更新日:2026年04月14日
ザガーロの効果を知り、AGA治療の選択肢として検討したい方もいるかもしれません。ザガーロの有効成分であるデュタステリドは乱れたヘアサイクルを正常化し、薄毛の進行を抑制する効果が期待できるAGA治療薬です。 本記事では、ザガーロの効果や報告されている副作用について解説します。また、ザガーロの服用方法やほかのAGA治療薬との違いなども紹介するので、これから薄毛対策を始めようと考えている方は、参考にしてください。
ザガーロは、日本国内で承認されているAGA(男性型脱毛症)治療の内服薬です。有効成分はデュタステリドで、AGAの発症に関与する男性ホルモンのDHT(ジヒドロテストステロン)の生成を抑制し、薄毛の進行を抑制します。
ザガーロの有効成分であるデュタステリドは、もともと前立腺肥大症の治療薬として開発され、日本では「アボルブ」の名称で承認されています。前立腺肥大症の治療過程で発毛が見られたことから、AGA治療薬として再開発され、日本では2015年にAGA治療薬として承認されました。
なお、ザガーロのジェネリック医薬品は、「デュタステリドカプセル」や「デュタステリド錠」という名称で販売されています。
ザガーロの有効成分であるデュタステリドは、5αリダクターゼという酵素を阻害する働きを持ちます。AGAは男性ホルモンのテストステロンが5αリダクターゼと結合して、DHTに変換されることで発症するのが特徴です。DHTが毛乳頭細胞にある男性ホルモン受容体と結合するとヘアサイクルの成長期が短くなり、薄毛を引き起こします。

5αリダクターゼにはI型とII型があり、デュタステリドは両方を阻害します。AGA治療薬にはプロペシア(有効成分:フィナステリド)もありますが、阻害するのはII型のみです。
独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)の「5α還元酵素1型/2型阻害薬男性型脱毛症治療薬 デュタステリドカプセル」によると、デュタステリドは「0.1mgを1日1回経口投与する」とされています。必要に応じて0.5mgを1日1回経口投与することも可能ですが、増量については自己判断ではなく、必ず医師に相談しましょう。
ザガーロは食前・食後にかかわらず服用できますが、毎日決まった時間帯に服用することで薬の血中濃度が一定に保たれるため、服用するタイミングを決めておくのがおすすめです。たとえば、朝食後や就寝前など、日常的なルーティンに組み込むと飲み忘れ防止にもなります。
参考:独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)「デュタステリド」
ザガーロの主な効果は、乱れたヘアサイクルを正常化して抜け毛を抑制することです。ザガーロは、生え際と頭頂部のほか、側頭部や後頭部にも作用します。ここでは、ザガーロの効果を具体的に見ていきましょう。
ザガーロの主な効果として、乱れたヘアサイクルが正常化され、短くなっていたヘアサイクルの成長期が延長されます。髪の毛は成長期・退行期・休止期というサイクルを繰り返しながら生え変わりますが、ヘアサイクルが乱れて成長期が短くなると、十分に髪が成長しないまま抜けてしまいます。その結果、新しい髪の毛が生えにくくなり、薄毛が目立つようになるのです。
ザガーロの有効成分であるデュタステリドによってヘアサイクルが正常化されると、弱くなっていた髪の毛が太く長く育つことが期待できます。
ザガーロによって乱れたヘアサイクルが正常化されると、抜け毛の抑制が図れます。ヘアサイクルが乱れた状態は毛包が萎縮して、髪が抜けやすい状態です。ヘアサイクルが正常化されると毛包が再び大きくなり、抜けにくい髪になります。
朝の枕や、シャンプー時の排水口に溜まる髪の毛の量が減少してくるのが、効果の現れ始めるサインです。ただし、効果の現れ方には個人差があります。
ザガーロは生え際(M字ハゲ)と頭頂部(つむじハゲ)だけでなく、側頭部と後頭部にも作用します。
AGAの発症に関与する5αリダクターゼは、I型が側頭部や後頭部を含む広い範囲の毛乳頭細胞に分布し、II型は生え際と頭頂部に多く分布するとされています。有効成分のデュタステリドは5αリダクターゼI型とII型の両方を阻害するため、ザガーロとプロペシアでは作用範囲が異なるのが特徴です。
ザガーロの効果を実感するまでには、少なくとも6ヶ月間の継続服用が必要です。独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)の「5α還元酵素1型/2型阻害薬男性型脱毛症治療薬 デュタステリドカプセル」によると、「投与開始後12週間で改善が認められる場合もあるが、治療効果を評価するためには、通常6ヶ月間の治療が必要である」と示されています。

この記事の監修:
慶應義塾大学医学部卒業。日本形成外科学会認定専門医。 医師免許取得後、外資系経営コンサルティング企業のヘルスケア・IT領域にて従事。 慶應義塾大学医学部助教を経て、美容医療を主としたJSKINクリニック、及びオンライン診療サービス「レバクリ」監修。
<所属学会> 日本形成外科学会 日本美容外科学会(JSAPS)
ザガーロに限らず、AGAの治療には6ヶ月〜1年を目安とした継続的な治療が必要とされており、これにはヘアサイクルが関係しています。

ヘアサイクルの休止期は一般的に約3〜4ヶ月です。休止期間にある髪は成長して太くなることはなく、やがて抜け落ちます。その後、新しい髪が生え始めますが、すぐに見た目の変化が現れるわけではありません。
新しい髪が皮膚の表面に出て、さらに一定の太さや長さに成長すると、発毛と認識できるようになります。こうした一連の過程には時間を要するため、治療効果の変化が確認できるまでには継続的な治療が必要です。なお、効果を実感できるまでの期間や程度には個人差があります。
参考:独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)「デュタステリド」

ザガーロは効果が出るまでに6ヶ月程度かかる薬です。ただし、AGAの進行状態などによって、効果の現れ方には個人差があります。また、治療を継続する間は、定期的に医師による経過観察を受けるのがおすすめです。
ザガーロに限らず、薬の服用によって副作用が発現する可能性があります。独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)の「5α還元酵素1型/2型阻害薬男性型脱毛症治療薬 デュタステリドカプセル」によると、ザガーロに報告されている主な副作用は以下のとおりです。
| 1%以上 | 1%未満 | 頻度不明 | |
|---|---|---|---|
| 過敏症 | - | 発疹 | 蕁麻疹、アレルギー反応、瘙痒症、限局性浮腫、血管 性浮腫 |
| 精神神経系 | - | 頭痛、抑うつ気分 | 浮動性めまい、味覚異常 |
| 生殖系及び乳房障害生殖系 | 性機能不全 (リビドー減退、勃起不全、射精障害) | 乳房障害(女 性化乳房、乳 頭痛、乳房痛、 乳房不快感) | 精巣痛、精巣腫脹 |
| 皮膚 | - | - | 脱毛症(主に体毛脱落)、多毛症 |
| 消化器 | - | 腹部不快感 | 腹痛、下痢 |
| その他 | - | - | 倦怠感、血中CK増 加 |
参考:独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)「5α還元酵素1型/2型阻害薬男性型脱毛症治療薬 デュタステリドカプセル」
また、ザガーロの副作用として、肝機能障害と黄疸(どちらも頻度不明)も報告されています。ただし、肝臓に関する副作用はザガーロに限ったものではなく、肝臓で代謝される薬において認められる症状です。
副作用はすべての人に発現するわけではありません。発現の有無や程度、症状の内容には個人差があります。
参考:独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)「デュタステリド」
ザガーロの服用開始後、一時的に抜け毛が増えたように感じる「初期脱毛」が起こる場合があります。初期脱毛は、休止期の髪が抜け落ち、成長期へ移行して新しい髪が生えてくる過程で起こる現象です。
一時的に薄毛が悪化したように感じても、初期脱毛は治療が順調に進んでいるサインの可能性もあるため、医師から指示がない限りは服用を継続しましょう。
なお、ザガーロの服用によって、初期脱毛が必ず起こるわけではありません。初期脱毛があったとしても抜ける髪の量が少ないことで、気づかない場合もあります。
初期脱毛について詳しく知りたい方は、「AGA治療の初期脱毛とは?抑制するための対策も紹介」も参考にしてみてください。
ザガーロを服用しても効果を感じられない場合は、服用期間が短かったり、用法・用量を間違えていたりする可能性が考えられます。効果が感じられないからといって服用を中止するのは避け、処方医に相談することが大切です。ここでは、ザガーロの効果を実感できない原因を詳しく解説します。
ザガーロの服用を始めてから6ヶ月未満の場合は、効果を感じられない可能性があります。ザガーロの効果を実感できるまでの期間には個人差がありますが、一般的に抜け毛の減少などの変化を感じ始める目安は、少なくとも6ヶ月です。前述のとおり、乱れたヘアサイクルを正常化し、髪が太く長く育つようになるまでには一定の時間が必要になるでしょう。
医師の指示どおりに6ヶ月以上服用を続けても変化が感じられない場合は、処方医に相談してください。
医薬品は医師の指示どおりに、用法・用量を守って服用することが大切です。自己判断で中断したり、服用量を増減させたりすると、薬の血中濃度が安定せず十分な効果が得られなくなる可能性があります。
また、毎日決まった時間帯に服用することで薬の血中濃度が一定に保たれるため、服用間隔が空いてしまうことも効果を得にくくなる原因となります。たとえば、自己判断で服用を1日おきにするなどの方法は、本来の治療効果を弱めてしまうかもしれません。服用方法を変更したい場合は、必ず処方医に相談しましょう。
ザガーロはAGAの治療薬であるため、抜け毛の原因がAGA以外の場合は効果が得られない可能性があります。AGAとは異なる脱毛症の例は、以下のとおりです。
抜け毛の原因がAGAとは異なる場合、皮膚科医による診断が必要です。AGA以外の脱毛症であれば、それに適した治療法に切り替える必要があるでしょう。
ザガーロの服用と並行して行える対策として、ミノキシジルの併用や生活習慣の見直し、正しいヘアケアなどが挙げられます。ザガーロだけでなく複数の対策を組み合わせることで、髪や頭皮の状態を整えやすくなるでしょう。
ザガーロはAGA治療薬のミノキシジルとの併用が可能です。ザガーロとミノキシジルは異なるメカニズムでAGAによる脱毛に働きかけ、併用すると抜け毛抑制と発毛促進を図れます。
ミノキシジルはAGA治療に用いられ、作用機序は完全には解明されていないものの頭皮の血行促進やヘアサイクルの成長期の延長によって、発毛を促進する効果が期待される薬です。ミノキシジルには外用薬と内服薬があり、外用薬は日本では第1類医薬品として市販されています。内服薬は2026年3月時点では日本国内で未承認の薬で、あくまで専門医の管理下のもと行われる適応外使用である点に留意が必要です。
ミノキシジルについて詳しく知りたい方は、「ミノキシジルとは?主な効果や副作用、併用できるAGA治療薬を解説」もご一読ください。
生活習慣の乱れは直接的にAGAを引き起こすわけではありませんが、AGAによる脱毛の進行に間接的に影響を与える可能性があります。そのため、睡眠や食事などの生活習慣を見直し、頭皮や髪にとって良い環境を整えることが大切です。
| 改善すべき生活習慣 | 脱毛対策に与える影響 |
|---|---|
| 睡眠の質を高める | 成長ホルモンの分泌を促し、細胞の修復・再生が促進されることで間接的に頭皮の健康をサポートする |
| 栄養バランスの取れた食事にする | 亜鉛やビタミンB群、良質なタンパク質などの栄養素は、健康な頭皮と髪の毛の維持に必要である |
| 適度に運動する | 運動によって血行が促進されると、頭皮への酸素・栄養供給が促される |
| ストレスを管理する | 過度なストレス状態が続くと自律神経のバランスが乱れ、血管が収縮して血流が悪くなる可能性があるため、リラクゼーションや趣味の時間を持つことでストレスを管理する |
髪に必要な栄養素である亜鉛を取れる食べ物として、牡蠣や豚レバーなどが挙げられるでしょう。また、ビタミンB群は卵やほうれん草などに含まれます。
そのほかの栄養素について詳しく知りたい方は、「ビタミンの髪の毛への効果は?薄毛対策で摂取するべき栄養素について解説」をご一読ください。
健康な頭皮環境を保つためには、シャンプーやドライヤーなどの日常的なヘアケアを正しく行うことも大切です。正しいヘアケアの方法を以下にまとめました。
| 日常的に行うヘアケア | 正しいヘアケアのポイント |
|---|---|
| シャンプーの選び方 | 頭皮への刺激が少ないアミノ酸系洗浄成分や、頭皮ケア成分を配合したシャンプーを選ぶ |
| シャンプーのやり方 | 指の腹を使い、優しくもみ洗いする(爪を立てない) |
| ドライヤーのやり方 | 髪から15cm以上離し、常に動かしながら使用して一ヶ所に熱風を当て続けないようにする |
| 紫外線対策 | 紫外線や乾燥から頭皮を保護するため、帽子の着用や、頭皮用の保湿剤を利用する |
誤ったヘアケアは、頭皮の乾燥や髪のキューティクルの損傷を招く可能性があります。たとえば、洗浄力の強い合成界面活性剤を含むシャンプーは、汚れをしっかり落とせる反面、頭皮に必要な皮脂まで洗い流してしまうことがあるでしょう。
また、ドライヤーやヘアアイロンによる過度な熱ダメージも、頭皮や髪を痛める原因の一つです。スタイリング前に熱保護スプレーを使うなど、熱によるダメージを軽減しましょう。
正しいシャンプーのやり方については、「シャンプーが禿げる原因に?AGA・薄毛対策になる正しいシャンプー方法」もあわせてご覧ください。
AGA治療薬には、ザガーロのほかプロペシアやミノキシジル(外用薬・内服薬)などがあります。この項では、ザガーロとその他のAGA治療薬を比較したので、それぞれの特徴を理解するための参考にしてみてください。
ここでは、ザガーロ(デュタステリド)とプロペシア(フィナステリド)の違いについて、それぞれの添付文書をもとにまとめました。
| 比較項目 | ザガーロ | プロペシア |
|---|---|---|
| 有効成分 | デュタステリド | フィナステリド |
| 阻害範囲 | 5αリダクターゼI型・II型 | 5αリダクターゼII型 |
| 作用範囲 | 生え際・頭頂部、および側頭部・後頭部 | 生え際・頭頂部 |
| AGA治療薬としての国内承認 | 承認あり | 承認あり |
参考:独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)「5α還元酵素1型/2型阻害薬 男性型脱毛症治療薬 デュタステリドカプセル」、「5α-還元酵素II型阻害薬 ◎男性型脱毛症用薬◎ フィナステリド錠」
前述のとおり、デュタステリドもフィナステリドも5αリダクターゼを阻害しテストステロンがDHTに変換されるのを防ぐことで、薄毛の進行を抑制します。ザガーロが5αリダクターゼI型とII型を阻害するのに対し、プロペシアはII型のみを阻害するため作用範囲が異なるのが特徴です。
どちらの治療薬が適しているかは、AGAの進行状況などに応じて異なるため、医師による判断が必要です。
参考:独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)「デュタステリド」「フィナステリド」
ザガーロが薄毛の進行を抑制する薬であるのに対し、ミノキシジルは発毛の促進を促す薬です。ザガーロとミノキシジルの主な違いは以下のとおりです。
| 比較項目 | ザガーロ | ミノキシジル | ミノキシジル |
|---|---|---|---|
| 期待される効果 | 薄毛の進行抑制 | 発毛促進(主に塗布した部分) | 発毛促進 |
| 服用方法 | 1日1回、経口 | 1日2回、頭皮に直接塗布 | 1日1回、経口 |
| 起こりうる副作用 | 性機能障害 | 適用部位そう痒感、適用部位発疹、頭部粧糠疹 | 眩暈や動悸、多毛症 |
| AGA治療薬としての国内承認 | 承認あり | 承認あり | 承認なし |
| 入手方法 | 医療機関で処方 | ドラッグストアなどで購入可能 | 医療機関で処方(医師の管理下) |
参考:独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)「5α還元酵素1型/2型阻害薬男性型脱毛症治療薬 デュタステリドカプセル」、厚生労働省「再審査報告書」
ミノキシジルの場合、内服薬も外用薬も発毛を促進する効果が期待されますが、効果の差については明確な結論が得られていません。
参考:独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)「デュタステリド」
厚生労働省「薬事・食品衛生審議会 医薬品等安全対策部会 資料」
ザガーロは女性や小児は服用できず、特に妊娠中または妊娠の可能性がある女性は取扱いに注意が必要です。また、ザガーロの個人輸入は品質などの安全面でリスクがあるため避けましょう。この項では、ザガーロを安全に使用するための注意点を解説します。
ザガーロは女性や小児への投与は禁忌とされています。ザガーロは男性のみの適応であり、さらに20歳未満での安全性及び有効性は確立されていません。
また、ザガーロの有効成分デュタステリドは、男性胎児の生殖器の発達に影響を及ぼす可能性が示唆されているため、パートナーが妊娠中または妊娠の可能性がある場合は、薬剤に触れないように注意が必要です。デュタステリドは経皮吸収されるため、万が一薬剤に触れてしまった場合はすぐに石鹸と水で洗い流し、念のため医師に相談しましょう。
ザガーロを服用している方は、服用期間中および服用中止後6ヶ月間は献血ができません。これは、血液を通じてデュタステリドが妊婦に輸血される可能性を避けるためです。ザガーロの服用を中止した状態でも、薬が体内から十分に消失するまで待つ必要があります。
独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)「5α還元酵素1型/2型阻害薬男性型脱毛症治療薬 デュタステリドカプセル」によると、デュタステリドはPSA値を減少させる効果があるため、前立腺がんの検査を受ける際は、ザガーロの服用を必ず医師に申告してください。
PSA値は前立腺癌のスクリーニングにおける重要な指標です。そのため、ザガーロを服用していることを伝えずに検査を行うと、正確な診断が難しくなる可能性があります。
参考:独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)「デュタステリド」
ザガーロの効果は継続服用している間のみ持続します。服用を中止するとデュタステリドによって抑えられていたDHTの生成が徐々に元の状態へ戻り、それに伴ってAGAが再び進行する可能性があります。
ザガーロはAGAを根本的に治すのではなく、進行を抑える薬です。長期的な効果を維持するには、継続的な服用が必要なことを理解しておきましょう。
なお、「どの程度の状態をいつまで保ちたいのか」といった自分なりのゴールを決めておくことも選択肢の一つです。たとえば、「40代までは髪の量をキープしたい」「大事なライフイベントまでは治療を続けたい」といったように、あらかじめ目標を明確にしておくことで、治療を続ける期間や中止のタイミングを判断しやすくなります。
ザガーロを個人輸入で入手する方法もありますが、これには以下のようなリスクが伴います。厚生労働省の「医薬品等を海外から購入しようとされる方へ」で注意喚起されている個人輸入の主なリスクは以下のとおりです。
また、個人輸入で入手した医薬品によって重大な健康被害が生じた場合、公的な救済制度である「医薬品副作用被害救済制度」の対象外となります。安全に治療を行うために、ザガーロは医師の診察を受けたうえで、医療機関から処方を受けるようにしましょう。
参考:厚生労働省「医薬品・医療機器」
AGA治療を始める際、通院が難しい方にはオンライン診療という選択肢もあります。オンライン診療の主なメリットは以下のとおりです。
オンライン診療ではビデオ通話を用いて医師が状態を確認し、治療方針を提案します。効果や副作用もオンラインで確認できるため、安心して治療を行えるでしょう。
ザガーロは、5αリダクターゼI型・II型の両方を阻害してDHTの生成を抑制するAGA治療薬です。生え際・頭頂部だけでなく側頭部・後頭部にも作用し、薄毛の進行抑制が期待できます。また、発毛を促進するミノキシジルと併用すると、ザガーロとは異なるアプローチでAGA治療を行えるでしょう。
なお、ザガーロは服用を中止するとAGAが再び進行する可能性があるため、継続的な治療が大切です。安全に治療を行うためには個人輸入ではなく、医師の診察・処方を受けることをおすすめします。通院が難しい方は、自分の好きな場所で診察を受けられるオンライン診療も検討してみてください。