更新日:2026年06月19日

AGA発症の主な原因は男性ホルモンのDHT(ジヒドロテストステロン)と遺伝です。AGAの根本的な原因にアプローチする方法としては、フィナステリド・デュタステリドといった治療薬による治療があります。
このページでは、男性ホルモンDHTがAGAを進行させる仕組みや遺伝との関係、間接的な要因についても解説します。
納得してAGA治療を始めるためのガイドとして、ぜひお役立てください。


この記事の監修
慶應義塾大学医学部卒業。日本形成外科学会認定専門医。 医師免許取得後、外資系経営コンサルティング企業のヘルスケア・IT領域にて従事。 慶應義塾大学医学部助教を経て、美容医療を主としたJSKINクリニック、及びオンライン診療サービス「レバクリ」監修。
<所属学会> 日本形成外科学会 日本美容外科学会(JSAPS)
AGAの主な原因は、男性ホルモンの一種である「DHT(ジヒドロテストステロン)」が毛根に作用し、髪の成長サイクル(ヘアサイクル)を乱すことです。

AGAを発症すると、本来なら2~6年ほどかけて太く長く育つはずの髪が、DHTの影響によって数ヶ月~1年程度で十分に成長しないまま抜けてしまいます。次第に細く短い毛が増え、地肌が透けて見えるようになります。

DHTは、頭皮に存在する酵素「5αリダクターゼ」と男性ホルモン「テストステロン」が結びつくと生成されます。生成されたDHTが毛根に作用することで、ヘアサイクルの成長期が短くなり、抜け毛が増えます。
AGAのもう一つの主な原因が遺伝です。薄毛の原因「DHT」の増えやすさ・毛根(アンドロゲンレセプター)への結びつきやすさが遺伝することで、AGAを発症してしまいます。


遺伝の要因があっても、適切な治療を早期に始めることで薄毛の進行を抑えられます。「遺伝だから諦めるしかない」と考える前に、まずは一度ご相談ください。
AGAの遺伝は父方からのみ受け継ぐと思われやすいですが、実際には父方・母方のどちらからも影響を受けます。 AGAに関連する遺伝子は複数存在し、それぞれが組み合わさってDHTの増えやすさ・毛根への結びつきやすさに影響するためです。そのため、父親や父方の親族の薄毛の傾向だけで発症の可能性を断定することはできません。
遺伝的素因があってもAGAを発症しない人もいます。AGAの発症には遺伝だけでなく、複数の要因が関与しているためです。 そのため、「父親が薄毛だから自分も必ず薄毛になる」という考え方は誤解です。
参考:National Library of Medicine「Androgenetic Alopecia: An Update on Pathogenesis and Pharmacological Treatment」
ストレス・睡眠不足・加齢・偏った食生活は、AGA発症の直接的な原因ではありませんが、髪や頭皮の健康に影響を与える可能性があります。

AGA治療を行いながら、健康な髪を育むための土台として日々の生活習慣を整えることが大切です。
強いストレスはホルモンバランスを乱し、AGAの原因物質である「DHT(ジヒドロテストステロン)」の悪影響を強めてしまう可能性があります。その結果として、ヘアサイクルが乱れ、薄毛の進行が早まる可能性があります。
睡眠中には髪の成長に必要な成長ホルモンが多く分泌されており、睡眠不足が続くと健康な髪が育ちづらくなる可能性があります。 厚生労働省「健康づくりのための睡眠ガイド2023」によると、成人の適正な睡眠時間はおよそ6〜8時間です。

就寝前の過ごし方にも気を配り質の高い睡眠をとることで、成長ホルモンの分泌を促して健康な髪の成長をサポートできます。
参考:厚生労働省「睡眠対策」
偏った食生活は、タンパク質や亜鉛、ビタミン類などの不足を招き髪や頭皮の健康に悪影響を与える可能性があります。

特にタンパク質は髪の主成分であるケラチンの原料となるため、慢性的に不足すると太く健康な髪が育ちづらくなる可能性があります。
加齢に伴って血管が老化すると、髪へ栄養が運ばれにくくなる可能性があります。
また、加齢によって代謝が低下し、頭皮が乾燥しやすくなると、頭皮トラブルを招いて抜け毛につながる恐れがあります。40代から薄毛を実感し始めるのは、加齢による血管の老化・代謝低下とAGAの進行が重なりやすいためです。
参考:東京大学「歳を取るとどうして白髪や薄毛になるの?→西村栄美|素朴な疑問vs東大」
AGAの主な原因は男性ホルモン「DHT」と遺伝であるため、AGA治療薬で薄毛の原因DHTの生成を抑えることが根本的な対策です。生活習慣の改善はAGA治療の土台を整えるサポートとして有効ですが、AGAの根本的な治療にはならない点に留意しましょう。
AGA治療薬のフィナステリド・デュタステリドの服用は、日本皮膚科学会のAGA診療ガイドラインで「行うよう強く勧める」とされる治療法です。フィナステリド・デュタステリドは5αリダクターゼを阻害してDHTの生成を抑制することが期待できます。

AGA治療薬には発毛をサポートするミノキシジルもあり、薄毛の進行度に合わせてフィナステリド・デュタステリドと併用することができます。
生活習慣の改善は、AGAの根本原因であるDHTを抑制するものではありませんが、髪や頭皮の健康を支えるための補助的な対策として有効です。睡眠・食事・ストレス管理を意識することで、頭皮への血流や栄養供給をサポートできます。

AGA治療薬による治療と並行して生活習慣の改善に取り組みましょう。
AGAの主な原因は男性ホルモンのDHTと遺伝です。DHTがヘアサイクルの成長期を短縮させ、髪が十分に育つ前に抜けることで薄毛が進行します。
遺伝はAGA発症の「確率」を高める要因であり、遺伝的素因があっても必ず発症するわけではありません。 ストレス・睡眠不足・加齢・偏った食生活はAGA発症の直接的な原因にはなりませんが、髪や頭皮の健康に影響を与える可能性があります。
「AGAは発症したら終わり」というわけではなく、フィナステリド・デュタステリドといったAGA治療薬の服用を早期に始めることで薄毛の進行抑制が期待できます。薄毛が気になり始めた段階で専門医に相談することが、将来の毛髪量を維持するうえで大切です。
母方の祖父が薄毛だと自分もAGAになりますか?
母方の祖父が薄毛の場合、AGAになりやすい遺伝的素因を持つ可能性はありますが、必ずAGAを発症するわけではありません。AGAに関連する遺伝子は複数あり、父方・母方どちらからも影響を受けます。遺伝的素因があってもAGA治療で進行を抑制できるため、気になる場合は早めに専門医に相談することをおすすめします。
ストレスだけが原因でAGAになることはありますか?
AGAの主な原因は男性ホルモンのDHTと遺伝で、ストレスだけが原因でAGAを発症することはありません。過度なストレスを抱えている場合、AGAとは別の疾患である休止期脱毛症や円形脱毛症などの発症のきっかけとなることがあります。
若いうちからAGAになる原因は何ですか?
20代などの若い年代でAGAを発症する場合、遺伝的に5αリダクターゼの活性度やDHTの感受性が高い可能性があります。若い年代での発症は進行が速い傾向があるため、早期に専門医に相談して治療を始めることが大切です。
AGAは自然に治ることはありますか?
AGAは進行性の疾患で、自然に治ることはありません。AGAは進行が進むほど治療効果が得られにくくなる可能性があります。「まだ治療を始めるほどではない」と先延ばしにせず、薄毛が気になり始めた段階で専門医に相談することが重要です。
AGAの原因を取り除けば薄毛は改善しますか?
DHTの生成を抑えるフィナステリド・デュタステリドの服用により、薄毛の改善を期待できます。ただし、遺伝的素因そのものを取り除くことは2026年5月時点では不可能です。AGA治療薬の服用をやめるとDHTの生成が再び活発になるため、AGA治療薬の継続的な服用が前提となります。
レバクリはレバレジーズ株式会社が運営しているオンライン診療のプラットフォームサービスです。実際の診療およびお薬の処方は、提携先医療機関の医師が行っています。
男性型脱毛症(AGA)の進行抑制を目的とした内服薬の服用です。通常、成人は1日1回1錠を毎日決まった時間に服用します。一部のプラン(発毛プラン等)では、ミノキシジルとの合剤(1錠に2つの成分が配合されたもの)として処方される場合があります。
効果が出始めるまで一般的に少なくとも3ヶ月〜6ヶ月以上の継続的な服用(毎日1回)が必要です。なお、しっかりと効果を実感いただくのには平均して4〜10ヶ月程度の期間がかかります。
自由診療(保険適用外)のため全額自己負担となります。お選びいただくプランや配送周期によって以下の通り費用が変動します。
月額962円〜3,850円(税込)[税抜875円〜3,500円]
月額1,452円〜6,600円(税込)[税抜1,320円〜6,000円]
月額3,445円〜6,050円(税込)[税抜3,132円〜5,500円]
月額4,698円〜8,250円(税込)[税抜4,271円〜7,500円]
定期配送(6ヶ月ごと/12ヶ月ごと/24ヶ月ごとプラン)の場合は1,100円(税込)[税抜1,000円]/回、それ以外のプランの場合は550円(税込)[税抜500円]/回が別途かかります。
主なリスクや副作用として、性欲減退(1.1%)やED(勃起機能不全、0.7%)、頻度不明の肝機能障害やうつ症状などが報告されています。既往歴や治療中の疾患、服用中のお薬がある場合、お薬を処方できない場合がございます。また、納品状況によっては代替薬(メーカー違い、剤形違い)をお届けする可能性がございます。
男性型脱毛症(AGA)の進行抑制および発毛促進を目的とした内服薬の服用です。通常、成人は1日1回1錠を毎日決まった時間に服用します。一部のプラン(発毛プランEX等)では、ミノキシジルとの合剤(1錠に2つの成分が配合されたもの)として処方される場合があります。
効果が出始めるまで一般的に少なくとも6ヶ月以上の継続的な服用(毎日1回)が必要です。なお、しっかりと効果を実感いただくのには平均して4〜10ヶ月程度の期間がかかります。
自由診療(保険適用外)のため全額自己負担となります。お選びいただくプランや配送周期によって以下の通り費用が変動します。
月額2,856円〜5,500円(税込)[税抜2,597円〜5,000円]
月額3,984円〜7,700円(税込)[税抜3,622円〜7,000円]
月額4,071円〜7,150円(税込)[税抜3,701円〜6,500円]
月額6,576円〜11,550円(税込)[税抜5,979円〜10,500円]
定期配送(6ヶ月ごと/12ヶ月ごと/24ヶ月ごとプラン)の場合は1,100円(税込)[税抜1,000円]/回、それ以外のプランの場合は550円(税込)[税抜500円]/回が別途かかります。
主なリスクや副作用として、性欲減退(8.3%)やED(勃起機能不全、10.8%)、頻度不明の肝機能への影響やうつ症状などが報告されています。既往歴や治療中の疾患、服用中のお薬がある場合、お薬を処方できない場合がございます。また、納品状況によっては代替薬(メーカー違い、剤形違い)をお届けする可能性がございます。
発毛を促進することを目的とした外用薬の頭皮への塗布、または内服薬の服用です。
医師の指示通り、1日1回規定の用量を毎日決まった時間に服用します(一部プランでは合剤として処方)。
1日2回、清潔な頭皮の薄毛が気になる部分へ直接塗布します。
効果が出始めるまで一般的に少なくとも3ヶ月〜6ヶ月以上の継続的な使用(毎日)が必要です。なお、しっかりと効果を実感いただくのには平均して4〜10ヶ月程度の期間がかかります。
本診療に用いる海外製フィナステリドは、国内未承認の医薬品です。
日本国内未承認医薬品・医療機器等は厚生局の正式なプロセスを経て、当院医師が輸入をしたものです。
個人輸入された医薬品等の使用によるリスクに関する情報は下記URLをご確認ください。
あやしいヤクブツ連絡ネット(一般社団法人 偽造医薬品等情報センター)
同一成分および同一効能・効果を持つ国内承認薬(フィナステリド錠等)が存在します。AGA治療薬として承認されている国内製フィナステリドの取り扱いもございます。なお、本診療に用いる海外製フィナステリドは、国内承認薬と成分量が異なっています。
本剤はアメリカのFDAにおいて承認されていますが、国内承認薬と異なり、重大なリスクが明らかになっていない可能性があります。米国FDA(1997年12月19日承認)等では、副作用として性機能障害(持続性を含む)、抑うつ、自殺念慮、肝機能障害、蕁麻疹、乳房の肥大・圧痛などが報告されています。
万が一、重大な健康被害が生じた場合でも、医薬品副作用被害救済制度の救済対象外となる場合があります。
本診療に用いる海外製デュタステリドは、国内未承認の医薬品です。
日本国内未承認医薬品・医療機器等は厚生局の正式なプロセスを経て、当院医師が輸入をしたものです。個人輸入された医薬品等の使用によるリスクに関する情報は下記URLをご確認ください。
あやしいヤクブツ連絡ネット(一般社団法人 偽造医薬品等情報センター)
同一成分および同一効能・効果を持つ国内承認薬(デュタステリドカプセル等)が存在します。AGA治療薬として承認されている国内製デュタステリドの取り扱いもございます。なお、本診療に用いる海外製デュタステリドには亜鉛が含まれており、国内承認薬と完全同一成分ではありません。
本剤はアメリカのFDAにおいて承認されていますが、国内承認薬と異なり、重大なリスクが明らかになっていない可能性があります。米国FDA(1997年12月19日承認)等では、副作用として性機能障害(持続性を含む)、抑うつ、自殺念慮、肝機能障害、蕁麻疹、乳房の肥大・圧痛などが報告されています。
万が一、重大な健康被害が生じた場合でも、医薬品副作用被害救済制度の救済対象外となる場合があります。
本診療に用いるミノキシジルは、国内では頭皮に塗布する医薬品として1%と5%のものが承認されています。内服薬としては未承認の医薬品です。
日本国内未承認医薬品・医療機器等は厚生局の正式なプロセスを経て、当院医師が輸入をしたものです。個人輸入された医薬品等の使用によるリスクに関する情報は下記URLをご確認ください。
あやしいヤクブツ連絡ネット(一般社団法人 偽造医薬品等情報センター)
同一成分(ミノキシジル)の外用薬は、発毛薬として国内で承認されています。同一成分・同一性能の内服薬で国内承認されているものはありません。
本剤はアメリカのFDAで高血圧治療薬として承認されていますが、AGA治療を目的とした使用は承認されていないため、重大なリスクが明らかになっていない可能性があります。米国FDA(1988年承認)等では、副作用として頭皮の痒み・炎症、多毛症、動悸、胸痛、めまい、むくみ、低血圧などが報告されています。
万が一、重大な健康被害が生じた場合でも、医薬品副作用被害救済制度の救済対象外となる場合があります。
男性型脱毛症(Male Androgenetic Alopecia).
パターン型脱毛症の分類:レビュー(Classifications of Patterned Hair Loss: A Review).
独立行政法人 医薬品医療機器総合機構(PMDA)「プロペシア錠 添付文書」
独立行政法人 医薬品医療機器総合機構(PMDA)「ザガーロカプセル 添付文書」
独立行政法人 医薬品医療機器総合機構(PMDA)「リアップX5 一般用医薬品・要指導医薬品 詳細表示」
自由診療(保険適用外)のため全額自己負担となります。お選びいただくプランによって以下の通り費用が変動します。
6,232円(税込)[税抜5,666円]
9,394円(税込)[税抜8,540円]
※内服薬を組み合わせた各種発毛プランの費用は、上記フィナステリド・デュタステリドの各「発毛プラン」の料金をご確認ください。
定期配送(6ヶ月ごと/12ヶ月ごと/24ヶ月ごとプラン)の場合は1,100円(税込)[税抜1,000円]/回、それ以外のプランの場合は550円(税込)[税抜500円]/回が別途かかります。
主なリスクや副作用として、外用薬では頭皮の痒み・炎症・かぶれ、内服薬では多毛症(15.1%)やむくみ(1.3〜10%)、頻度不明の心血管系障害(低血圧・動悸・胸痛・心不全など)が報告されています。既往歴や治療中の疾患、服用中のお薬がある場合、お薬を処方できない場合がございます。また、納品状況によっては代替薬(メーカー違い、剤形違い)をお届けする可能性がございます。