更新日:2026年02月05日
AGA治療薬について調べている方の中には、「ザガーロの効果を知りたい」「プロペシアとの違いは?」と気になる方もいるかもしれません。ザガーロは作用範囲が広いため、プロペシアより高い効果を期待できるAGA治療薬です。
本記事では、ザガーロの効果や作用機序、副作用について解説します。プロペシアとの違いも紹介しているので、AGA治療を考えている方や治療薬の変更を検討している方は、参考としてぜひご覧ください。
ザガーロとは、AGA治療薬の一つです。有効成分のデュタステリドがAGAの原因に直接働きかけることでヘアサイクルを正常化させ、発毛促進や脱毛予防の効果を発揮します。ジェネリック医薬品の場合は、「デュタステリドカプセル」や「デュタステリド錠」という名称で販売されています。
以下で基本情報を紹介するので、ザガーロの服用を検討している方は参考としてご覧ください。
ザガーロの有効成分であるデュタステリドは、もともと「アボルブ」の名称で前立腺肥大症の治療薬として使われていました。その後AGAへの効果が認められたため、日本では2015年9月にAGA治療薬としての承認を受け、2016年6月から販売を開始しています。
ザガーロはAGA治療薬「プロペシア」と比べて高い効果が期待できることから、現在の治療効果に満足できていない方や、より効果を求める方にとって選択肢の一つとなります。
アボルブについて詳しく知りたい方は、「アボルブカプセルはAGA治療薬として服用できる?ザガーロとの違いも解説」も参考にしてみてください。
ザガーロ(デュタステリド)のAGAに対する作用は、薄毛の主な原因物質であるDHT(ジヒドロテストステロン)の生成を抑制することにあります。DHTは男性ホルモンの一種であるテストステロンが、5αリダクターゼと結合して変換されることで産生されます。DHTが毛根にある受容体に結合すると、ヘアサイクルを乱して成長期の期間を短縮させるため、結果として髪を細く抜けやすくしてしまうのです。
ザガーロはDHTへの変換を担う5αリダクターゼの働きを阻害することで、DHTの生成を抑え込みます。ザガーロには5αリダクターゼのl型とll型を阻害できる特徴があり、両方に作用することで効果的にDHTの生成を抑制できます。この働きにより毛髪のヘアサイクルが正常化し、太く健康な髪の毛が育ちやすくなるのです。
「ザガーロを飲み始めたけれど、効果はいつから出るのだろう」「本当に髪の毛は生えてくるのか」といった疑問をお持ちの方もいるかもしれません。ここでは、ザガーロの効果が現れる時期や変化について詳しく解説します。
AGA治療薬であるザガーロは、飲み始めてすぐに髪が生えてくるというものではなく、時間をかけて効果が現れる治療薬です。髪の毛にはヘアサイクルがあり、AGA治療薬はこのサイクルの乱れを整えるために作用します。
公益社団法人日本毛髪科学協会の「髪の寿命(ヘアサイクル)」によると、髪の毛が成長して抜け落ちるまでの期間は男性が3~5年、女性は4~6年です。そのため、新しい健康な髪の毛が生えて目に見えるほど成長するには時間がかかると分かります。
ザガーロの服用後、抜け毛の減少や髪のハリ・コシといった変化を感じ始める目安は約6ヶ月とされていて、明確な発毛効果を実感するには1年程度の継続的な服用が必要です。効果の現れ方には個人差があるため、焦らず医師と相談しながら治療を続けましょう。
参考:公益社団法人日本毛髪科学協会「毛髪と頭皮を知る」
ザガーロの服用を開始してから1~3ヶ月ほどの間に、一時的に抜け毛が増える現象が見られることがあります。これは初期脱毛と呼ばれ、薬が効き始めている一つのサインと考えられています。
初期脱毛が起こるメカニズムは、ザガーロが乱れたヘアサイクルを正常に戻そうとする過程で、新しい健康な髪が古い髪を押し出すことです。
なお、初期脱毛には個人差があり、全く経験しない方もいれば、脱毛の期間が長く続く方もいます。ただし、初期脱毛があまりにも長く続く、抜け毛の量が極端に多いといった場合は、医師に相談することをおすすめします。
AGA治療薬として知られるザガーロとプロペシアには、いくつかの違いがあります。これから薄毛治療を始めようと考えている方や、すでにプロペシアを使用していて効果に満足できていない方にとって、それぞれの違いを理解することは最適な選択をするうえで役立つでしょう。
以下で、ザガーロとプロペシアの主な違いを解説します。
ザガーロとプロペシアの主な違いは、AGAの原因物質であるDHTを生成する酵素への作用範囲にあります。テストステロンをDHTに変換する5αリダクターゼには、I型とII型の2種類が存在します。

この記事の監修:
慶應義塾大学医学部卒業。日本形成外科学会認定専門医。 医師免許取得後、外資系経営コンサルティング企業のヘルスケア・IT領域にて従事。 慶應義塾大学医学部助教を経て、美容医療を主としたJSKINクリニック、及びオンライン診療サービス「レバクリ」監修。
<所属学会> 日本形成外科学会 日本美容外科学会(JSAPS)
プロペシアの有効成分フィナステリドは、主にII型の5αリダクターゼに作用してDHT生成を抑制するのに対し、ザガーロの有効成分デュタステリドは、I型とII型の両方の働きを阻害することが可能です。5αリダクターゼへの作用範囲の違いにより、ザガーロはプロペシアと比較してより高い効果が期待できるとされています。
ただし、作用が強いということは、それだけ副作用のリスクも考慮する必要があるといえます。
ザガーロとプロペシアのどちらも、AGAの進行を抑制する作用がありますが、治療目的には違いがあります。
プロペシアは比較的穏やかな作用で薄毛の進行を食い止めることが主な目的です。初めてAGA治療を行う方や、軽度の薄毛進行を防ぎたい方に適しているでしょう。
一方、ザガーロは広範な作用機序から、薄毛の進行抑制だけでなく発毛効果も期待できます。プロペシアで効果が不十分だった場合、次のステップとしてより高い効果を期待できるザガーロへの切り替えを検討することがあるでしょう。
AGA治療の目的を明確にし、自分の状態や希望する結果に基づいて治療薬を選択することが、AGA治療の満足度を高めることにつながります。ザガーロとプロペシアはどちらも継続使用が基本となるため、長期的に続けられる治療法を選ぶことが大切です。
髪の毛には成長サイクルがあるため、AGA治療薬の効果を実感するまでには時間を要します。
プロペシアの場合、抜け毛の減少などの効果を感じ始める目安は、約6ヶ月程度が一般的です。一方、ザガーロは5αリダクターゼのI型とII型両方の働きを阻害するため、より早期に効果を実感できる可能性があります。
ただし、効果が現れ始めるタイミングには個人差があり、紹介している期間はあくまで一般的な目安です。また、ザガーロとプロペシアのどちらも効果が現れるまでには時間がかかるため、短期間で効果が見られないからといって中断したり用量を変えたりするのは避け、継続して服用しましょう。
プロペシアの効果について詳しくは、「プロペシアの効果とは?効き目が出るまでの期間や副作用を解説」も参考にしてみてください。
ザガーロはAGA治療薬として効果が期待できる薬剤ですが、服用の仕方や生活習慣によっては期待通りの効果が得られない場合があります。
ザガーロの効果を最大限に引き出すために、以下で原因と対策を確認しましょう。
ザガーロを服用しているにもかかわらず効果を実感できない理由の一つに、医師から指示された用法用量を守っていないケースが挙げられます。AGA治療薬は、血液中の有効成分の濃度を一定に保つことで継続的にDHTの生成を抑制し、ヘアサイクルを正常に導きます。
たとえば、「飲み忘れた日がある」「自己判断でザガーロの量を減らしている」といった服用の中断やムラがあると、ザガーロの血中濃度が不安定になるため薬の作用が十分に発揮されません。
医師が定めた用量・服用間隔は、薬の有効性を最大化するために設定されているものです。ザガーロの効果を得るためには医師の指示に従い、用法・用量を守って服用しましょう。
ザガーロの服用だけでなく、健全な生活習慣を送ることも、髪の健康とAGA治療の最大化に欠かせない要素です。AGA治療のためにザガーロを服用していても、生活習慣が乱れていると十分な効果が得られない可能性があります。以下の表では、生活習慣の乱れと髪への影響、改善方法をまとめました。
| 乱れた生活習慣の例 | 髪への影響 | 改善方法 |
|---|---|---|
| 慢性的な睡眠不足や質の低い睡眠 | 髪の成長サイクルの乱れやストレスホルモン増加 | 睡眠時間を7〜8時間を確保し、質の高い睡眠を目指す |
| 栄養バランスが偏った食事 | 髪の成長に必要な栄養素不足 | タンパク質やビタミン、ミネラルなど、栄養をバランス良く摂取する |
| 過度のストレス | 血行不良やホルモンバランスの乱れ | 適度な運動やストレス管理法を実践する |
| 喫煙・過度の飲酒 | 血行不良や毛根への栄養供給低下 | 禁煙や適量の飲酒を心掛ける |
| 頭皮環境の悪化 | 毛穴詰まりや炎症による発毛阻害 | 頭皮に優しいシャンプーを使用し、頭皮ケアを行う |
ザガーロの効果を最大限に引き出すためには、バランスの取れた食事や質の高い睡眠、適度な運動などを心掛けましょう。
ザガーロの効果が現れる前に自己判断で服用を中止してしまうことも、効果を得られない理由の一つです。期待していた効果が現れないからと自己判断でザガーロの服用をやめてしまうと、治療効果を得る機会を逃してしまいます。
「ザガーロ服用後は薬の作用によって初期脱毛が起こる可能性がある」「効果を実感できるまでには約6ヶ月~1年程度かかる」ことを念頭に置き、根気強く服用を継続しましょう。副作用の不安や初期脱毛については自己判断せず医師に相談し、定められた期間は治療を継続することが、AGAの治療成功につながります。
デュタステリドの効果について詳しく知りたい方は、「デュタステリドが効かないのはなぜ?考えられる7つの原因と対処法を解説」も参考にしてみてください。
ザガーロを服用する際は効果だけでなく、起こりうるリスクについても正しく理解したうえで服用を検討することが大切です。ここでは、ザガーロを服用する際の主な注意点を解説します。
ザガーロはAGA治療薬として効果が期待されている一方で、すべての医薬品と同様に副作用のリスクもあります。ここでは、KEGG MEDICUSの「医療用医薬品 : ザガーロ」を参考に、ザガーロの副作用をまとめているので、どのような種類があるのか確認してみてください。
参考:KEGG MEDICUS「医療用医薬品 : ザガーロ」
ザガーロの副作用として、性機能に関する症状が挙げられます。具体的には、勃起不全やリビドー減退(性欲の低下)、射精障害などです。これらの副作用は、ザガーロが男性ホルモンの一部の働きを抑制することで起こると考えられています。
また、副作用はすべての人に現れるわけではなく、年齢や体質によって個人差があります。ザガーロの服用後、性機能に関する症状が現れた場合は、自己判断で服用を中止せず医師に相談しましょう。
ザガーロは肝臓で代謝されるため、ASTやALTといった肝臓の細胞中に含まれる酵素の数値が上昇し、まれに肝機能障害を引き起こす可能性があります。ザガーロの服用開始後に倦怠感や食欲不振、黄疸などの症状が現れた場合は、速やかに医療機関を受診しましょう。
重度の肝機能障害のある方は、ザガーロの服用が禁忌とされています。また、日常的に飲酒量が多い方は肝臓に負担がかかりやすい状態にあるため、ザガーロの服用前にその旨を医師に申告しましょう。
定期的な血液検査で肝機能の状態を確認しながら治療を進めることで、異常があった場合も早期に発見しやすくなります。
ザガーロの服用によって「気分が落ち込む」「やる気が出ない」といった抑うつの症状や、不安感などの副作用が起こる可能性があります。精神症状の発症は1%未満でまれな副作用とされているものの、ザガーロの服用開始後に気分の変化や持続的な落ち込みを感じた場合は、軽視せずに速やかに医師へ相談しましょう。
AGA治療を安心して継続するには、身体的な健康だけでなく心の健康も欠かせません。不安な点があれば一人で抱え込まず、医師に共有してアドバイスやサポートを受けましょう。
性機能不全や肝機能障害のほかにも、ザガーロの服用によって起こり得る副作用はいくつか存在します。その他の副作用として、以下の表にまとめました。
| 性機能不全や肝機能障がい以外の副作用の種類 | 主な症状 |
|---|---|
| アレルギー反応 | 発疹やかゆみ、呼吸困難 |
| 乳房関連 | 乳房の痛みや腫れ、不快感 |
| 消化器系 | 腹部不快感や下痢 |
| めまい | 立ちくらみやふらつき |
上記のような副作用はすべての人に現れるわけではありませんが、服用中に症状や異変に気づいた場合は医師に相談し、指示を仰ぎましょう。特にアレルギー症状は重篤化する可能性もあるため、発疹などが急激に広がる場合は注意が必要です。
ザガーロの副作用については、「ザガーロがやばいといわれる理由は?効果と副作用を解説します」でも解説しています。
前述のとおり、ザガーロの有効成分であるデュタステリドは肝臓で代謝されるため、重度の肝機能障害がある方は服用が禁忌とされています。肝臓の機能が著しく低下していると、薬の代謝・排泄が適切に行われず、体内に薬の成分が過剰に蓄積して、副作用のリスクや肝臓への負担がさらに高まる危険性があるためです。肝機能障害の既往歴がある方は、必ず医師に申告しましょう。
過去に肝機能障がいになったことはないものの、ザガーロ服用後に黄疸などの症状が現れた場合は、速やかに医療機関を受診することをおすすめします。
ザガーロは成人男性のAGA治療専用の医薬品であり、女性や子どもの服用は禁じられています。特に妊娠中の女性が服用したり、皮膚からザガーロの成分が吸収されたりした場合、男性胎児の生殖器の発育に悪影響を及ぼす可能性があります。
そのため、ザガーロの取り扱いには細心の注意が必要です。割れたり欠けたりした錠剤には触れないようにし、万が一妊婦や妊娠の可能性がある女性がザガーロに接触した場合は、すぐに石鹸と水で十分に手を洗い、医師に相談しましょう。
ザガーロの保管場所は、女性や子どもが誤って触れることのないよう、適切な場所に保管することが重要です。特に小さな子どもがいる家庭では、管理に細心の注意を払いましょう。
ザガーロを服用中および最終服用日から6ヶ月間は献血ができません。服用を中止しても、しばらくの間はザガーロの成分が体内に留まることから、献血による輸血を通じて妊婦や妊娠の可能性がある女性に影響を与えるリスクを避けるために制限が設けられています。定期的に献血をされている方は、この点を考慮したうえでザガーロの服用を検討する必要があるでしょう。
なお、この制限は献血に限ったものであり、一般的な血液検査や健康診断に影響するものではありません。
ザガーロの成分であるデュタステリドは、前立腺がんの腫瘍マーカーとして用いられるPSAの値を低下させる作用があります。この作用によって前立腺がんがあるのに数値が低くなり、早期発見が遅れる可能性があります。
前立腺がんの検査を受ける際には、必ず医師にザガーロを服用していることを申告しましょう。申告があった場合、医師は検査結果を評価する際に本来のPSA値の2倍の値を目安として評価するなど、適切な判断を行えます。
特に50歳以上の男性は、定期的な前立腺がん検診が推奨されています。ザガーロの服用を検討する場合は、前立腺がん検診のスケジュールについて、医師と十分に相談することが大切です。
ザガーロを服用する際は、ほかの医薬品との飲み合わせに注意が必要です。ザガーロは酵素であるCYP3A4によって代謝されます。そのため、CYP3A4の働きを強めたり弱めたりする薬と併用すると、相互作用によってザガーロの血中濃度が過度に高まる、または低くなり過ぎることがあります。
特に、免疫抑制剤や特定の抗真菌薬などのCYP3A4阻害剤を服用している場合は注意しましょう。現在服用しているすべての薬を、必ず医師や薬剤師に伝えることが大切です。なお、処方薬だけでなく、市販薬についても伝えるようにしましょう。
AGA治療は保険適用外の自由診療となるため、ザガーロの費用はクリニックによって異なります。先発医薬品であるザガーロの場合、一ヶ月あたりの費用は5,000~1万円前後が目安です。ジェネリック医薬品の場合は、一ヶ月あたり5,000~7,000円前後が目安となっており、ザガーロより費用を抑えられるでしょう。
ザガーロは薬代のほかに、初診料や再診料、定期的な血液検査などの診察費用がかかる場合もあります。AGA治療やザガーロへの薬剤変更を検討している方は、一般的な目安を参考にしつつ、治療を始める前に総額の費用についてクリニックに確認しておくと安心です。
AGA治療は長期的な治療となるため、無理なく継続できる費用であるかを見極めることが重要です。
AGA治療は長期間の継続が必要なため、「費用はできるだけ軽減したい」と考える方も少なくありません。ここでは、ザガーロを安く入手するための方法を紹介します。
費用を抑えてAGA治療をしたいと考える方は、先発医薬品のザガーロではなく、ジェネリック医薬品の使用を検討してみましょう。ザガーロの有効成分であるデュタステリドを含有するジェネリック医薬品は、先発医薬品と同じ有効成分・効果でありながら、先発医薬品の特許期間が満了したことにより費用が抑えられます。
添加物が異なる場合はあるものの、先発医薬品と同等の有効性と安全性が確認されているため、費用の負担を軽減したい場合に適した選択肢といえるでしょう。ただし、すべてのクリニックでジェネリック医薬品を取り扱っているわけではないので、希望する場合は診察を受ける際にザガーロのジェネリックを希望する旨を医師に相談しましょう。
AGA治療にかかる費用を抑える方法の一つとして、診察料や再診料が無料のオンライン診療の活用が挙げられます。AGA治療は薬代だけでなく、定期的な通院にかかる診察料や交通費も積み重なると負担になります。一部のクリニックでは薬の費用のみで治療を受けられるプランを提供しているため、診察料・再診料が無料のクリニックを選ぶことで全体のコストを抑えることが可能です。
オンライン診療は初診も含めてスマートフォンやパソコンから簡単に受診できるので、忙しい方や遠方に住んでいる方にとって便利な方法といえます。AGA治療薬は自宅や指定先に郵送されるため、人目を気にせず治療を続けられるでしょう。
オンライン診療については、「AGAのオンライン診療のメリット・デメリットは?選び方も解説」も参考にしてみてください。
通販サイトや個人輸入によってザガーロを購入すると偽薬を入手してしまうリスクがあるので、安全にAGA治療を始めたい場合は医師に治療薬を処方してもらいましょう。厚生労働省の「医薬品等を海外から購入しようとされる方へ」では、個人輸入は健康被害などの危険性があると注意喚起しています。
偽薬には「有効成分が含まれていない」「健康被害を及ぼす不純物が混入している」といった恐れがあるだけでなく、万が一の場合に医薬品副作用被害救済制度を利用できません。
独立行政法人医薬品医療機器総合機構の「制度の概要」によると、医薬品副作用被害救済制度とは、医薬品を正しく使用して重篤な副作用が生じた場合に医療費や年金などの給付を行う制度です。個人輸入による偽薬で健康被害が生じた場合、医薬品副作用被害救済制度は利用できないため注意しましょう。
参考:厚生労働省「医薬品・医療機器」
独立行政法人医薬品医療機器総合機構「医薬品副作用被害救済制度」
ここでは、ザガーロやその効果についてよくある疑問に対し、Q&A形式で回答していきます。ザガーロの服用を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
ザガーロの効果を実感できるまでの期間には個人差がありますが、一般的に抜け毛の減少や髪質の変化などの変化を感じ始める目安は、服用開始から約6ヶ月とされています。乱れたヘアサイクルを正常に戻し、髪の毛が太く長く育つようになるまでには一定の時間が必要であるためです。
明確な効果を実感するにはさらに時間を要することが多く、1年程度の継続的な服用が推奨されます。服用開始後1〜3ヶ月頃に一時的に抜け毛が増える初期脱毛が見られる場合もありますが、ザガーロが効き始めているサインといえるため、服用を中止せず治療を継続することが大切です。
ザガーロカプセルには0.1mgと0.5mgの2種類の規格があり、デュタステリドの含有量が異なります。どちらもAGA治療薬として承認された薬で、0.1mgより0.5mgの方が発毛効果は高いものの、副作用の発現率では大きな差はないとされています。
ザガーロの服用を検討していて0.1mgと0.5mgのどちらを選ぶか迷う場合は、自身の薄毛の進行度や体質、副作用への懸念、費用などを考慮して、医師と相談しながら決めると良いでしょう。
ザガーロとデュタステリドの効果に変わりはありません。ザガーロはグラクソ・スミスクライン社が開発したAGA治療薬の商品名であり、デュタステリドはその有効成分の一般名です。
デュタステリドは、AGAの原因物質であるDHTの生成に関わる5αリダクターゼのI型とII型の両方を阻害し、ヘアサイクルを整える作用を持ちます。ザガーロのジェネリック医薬品は、「デュタステリドカプセル」「デュタステリド錠」などの名称で販売されており、これらは先発医薬品であるザガーロと同じ有効成分を含み、同等の効果と安全性が確認されています。
AGA治療にかかる費用を抑えたい場合は、ジェネリック医薬品を服用するのも選択肢の一つです。
ザガーロは5αリダクターゼのI型とII型の両方を阻害するAGA治療薬で、脱毛の原因であるDHTの生成を効果的に抑制します。ザガーロの効果が実感できるまでには約6ヶ月~1年程度の継続服用が必要です。服用後に初期脱毛が現れる場合もありますが、薬が効き始めているサインと考えられます。
プロペシアと比較してザガーロは作用範囲が広く、より高い効果が期待できるため、現在の治療に満足できていない方にとって選択肢の一つとなるでしょう。ただし、高い効果を期待できる分、副作用のリスクも考慮する必要があります。
ザガーロの費用を抑えたい場合、ジェネリック医薬品やオンライン診療の活用がおすすめです。AGA治療は長期的な取り組みが必要であるため、無理のない範囲で継続できる治療薬や治療法を選択しましょう。