましょう。無理な食事制限は逆効果になるため、主食・主菜・副菜をバランスよく取り入れてください。運動習慣がない方には、通勤や買い物で歩く、階段を使う、ストレッチをするなど、日常生活に取り入れやすい方法がおすすめです。
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メディカルダイエットとは、痩せホルモン「GLP-1」などの作用を薬剤で促進し、食欲を自然に抑えて痩せやすい身体を作る治療法です。 つらい食事制限や激しい運動を必要とせず、カロリー収支をマイナスに整えることで減量を目指します。
処方について
効果実感には個人差がありますが、無理なく体重を減らし、リバウンドしにくい体質を作るため、3ヶ月〜半年ほどの継続が推奨されます。
費用について
美容目的のダイエット治療は、保険適用外の「自由診療」です。対面診療では、薬代(月数千円〜数万円ほど)の他に、初診料や診察料がかかる場合もあります。
ダイエットの成功には「継続的なカロリーコントロール」が不可欠ですが、自力での食事制限はストレスが大きく、結果が出にくいこともあります。 また、クリニックへの定期的な通院は、時間や費用などの負担に加え、体型に関するデリケートな悩みゆえに人目が大きな心理的ハードルとなる場合も少なくありません。
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