更新日:2026年01月16日
フィナロイドはAGA治療に効果的なフィナステリド製剤である
フィナロイドは国内未承認なので入手するには個人輸入する必要がある
フィナロイドを個人輸入すると偽造医薬品のリスクや救済制度対象外のリスクがある
「フィナロイドを個人輸入して服用してみようかな…」と迷っていませんか?フィナロイドは日本国内で未承認のAGA治療薬です。個人輸入すると、偽物の薬を服用してしまうリスクや副作用発生時に副作用被害救済制度の対象外というリスクが伴います。この記事では、フィナロイドの効果や副作用を解説します。服用する際のリスクやオンライン診療でAGA治療を受けるメリットにも触れているので、ぜひ最後までお読みください。
フィナロイドとは、フィリピンのロイドラボラトリーズ社が製造・販売するAGA治療薬で、先発薬プロペシアと同じ有効成分(フィナステリド)を含む「ジェネリック医薬品相当品」とされていますAGAに効果的なフィナステリドが1mg/錠含まれており、有効成分とその含有量はプロペシアと同等です。
フィナロイドはプロペシアと比較して安価に入手できる傾向にあり、長期的な治療が必要なAGA患者にとってコストを抑えられるのが魅力です。ただし、日本では未承認薬であるため、個人輸入でしか入手できません。
フィナロイドの主な効果は、AGAの進行を抑制することです。フィナロイドの有効成分であるフィナステリドは、AGAの根本原因であるDHTの生成を阻害します。5α-リダクターゼII型酵素の働きを阻害することでDHTの産生が低下し、乱れていた毛周期(ヘアサイクル)が整えられる仕組みです。一般的には、効果を実感し始めるまでに3〜6ヶ月程度の継続的な服用が必要になります。
フィナステリドの効果を詳しく知りたい方は、「フィナステリドの効果とは?副作用や服用時の注意点についても説明」をご確認ください。
フィナロイドには、性機能障害や抑うつ症状といった副作用が起きる可能性があります。ここでは、フィナロイドの副作用をまとめました。
フィナロイドを服用すると、副作用として性機能障害が起きる場合があります。フィナロイドの有効成分であるフィナステリドがホルモンバランスに影響を与え、男性ホルモンの働きを一部抑制することから、性機能に関わる副作用が生じることがあります。具体的な症状は性欲減退や勃起機能障害、射精障害などです。発症率は高くないですが、個人差があるので異変を感じたら医師へ相談しましょう。
フィナロイドの服用により、気分の落ち込みやうつ症状が現れる場合があります。フィナロイドに含まれるフィナステリドの服用に伴い、まれに気分の変化が報告されていますが、詳細な発症メカニズムは明確には解明されていません。
意欲の低下や原因不明の不安感、集中力の低下といった持続的な気分の変化を感じた場合は、自己判断でフィナロイドの服用を続けず、速やかに医師に相談しましょう。
フィナステリドは肝臓で代謝されるため、まれに肝機能に影響が出る場合があります。肝機能障害の症状としては、倦怠感や吐き気、黄疸などが挙げられます。
肝臓に既往症がある方や現在肝臓に作用する薬を服用中の方は、フィナロイドの使用について医師と相談することが必要です。定期的な肝機能検査を受けることで、早期に異常を発見できます。
フィナロイドを服用後に、皮膚の発疹やかゆみ、じんましんなどの症状が現れた場合は、アレルギー反応の可能性があります。有効成分であるフィナステリド、あるいは錠剤に含まれる添加物に対して体が反応してしまうことが原因です。そのため、過去にフィナステリドに対する過敏症の既往がある方は、フィナロイドを服用してはいけません。
フィナロイドを初めて服用する際は、体調の変化に注意を払いましょう。万が一、アレルギー症状を感じた場合は速やかに服用を中止し、医師の診察を受けてください。
フィナロイドは、1日1回1錠を服用します。有効成分であるフィナステリドの血中濃度を一定に保って安定した効果を得るために、毎日欠かさずに続けることが重要です。服用時間に指定はありませんが、毎日同じ時間に飲むことで忘れにくくなるでしょう。服用を忘れた場合は、気づいたときに1錠服用します。ただし、前日の飲み忘れに後から気づいた場合は、追って服用せず、その日の通常量である1日1錠のみを服用してください。自己判断で2回分を一度に服用してはいけません。
過剰摂取しても効果の増強は期待できず、副作用のリスクを高める可能性があります。AGA治療を成功させるには、焦らずに正しい服用方法を継続することが大切です。
AGAの治療薬には、フィナロイド以外にもプロペシアやフィンペシアなどの幅広い種類の医薬品があります。ここでは、フィナロイドとほかのAGA治療薬との違いを比較してみましょう。

この記事の監修:
慶應義塾大学医学部卒業。日本形成外科学会認定専門医。 医師免許取得後、外資系経営コンサルティング企業のヘルスケア・IT領域にて従事。 慶應義塾大学医学部助教を経て、美容医療を主としたJSKINクリニック、及びオンライン診療サービス「レバクリ」監修。
<所属学会> 日本形成外科学会 日本美容外科学会(JSAPS)
フィナロイドとプロペシアは、どちらもフィナステリドを有効成分とするAGA治療薬です。プロペシアは2005年に国内で承認された先発医薬品であるのに対し、フィナロイドは国内で未承認のジェネリック医薬品相当品である点が主な違いです。
効果と副作用は基本的に同じですが、プロペシアは日本の厳格な品質管理基準のもとで流通しているため、品質面での信頼性が高いとされています。ジェネリック医薬品を希望する場合は、国内で承認されているフィナステリド錠を処方してもらうのも1つの選択肢です。
フィナロイドとフィンペシアは、どちらもフィナステリドが有効成分のジェネリック医薬品相当品です。両者の主な違いは製造販売元です。フィナロイドはフィリピンの製薬会社ロイドラボラトリーズ、フィンペシアはインドの製薬会社シプラ社が製造・販売しています。フィナロイドとフィンペシアはどちらも日本国内で承認されていないので、入手するには個人輸入が必要です。
フィナロイドとザガーロは、有効成分が主な違いです。フィナロイドはフィナステリド、ザガーロはデュタステリドを有効成分としています。フィナステリドは主に5α-リダクターゼII型のみを阻害しますが、デュタステリドは5α-リダクターゼI型とII型の両方を阻害するのが特徴です。ザガーロはフィナステリドよりも強力にDHTの生成を抑制でき、より高い発毛効果が期待できるとされています。
フィナロイドとミノキシジルは、作用が異なります。フィナロイドが主にDHTの生成を抑えて脱毛を予防するのに対し、ミノキシジルは頭皮の血行を促進して発毛を促すのが特徴です。フィナロイドが薄毛の進行を抑え、ミノキシジルが発毛を促進するという相補的なメカニズムが働き、両者を併用することで単独使用よりも高い治療効果が期待できます。
フィナロイドを個人輸入して服用することには、リスクが伴います。ここでは、フィナロイドを服用する危険性を見ていきましょう。
個人輸入でフィナロイドを購入すると、偽造医薬品を入手してしまうリスクがあります。偽造医薬品には有効成分が含まれていなかったり、含有量が表示と異なったりする可能性があるのです。偽物の薬を服用すると期待した効果が得られないだけでなく、フィナステリドの含有量が不適切である場合には予期せぬ副作用が生じる可能性があります。不純物や有害物質が混入している例も報告されており、健康被害につながるリスクがあります。
個人輸入したフィナロイドを服用して健康被害が生じても、医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。医薬品副作用被害救済制度は、適正に使用した医薬品により重篤な健康被害が生じた場合に、医療費や年金などの給付を行う公的な救済制度です。
厚生労働省の「医薬品等を海外から購入しようとされる方へ」によると、個人輸入した医薬品による健康被害は、医薬品副作用被害救済制度の対象外とされています。つまり、フィナロイドの服用で副作用が出た場合、救済対象になりません。医薬品の使用には、常に予期せぬ副作用のリスクが伴います。フィナロイドを服用する場合は、公的な救済制度の対象外であることを理解し、十分に注意して使用する必要があります。
参考:厚生労働省「医薬品等を海外から購入しようとされる方へ」
AGAはオンライン診療での治療がおすすめです。ここでは、オンライン診療でAGA治療をするメリットを説明します。
オンライン診療で処方される薬剤は、国内の正規流通ルートから供給されるため、偽造医薬品のリスクはありません。医薬品は製造から流通まで厳格な品質管理が行われ、日本の「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」に則った適切な管理のもとで患者の手に届きます。
たとえば、オンライン診療で処方されるフィナステリド製剤は、国内で承認され、品質や安全性が適切に管理された医薬品です。そのため、フィナロイドを服用するよりも安心して治療を続けられます。
オンライン診療は、専門医による適切な診察と指導を受けられるのが魅力です。医師は患者の体質や既往歴、併用薬などを考慮し、副作用リスクを最小限に抑えた適切な治療計画を立てることも可能です。
オンライン診療を受診すれば、AGA治療薬を服用中に何らかの副作用が出現した場合も、迅速に医師に相談することが可能です。症状に応じて投与量の調整や代替薬への変更など、適切な対応がとれるので安心して治療を続けられるでしょう。
オンライン診療では、スマートフォンやパソコンを使って自宅やプライベートな場所で診察を受けられるので、通院の負担がありません。仕事で忙しい方や病院が近くにない方も、隙間時間を使ってオンラインで診察を受けられます。
AGAのような容姿に関わる悩みは人目が気になる場合もありますが、オンライン診療ならほかの患者と顔を合わせることなく治療を受けられるのがメリットです。
オンライン診療では、初診料や再診料が無料のオンラインクリニックもあり、コストを削減をして治療を受けられます。通院が不要になるので、交通費の負担もありません。
オンライン診療では、フィナロイドと同じ有効成分を持つ国内で承認されているフィナステリドのジェネリック医薬品を、比較的安価に処方してもらうことが可能です。オンライン診療を受診すれば、費用の負担軽減に加え、医薬品の品質についても安心して治療できます。
フィナロイドは、AGA治療薬として広く使われるフィナステリドと同一の有効成分を含むジェネリック医薬品相当品です。フィナロイドには、DHT生成を抑制して抜け毛を減らし、髪の成長環境を整える効果が期待されます。
個人輸入でフィナロイドを入手する場合、偽造医薬品の可能性や副作用被害時の救済制度対象外といったリスクがあるため注意が必要です。オンライン診療を活用すれば、正規品の処方を受けながら、医師の適切な管理下で安全に治療を継続できます。オンラインクリニックは、フィナロイドを個人輸入するよりも安全性が高い選択肢です。